三井寺詞章その11 三井寺から眺める近江の月景色。時雨に違う風の音、淡く波立つ湖面。月に誘われて舟を漕ぐ渡し守。 第九回竜成の会　三井寺 tatsushige3.com/performance/ #竜成の会　#三井寺　#関蝉丸神社 pic.x.com/r2t6vqro2y

講堂の庭で月を眺めて古い詩を口ずさむ僧。三井寺の境内に入ろうとする狂女も近江の月景色を眺めて漢詩や古歌を思い出す。 第九回竜成の会　三井寺 tatsushige3.com/performance/ #竜成の会 #三井寺 #関蝉丸神社 #桂は生まる三五の夕 #李嶠 #三五中新月の色 #白楽天 #水の面に照る月なみを数ふれば #源順 pic.x.com/f5x7fsoktb

「さゞ波や志賀の都は荒れにしを昔ながらの山桜かな」と詠まれた長等の山も、今は秋。風の便りは花を散らす心配もない。ならば私に我が子の行方を知らせておくれ、と松風に言問う母は、やがて三井寺に着く。 第九回竜成の会　三井寺 tatsushige3.com/performance/ #竜成の会　#三井寺　#関蝉丸神社　#忠度 pic.x.com/w0oubovbjk

三井寺詞章その8 『春霞立つを見捨ててゆく雁は花なき里に住みやならへる』は春の歌。今日、都を出るならば『月見ぬ里に住みやならへる』とさぞや人が笑う事だろう。それでも母は我が子に逢わんと三井寺へ向かう。 第九回竜成の会　三井寺 tatsushige3.com/performance/ #竜成の会　#三井寺　#関蝉丸神社 pic.x.com/eucnktxnbr

物狂となった母も、ふとした拍子に正気に戻る。そうなると狂女の我が身が浅ましく思えてくる。しかし子を失った母が我が子の事を思う事は生き物としての道理だと思い切り、なおも母は三井寺に向かって進む。 第九回竜成の会　三井寺 tatsushige3.com/performance/ #竜成の会　#三井寺　#関蝉丸神社　#母 pic.x.com/okchi6zzla

三井寺詞章その6 母は亭主に教えられた今道峠（志賀の山越）を進む。我が子に逢おうとする強い思いが母を狂女にしてしまう。 第九回竜成の会　三井寺 tatsushige3.com/performance/ #竜成の会 #三井寺 #関蝉丸神社 #雪ならば #いくたび袖をはらわまし #花の吹雪の志賀の山越 #比叡山 #におの海 #琵琶湖 pic.x.com/066jzdynue

三井寺詞章その5 中秋の名月を待ち侘びる人々。年に一度の明月だから、曇らないかな、大丈夫かな、どんな綺麗な月だろうか、と期待と心配を胸に空を見上げている。 第九回竜成の会　三井寺 tatsushige3.com/performance/ #竜成の会　#三井寺　#関蝉丸神社　#中秋の名月　#知るも知らぬも　#年に一度 pic.twitter.com/WUvVkUoptJ

三井寺詞章その4 三井寺の住僧は幼い弟子を連れて講堂の庭に出て月見をする。今夜は八月十五夜。さぞ美しい月が見れる事だろう。 第九回竜成の会　三井寺 tatsushige3.com/performance/ #竜成の会　#三井寺　#関蝉丸神社　#八月十五夜　#中秋の名月　#講堂 pic.twitter.com/xAYoJIXh8t

母が世話になっている宿の亭主は、夢を占う人であった。近江の国、三井寺に行けば我が子に逢えるという夢の告げは間違いないものである、と亭主は言う。 母は喜び三井寺への道を尋ね、やがて出立する。 第九回竜成の会　三井寺 tatsushige3.com/performance/ #竜成の会　#三井寺　#関蝉丸神社　#あふみ pic.twitter.com/qlevABwK02

枯木にも花を咲かせる千手観音の誓いには、きっと若木のみどり子(千満)に逢わせて下さるでしょう、と頼みをかける。母はやがて眠りに落ち、千満に逢えると、確かに夢のお告げを聞いた。 第九回竜成の会　三井寺 tatsushige3.com/performance/ #竜成の会　#三井寺　#関蝉丸神社 #千手の誓い　#通夜　#霊夢 pic.twitter.com/tJXxIhtXOj

三井寺詞章その1 我が子と生き別れになった千満(せんみつ)の母は清水寺に参籠し、我が子に逢えるように一心に祈る。 第九回竜成の会　三井寺 tatsushige3.com/performance/ #竜成の会　#三井寺　#関蝉丸神社　#清水寺　#千手観音　#千満 pic.twitter.com/tHSD1nzGj9