小田雅久仁『禍』 #読了2024 pic.x.com/3zr3agvbqp

小田雅久仁『残月記』 2015年発刊の同著『本にだって雄と雌があります』当時かなり好きだと思ったんだけど、その後しばらく新刊出ず…と思っていたら3年前『残月記』が出ていたと昨年知って買った本。昨年また新刊『禍』を出していたようで先日本屋で発見、購入した。 #読了2024 pic.x.com/aoof5s3zyc

山尾悠子『初夏ものがたり』 山尾悠子の初期作品が酒井駒子の装画・挿絵で文庫版として復刻。個人的には幻想文学は不得手なんだけど、こちらはファンタジー感が比較的強く読みやすい。どの絵も作品も素敵。まさに初夏のクチナシやユリの匂いや葉擦れの音がゆるく漂ってくる中で読みたい1冊。 #読了2024 pic.x.com/m2hwpelehu

千種創一『詩集　イギ』 『砂丘律』『千夜曳獏』といった歌集を出してる人の詩集。祈りなのに生傷のあとを何度もなぞるみたい。海色の袋綴じみたいな装丁と指でなぞりたくなる触りごごちの言葉と紙だった。最近中東が登場する文章が少し続いてるかな。 #読了2024 (20) pic.twitter.com/oaJ12kRvjF