愛だの 恋だのくだらない 何度もそう吐き捨てては 何度もそのくだらない行為に 現を抜かす 「これが最後の恋」 それは何度目の最後？ 本当にくだらない ◇◆◇ 人生を謳歌しているようにも思える #詩書きさんと繋がりたい #詩 #アトリエ部 #artAbu #ａ部

｢あと99日｣ クリスマスまであと99日らしい。 きみと一緒に過ごしたいけどそんなこと言えないから ｢98日後空いてる？｣なんて聞いてみちゃった。 ｢空けるよ｣ってさ。 #アトリエ部 #詩 #詩書きさんと繋がりたい #創作詩 #恋詩 #物書きさんと繋がりたい #ポエム #歌詞 #創作歌詞

少し手を伸ばせば 触れ合う距離 だけど心は遠い 早くまた会いたいと 指折り数えたあの日々 距離は遠くとも 心は近かった どうしてだろう 涙が溢れてくるのは ◇◆◇ 近いのに遠い #詩書きさんと繋がりたい #詩 #アトリエ部 #artAbu #ａ部

お前が吐血した後の死の匂いを この先忘れることはない 無機質な機械音をこんなにも 愛しいと思う時間はもうない お前の命の波を緑の線で表して この眼球に転写しておきたい 冷えきった人差指がふいに 俺の袖を手繰り寄せる感触を 石膏を流し込んで象っておきたい #詩 #詩人の本懐 #アトリエ部

半身を無くしても 残りをふらっとさせながら 「意外と動ける」と笑っている。 そういうやつなんだ、 そういうやつなんだよ。 あるもので世界をつくる、 彼はそういうやつなんだ。 身体にくっついているうちは 「ある」とする彼 動かないことで 「ない」とする俺 #詩 #詩人の本懐 #アトリエ部

器用だな、お前は 片手でも、半身でも 「変わらず見せる」 わざがあるもんな 震える右肩にも 動かない左肩にも 気づかせないままで 痩せた身体をかばって 削られた体力も 気づかせないままで 何もなかったかのように 何かを付け足して補って 器用だなぁ、愛しい人 #詩 #詩人の本懐 #アトリエ部

大勢になれない たくさんのヒトリに、 「みんなでやろう」と言わないで 「ぼくと一緒にやろう」と言える 「みんなと仲良く」と言わないで 「ぼくは仲良くしたい」と言える そういうきみを 大勢よりも大きなヒトリ分で ぼくは愛している #詩人の本懐 #アトリエ部 #紅月詩

食欲の薄いお前の皿。 睡眠欲に嫌われたお前の微睡み。 性欲すら高潔なお前の淀み。 独占欲を知らないお前の初めて。 承認欲を持たないお前を褒めて、 愛の尽きないお前の、その器の底へ。 底の色を知りたいのではなく、 底の色になりたいぼく。 #アトリエ部展覧会　「憧」 #アトリエ部 #紅月詩