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当たると評判の人がいるからと、友人にすすめられ秋生は“占いストリート”という所にやって来た。占い師の鮎河は秋生の手を見て言った。 「尋ね人に会えると出ていますね。」 「当たってます。ずっと通勤の電車であなたを見ていました。」 秋生は鮎河の手を握った。 #一日一百合

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太鼓を鳴らし、ソボーン族が開拓民の村に押し寄せて来た。逃げ惑う人々の中、ヘイリーだけは立ちつくしている。 「何してんだ!また連れてかれるぞ!」 そう、連れてってほしいの。シラーヤの元へ。馬に跨り、ドクロの化粧を施したシラーヤがヘイリーを抱きあげた。 #一日一百合

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不思議なノート③ 友紀が落としたノートを美園が拾う。 「来て。」 言われるまま彼女の部屋に入った途端、何かの魔法にかかったように今度は友紀が美園にキスをした。 「反応してくれると思ってた。」 その言葉の意味も分からないまま、友紀は美園に落ちていく。 #一日一百合

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不思議なノート② 美園はノートに想いを込めると、わざと教室に置いてきた。友紀が私の想いに反応しますように。帰ってから何度も窓の外を見る。友紀がノートを手に歩いているのが見え、ドアの前に駆けていき中に招き入れる。今日は誰もいない。玄関でキスした。 #一日一百合

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不思議なノート① 美園が教室に忘れたノートを手に、友紀は歩いている。その足は初めて来た官舎の素っ気ない建物を迷わず進み、ある部屋の前で止まった。チャイムを押そうか迷っていると、ドアが開き美園が出てきた。 「入って。」 ここ、美園の家だったんだ。 #一日一百合

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足がまたそこに向かう。学芸員の月音はその絵の前に立つ。クールベの『眠り』は心をかき乱す。あの人と、こんな夜を過ごせたら……。 「まさかこの絵が日本で展示できるとはね。」 気が付くと、上司の楓が側にいた。妄想していた相手が現れて月音は真っ赤になった。 #一日一百合

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茶色のドカ盛り弁当を秋花はほおばっている。学年で一、二を争う美人のこんな姿を誰が知っているだろう?真実は彼女と取り替えた小さなサンドイッチをゆっくり食べる。 「真実、あーんして。」 秋花はお弁当のお礼に、最後の一個の唐揚げをいつも食べさせてくれた。 #一日一百合

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愛情はパパやママよりも自分の方が萌音に注いでいると思ってただけに、隠し事をされているのが留奈沙には辛く、バイトに行くフリして妹の部屋を覗く。折り紙でチェーンを作りながら萌音がママに言った。 「サプライズお誕生会、お姉ちゃん喜んでくれるかな?」 #一日一百合

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あかいしずく⑨ しいらが眠ったフリをしてると、純ちゃんがそっと抱きしめ背中を優しく撫でてくれる。もっと触って純ちゃん。けれどその手は止まり、寝息が聞こえ出す。しいらは純ちゃんの体に触れる。傷つかないよう、優しく優しく。目から赤い雫が一つこぼれた。 #一日一百合

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赤いしずく⑧ 「早く服着なよ。」 「イヤ。分かってるでしょ?純ちゃん。」 しいらはゆっくりと純ちゃんの服を脱がせてゆく。ランジェリー姿の純ちゃんを抱きしめ、ベッドに誘う。それ以上は何もしない約束。守らないと純ちゃんはここへ来なくなるから、仕方ない。 #一日一百合

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あかいしずく⑦ この赤い汗を塗り込む事こそ、しいらの美肌の秘密だった。でも誰がやっても良いワケではない。しいら自身もそうだか、下手な人がやると肌が簡単に傷ついてしまう。純ちゃんにしか出来ないのだ。赤い汗が全身に行き渡り、体は軽く肌は艷やかに輝く。 #一日一百合

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あかいしずく⑥ それ以来、しいらはカバが好きになった。純ちゃんの事も。 「じゃあ、始めようか。」 純ちゃんに言われ、しいらは服を脱ぎランジェリー姿になった。体から滲み出た赤い汗を純ちゃんが手でしいらに優しく塗り込んでいくと、色が消えて肌に馴染んだ。 #一日一百合

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あかいしずく⑤ 純ちゃんは動物園でカバの飼育員をしている。出会いは、しいらがうっかり外で汗をかいた時だった。大騒ぎする人の輪の中から連れ出し、自分のアパートに連れてきて着替えも貸してくれた。その時に教えてもらった。 「カバって赤い汗かくんですよ。」 #一日一百合

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あかいしずく④ 純ちゃんだ。しいらは玄関に飛んでいく。 「こらこら、何で白いTシャツなの?赤いのあげたでしょ。」「だって汗かいてるって分かんないと脱がしてくれないでしょ?」 純ちゃんは耳まで真っ赤にして言った。 「服くらい自分で脱いでちょうだい。」 #一日一百合

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あかいしずく③ マンションに戻ったしいらはメイクを落とし、Tシャツとショートパンツ姿になり窓を開ける。 「はーっ、さいこーっ。」 クーラーで冷えた体に温もりが戻り、汗がうっすらと滲んでくる。真っ赤な色をした汗が頬を伝う。玄関のチャイムが三回鳴った。 #一日一百合

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あかいしずく② しいらの肌の美しさは業界でも評判で、よく美肌のヒケツは?なんて聞かれる。前は答えに困っていたけれど今は 「汗をかく事ですかね。」 と答えてる。嘘ではない。 「はい、OK!」 ようやく仕事が終わった。タクシーに乗り、純ちゃんにLINEする。 #一日一百合

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あかいしずく① しいらはモデルをしてる。ここの所、仕事が忙しい。おかげで体が冷えてダル重い。早く帰ってエアコンのついてない部屋で汗をかきたい。しいらは人前で汗をかく事はできない。そういう仕事もNGだ。純ちゃんの前でないと。早く純ちゃんに会いたい。 #一日一百合

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舞い上がった火の粉に驚いた亜津希は秋緒に抱きついてしまった。 「薪が爆ぜただけよ。」 「は、はい。」 初心者だってバレバレだ。きっと呆れられてる……。 秋緒が背を向けたのは、赤くなっている顔を見られたくないからだという事を亜津希はまだ知らない。 #一日一百合

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怪盗ピンクブルーの予告状が自分宛に来てフローネは困惑した。ピンクブルーと言えば金持ち連中だけ狙い、貧しい者達の上に金貨の雨を降らせる女神様。屋根裏に住む奉公人の自分から何を盗るの?夜、宣言通り現れたピンクブルーは言った。 「君の唇、奪いに来た。」 #一日一百合

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才角が生えた子は人智を超えた力を得る代わりに、人の頃の記憶が失くなるのはマモリも知っていた。それでもカナノに一目会いたいと祀られてる社の前に行くと体が宙に浮き、カナノの前まで一気に飛んでいった。誰もマモリを社から追い出せず、今も一緒に暮らしてる。 #一日一百合

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バンジョーという楽器を見たのも生で音を聴いたのも初めてだった。何よりその女性の演奏する姿や弦を押さえる細い指に見とれていた。スカイツリーに行く約束だったので仕方なく立ち去ろうとすると 「どうぞ。」 と名刺をくれた。凛音は大切にスマホケースに入れた。 #一日一百合

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全力で打ったスマッシュはアウトになり、美羽の最後の試合は終わった。悔しさより気になる事があって体育館を飛び出す。そこには、伊都が一人で膝を抱えて泣いていた。強豪校に進み、懸命に頑張りながらも結果が出なかった彼女の側に美羽は座ってそっと肩を抱いた。 #一日一百合

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この間読んだこの本。凄惨な過去の事件、姉妹の暗い秘密、事あるごとに「お姉ちゃん大好きだよ。」と言う妹(笑)ラストも私好み。こういうのが読みたかったのよ。シスコン百合のお手本みたいな一冊であった。 #一日一百合 pic.x.com/agewtcbxrs

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食事を作り置くので和佳奈は週末、瑛里のマンションに泊まり込む。ビキニフィットネスの大きな大会に向けて瑛里は追い込みをかけている。あの美しい体を作る為してあげられる事があるのは嬉しい。帰ってきた瑛里がハグして言った。 「和佳奈、マジ感謝しかない。」 #一日一百合

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天使の梯子が海にかかるのを洋乃は青奈と防波堤に座って眺めていた。今頃は塾にいる時間だが、バスから降りずここまで青奈を連れて来た。 「夏が終わる前にやらないといけない事があるの。」 洋乃はそう言って青奈の手を握り、二人だけの想い出を作る為キスをした。#一日一百合

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あいびき廃墟⑥ しぶきは一日中部屋に籠もり、うずくまって泣きそのまま眠ってしまった。目が覚めると夜になっていて真っ暗だったが、一つだけハッキリ見えるものがある。 「ベニーさん!」 しぶきは彼女を抱きしめた。二人はこの家が廃墟になるまで共に暮らした。 #一日一百合

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あいびき廃墟⑤ 最近よくベニーさんは同じ部屋にしぶきを連れて行ってくれる。噂に名高いベニーさんの部屋だった所だろう。そこで初めてのキスをした。少し血の味がした。その後、ベニーさんは廃墟に現れなくなり、残暑の厳しいある日、建物は取り壊されてしまった。#一日一百合

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あいびき廃墟④ 二人で廃墟を歩いていた時、しぶきは何か冷たいものが手に触れるのに気付いた。それがベニーさんの手だと分かり、そっと握る。一瞬ビクッとしたベニーさんだったけれど、叫んだり消えたりしなかったので調子に乗り手の甲にキスしたら消えてしまった。#一日一百合

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あいびき廃墟③ 今日は二人で屋上にいた。月も星も見えない空の下でも、ベニーさんはよく見える。二人の間は二メートル程空いていた。 「もう少し側に寄っていい?」しぶきの問いかけにベニーさんは何も答えなかったのでガッツリ寄ったらカッと目を見開き、消えた。 #一日一百合

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あいびき廃墟② それから一週間しぶきは包帯でいっぱいのドラッグストアの袋を手に廃墟に通いつめた。初めのうちは手に触れただけで 「ゔあああぁっ……!」 と叫び手を振り払われたりしたが、それが余計にしぶきの心をくすぐった。今は黙って包帯を巻かせてくれる。#一日一百合

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あいびき廃墟① しぶきがベニーさんと出会ったのは、友人達と肝試しで来たアパートだった建物。ベニーさんが左手首から血を滴らせて現れた瞬間、我先に皆が逃げて行く中、しぶきは動けずにいた。鮮血の映える白い肌、青ざめた無表情な美しい顔に見とれてしまって。 #一日一百合

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今日こそ会えるだろうか?もし会えたら。真白は店に入った。ラーメン好きなのに一人で入る事が出来ず、この店の前で右往左往していたら 「ここ、美味しいですよ。」 と手を取り一緒に入ってくれたあの女性。いた! 「あの、お名前は?」 「紅です。」 #一日一百合 #ラーメンの日

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村道で動けなくなっていたウリ坊を精華が道の端に置いてくれて、原付で去って行った。ウリ坊は山の神様に願った。 「この気持ちを伝えたいのです。」 ウリ坊は一乃という名の少女になり、今日もふわふわした気持ちを伝えるべく、精華の胸の中に猪突猛進するのだ! #一日一百合

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「退屈〜。」 父の地元だという村は何もない所で、都会育ちの茜にはそれ以外の言葉が出てこなかった。きよらに出会うまでは。彼女が手をひいて村を案内しながら風鈴の音のように涼やかな声で 「ここ、いい所でしょう。」 言うと、茜もそう思えてくるから不思議だ。#一日一百合

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ミントブルーのヘルメットをかぶった風香がやって来た。 「本当に買ったの?!」 「これでバイクに乗せてくれるよね?」 約束したものは仕方ない。巴はバイクにまたがる。腰に絡まる細い腕が、背中に伝わる体温が痛感させる。私はこの子に恋してる。 #一日一百合 #バイクの日

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それは誰のボールペン⑥ 記乃は例のボールペンで手帳にスケジュールを書き込む。と、言ってもこれは記乃のボールペンではない。凛音のだ。凛音は記乃のを使っている。そうすれば、使う度に互いを想い出せるから。“凛音と文具店十一時”と書いた手帳を記乃は閉じた。 #一日一百合

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それは誰のボールペン⑤ 「私のマネしてそれ買ったって言ってたね。どういう意味かな?」 優しく言ったつもりだったが、凛音は真っ赤になりうつむいて言った。 「……ごめんなさい。」 言葉は本当に難しい。この方が伝わる。 「記乃さ……んっ」 何て柔らかい唇。 #一日一百合

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それは誰のボールペン④ ロッカールームで記乃が着替えてる時、凛音が先に出ていく事は無いと最近気付いた。着替えて出るフリをして戻る。凛音一人である事を確かめて記乃は声をかけた。 「あの。」 驚いてこちらを見た凛音の胸ポケットにもあのボールペンがあった。#一日一百合

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それは誰のボールペン③ 頬を染め、小走りで去っていった凛音がボールペンを使う度に記乃の頭をよぎる。記乃の頬も染まる。 「もう、仕事中使えないし……。」 お気に入りのペンが使えなくてストレスがたまる。よし、ケリを着けようじゃないの。ロッカールームで。 #一日一百合

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それは誰のボールペン② 「これ、あなたのだったの。」 持ち主の凛音は記乃の部署にもその美しさが伝わってる女性だった。 「このペン好きなの?書きやすいよね。」 記乃が親しみを込めて言うと小さな声がかえってきた。 「あなたが使っているのを見たから……。」 #一日一百合

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