何となくここ最近デートの機会が多いのだけれどクルーの何人かは微妙な顔をしていてそれも仕方ないかと思っていたらある時に意を決したように暫く会うのはやめたほうが良いと言われそこまで嫌だったかと問えば帰ってくるおれにあいつ以外の匂いが染み着き、しかも毎回増えてるらしい #夏のスモロ怪談

実のところ基地内には理解し難い規則や不可解なルールが山ほどあるのだが例えば夜中の鍛錬は単独であっても開始と終了時には必ず口頭で人数確認をするなど無意味とも思えるその決まり事は上官も徹底しているし聞けば七i武ｼ毎にも周知されていたらしいのでまぁそういうことなのだろう #夏のスモロ怪談

古い本家って大抵何かいそう 座敷童 #夏のスモロ怪談 pic.x.com/lmxfaqgbla

まだあいつと恋人だ何だとなる前に時々使っていた町外れのモーテルがあったのだがこれがまぁ軋みは酷く照明は切れかけ壁も床もシミだらけのボロ屋だったのでオツキアイをしてからは流石に行かなくなっていたけれどあれも思い出だったなと久しぶりに立ち寄ったらどうも辿り着けなかった #夏のスモロ怪談

最近どうも可笑しなことが続いていたがこの海でそんなことを言ってはキリがないと気にせずいたけれど恋人といると特に遭遇することが多く、流石に気がかりで雑談がてら同期に相談してみたら驚いた顔をされたのでやはりらしくないことを言ったかと思ったら「今更？」という反応をされた #夏のスモロ怪談

よくある病院にいる謎の看護師 #夏のスモロ怪談 pic.x.com/jb3kheh9va

厄介なことに気まぐれで治療した女に好かれてしまったらしくおれを探していると仲間から揶揄われ面倒なので手っ取り早く恋人を見せてしまおうとあいつのところに出向いたら、どう調べたのかそこにはあの女がいて抱いたものをおれとの子だと訴えていたがそれはお前から取り出した腫瘍だ #夏のスモロ怪談

職業柄人の死に目に遭うことなんて山ほどあるわけで身内でなければ大して心が揺さぶられることもないのだけれどそれでもやはり気持ちのいいものではないので遭いたくないという話をしたら気遣わしげに肩を抱かれたがそれが臓器達の断末魔が聞こえるからだということはまだ言えていない #夏のスモロ怪談

お地蔵さんその後。 初めて二人で朝を迎えたお話です。 #夏のスモロ怪談 pic.x.com/dr5xn5l1kg

贈り物が届いたと執務室に運ばれてきたそれを開けると上質そうな葉巻が詰まっていたが気持ちだけ受け取ることにして送り返そうと思って置いていたところ恋人に切り刻まれてしまい嫉妬は可愛いがいきなりはやめろと言ったら黙って断面を指差してきたので見てみると髪と爪がみっちり #夏のスモロ怪談

#夏のスモロ怪談 長文になってしまったので支部にあげました。 書いていて怖かったです。 あと🚬が🐯に手を出しています。 お地蔵さん | 鬼@きつねこ #pixiv pixiv.net/novel/show.php…

デート中浜辺にてどこかと繋がったままの電ｲ云虫が流れ着いているのを見つけたがどうにも音声が聞き取れず書き出し用機械と繋いだところ蛹悶￠迚ｩ縺梧擂繧具ｼ�ｼ∝勧縺代※�∬ｪｰ縺具ｼ�ｼ�ｼ√≠繧後�窶ｦ窶ｦ譏溘€�′窶ｦ縺ゅ＝縲∫･槭ｈ窶ｦ��ｼ�と未知の言語を記した #夏のスモロ怪談

できてそうでできてないスモロ （2/2） #夏のスモロ怪談 pic.x.com/mvopxy7qh9

夏の暑い日にでてくるやつです （1/2） #夏のスモロ怪談 pic.x.com/cvgjuvv3zg

骨董屋にて手触りの不思議な本を見つけたので物珍しさで買ってみたがそれからふとした瞬間に男の息遣いが聞こえるようになりおかしいと思ってよく調べたところ装丁が人の皮でできており目と口らしき穴が見つかったという話をしたら恋人がいつの間にか葉巻で焦げ跡だらけにしてしまった #夏のスモロ怪談

停泊中の船からなんとなく下を眺めると数人の海兵が談笑していたのだがそのすぐ側でボラードにかかったロープがピンと張ったのが見えて危ないと叫ぶより先にそいつらの元に飛んだその瞬間、全員が気持ち悪いほどの笑みを向けたかと思うとバチンと音がしておれの体をロープがすり抜けた #夏のスモロ怪談

呼び出されがてら基地を偵察していたら建物南端の部屋からやたらいい香りがしており見れば洒落た香など焚いているから女海兵の趣味なのかと尋ねたところ、とある事故のあとから何度掃除をしても板張りを変えても消臭剤を置いても腐臭が湧き立つので仕方なく毎朝焚いているのだとか #夏のスモロ怪談

街中を歩いているとこの間はありがとうございましたなどと覚えのない感謝をされて話を聞いてみれば酒場でおれに助けられたのだというが当然記憶になく人違いじゃないかと返したが間違いなくおれであったと主張された、という話を先日ベッドで恋人に話したはずだが覚えがないらしい #夏のスモロ怪談

いつか家に連れ込みたい🚬🐯 （2/2） #夏のスモロ怪談 pic.x.com/kpaamk6u4t

ついに手を出した不良🚬🐯 （1/2） #夏のスモロ怪談 pic.x.com/6xo89lzlia

歳は五歳になるくらいの痩せた子供に見上げられほしいなぁと呟かれたので今食っている飯のことかと思い食いかけで良いならと譲ってやろうとしたら隣に立っていた男がこいつはダメだと制しその場を離れたので普段ならガキに優しいのにと尋ねたら「アレ」はおれが新兵の時からいる、と #夏のスモロ怪談

不良🚬だから早めに手を出してもらおう （3/3） #夏のスモロ怪談 pic.twitter.com/vFohFyTgmQ

今回は創作ホラーです （2/3） #夏のスモロ怪談 pic.twitter.com/Xn4pFz9Koj

両片想いしてる時が一番楽しい （1/3） #夏のスモロ怪談 pic.twitter.com/xkjn01xB2X

違法風俗街を摘発する為に訪れた国は一見すると活気のある農業国にしか見えず慎重に潜入をしていたところ、市場捜査の際に特産だという見たことのない果実を勧められつい買ってしまったのだがそれにナイフを入れると柔らかな果肉が流れ出しその中には小さな骨が混じっていた #夏のスモロ怪談

胡散臭い裏路地で売っていた未来が分かると謳うジョークグッズを肴に二人で飲んでいたところ酔っていたせいかうっかり手を滑らせて床に落としてしまったのだが、中から出て来たのは顔だけが美しいシスターの姿をした悍ましい生き物でこちらを見上げた瞬間凄まじい悲鳴をあげて絶命した #夏のスモロ怪談

赤い花は椿をイメージしました。意味は特にありそうでないです。煙草の煙を吹きかけるのは……意味ありです （2/2） #夏のスモロ怪談 pic.twitter.com/A4jX6oLIRc

今回は🚬🐯が多めです。対処法は適当です。某漫画をオマージュしています。 （1/2） #夏のスモロ怪談 pic.twitter.com/qWSFqKo5cf

一服しようと窓を開けて蒸しているといつの間にか腿あたりに毛の塊があってそういやこの宿には看板猫がいたなと金毛に手を伸ばすとゔぅと甘えたような声が上がり微笑ましく思っているとそばで寝ていたおれの猫もどうしたと顔を上げたのでこいつがと指差した先には血走った目の女の首が #夏のスモロ怪談

ンピ学園はまだ未読です（本屋で完売していた） （2/2） #夏のスモロ怪談 pic.twitter.com/GJaDfBB2dC

私はバナナの絵を描いて寝ました。 （1/2） #夏のスモロ怪談 pic.twitter.com/ys5ZHY62Gj

起きたら似合わないエプロンをつけたあいつが少し照れながら昨日無理させちまったからなんて言って美味しそうな朝食が並ぶ食卓に姫抱きで運んでくれておれも照れ臭くなりつつ差し出されたおにぎりに口を開けた時、ふとなんでここにいるんだ？と思ったら舌打ちとともに全てが消えた #夏のスモロ怪談

夜中にふと目が覚めるとしなやかな男の腕が腰に巻き付いて背に寝息を感じたものだからむず痒くも悪くない気分だったが、数刻前まで組み敷いていた愛おしい男は自分の腕に収まっている。 #夏のスモロ怪談