今回はドイツ、 体制に反抗する若者たちの青春。 思想的な反抗というより、大人に逆らいたい尾崎的な匂いを感じる…いや、正しいと信じたことだけやりたい、とか？ 前作ほど人物の生き様・苦悩が重く深く苦しくは描かれておらず、読みやすい。 ラストは賛否ありそう。 #読了 #歌われなかった海賊へ pic.x.com/tdlfydmhiy

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ #引用 P.53 「ひとつ、エーデルヴァイス海賊団は高邁な理想を持たない。ただ自分たちの好きなように生きる。 ひとつ、エーデルヴァイス海賊団は助け合わない。何が起きても自分で責任を取る」… 「それでも、私たちは組織だよ」

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ #引用 P.51,86 エルフリーデの歌 舟の舳先(へさき)は世界を割って　私はどこまでも行ける　舟の舳先に花を置いて エーデルヴァイスは倒れない　エーデルヴァイスは挫けない

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ #引用 P.51,86 エルフリーデの歌 私たちがいるここは　とても広くて狭い海 私があなたを見るときは　あなたが私を見ている 波間に舟が揺れるとき　波が世界を揺らすとき 舟が波を起こすなら　それも世界を揺らす波

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ エリアスと多感多能なレオンハルト(創業者の息子、もう一人のヒロインポジ？)との関係や対比があったらよかった。 別のお話になるかもだけど。 レオンハルトの遺書(ラブレター)は泣ける。(T-T )

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 追記:靴・スポーツ用品の世界的大企業(アデ〇ダスがモデル？)創業者のひ孫エリアスは冒頭で言及されるだけなのが残念。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 現在に戻った終盤のLGBTや移民等への言及は、メディア等で流通している見解が土台になっている感があるものの、これからの時代経験が別の物語を作っていくだろう。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ そして語り部になった意外な人物。 その周辺の様々な語りと、出来事自体の忘却。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 作中では、様々な過程や方向性がそれぞれのタイミングで展開する、現実の生のありかたが、強制されてきた「理想」や「目的」から離れていき、 全体主義が手段として使った暴力が、より強力な敵襲という外からの暴力で打ちのめされる。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 立場を問わず、軽く聞き流せて、意味を知らず広がる、エルフリーデの作った歌。 いつの時代でも、お嬢様は強か（したたか）だった。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 作中の、「あるがまま」に対する暴力の到達点の一つ、点々と影を落とす「収容所」への行き来を止めることが、登場人物達「海賊」の最大バトルになったのは、幾重にも意味がある

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 「自分は正しい」「だから他人を裁ける」と思いこむ人間達の思考放棄や権威への盲従、 状況が変わった時の責任転嫁といった「処世術」がどの程度のものかも、 本筋を妨げず、小さな描写の数々で描いた作者の力量に拍手。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 体制批判の冗談で処刑された父、居場所を奪われまともに就職もできない息子、同性にときめきを感じて公開処刑的に袋叩きにあう少年…周囲からの扱いがひどすぎ。(´・ω・`)

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ それでもあるがままに生きようとする個性豊かな10代半ばの登場人物達は「エーデルヴァイス海賊団」を名乗り、予想しなかった冒険の連続に身を投じることに。 時に腕っぷし頼り、予期しない人達との出会いも。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 生産と闘争が是とされ、批判や淡い恋の予感、先進的なジャズ、自由な作詞作曲、気ままな徒歩旅行(ワンダーフォーゲル)といった「目的」に合わない活動や人のあり方そのものが監視・抑圧される。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 物事(国、男、女…以下略)はこうあるべきとがんじがらめに義務化・強制され、合わないものは攻撃・排除される全体主義社会の記録。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 内容: 現在のドイツで、偏屈老人が移民二世の高校生に助けられ、その縁で担任教師に老人の手記が手渡される。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ この海賊たち、生きているときは抑圧され、死後は無視され忘れられて歴史の闇に埋没するだけだっただろうか？ 私にはそう思えない。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ エーデルヴァイス(エーデルワイス)の花言葉は、勇気や忍耐、大胆不敵。初恋の感動、大切な思い出、高貴といった意味もあるそうだ。 映画「サウンド・オブ・ミュージック」にも、そんなエーデルワイスの歌があった。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 異なる時代や状況から受け継がれた、現実の豊かな積み重ねに対し、 画一的な強制や危機をダシにした誘導、「こうあるべき」に無理や矛盾があることも浮き上がる。 だから歴史も歪曲されたり、伏せられたりする。これも暴力の一環。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 枠にはまらないというか枠自体がない、各地に現れた「エーデルヴァイス海賊団」、時代が違えば認められ励まされることを、個々人レベルで一人一人がやりたいようにやっている。 ドイツの北部には海があって、ハンザ同盟などで栄えていた。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ まとめ: 史料に裏打ちされた戦時下ドイツの青春小説。登場人物や状況は実在のものではないけれど当時の空気感が出ており、起伏に満ちたプロットは飽きさせない。

#書評をつぶやいてみた #逢坂冬馬 #歌われなかった海賊へ 逢坂冬馬(2023)歌われなかった海賊へ、東京:早川書房PP.1-375 書店で平積みされた本を手に取り、冒頭部に引き込まれた。 今の日本にも同じような全体主義復活の影が見え隠れすることもあり、パラレルワールドのような感じで興味深く読めた。

読了〜😶‍🌫️ 第二次世界大戦時のナチスに反抗する少年少女の物語。 後半に進むにつれてサクサク読めてのめり込んでいった。 本のタイトルは #歌われなかった海賊へ だけど、その後に続く言葉がある。 その言葉こそが考えさせられる。 最後の終わり方も良かった。 #読書好きと繋がりたい pic.x.com/17tnsyvc9j

#読了 少年少女の純粋な行動が、大人たちの日和見主義を際立たせる。 誰かの犠牲を見なかったことにして、自分に都合良く無関心に生きている。 小説というカタチで、読者に生き方を問い迫ってくる。 あなたも歌を聞いたよね？と。 「#歌われなかった海賊へ」#逢坂冬馬 pic.x.com/37hqhmqpas

こんにちは！(^^)/ #こんにちは20240907 #読書 #漢字クイズ #読了 本からの出題 #読書好きな人と繋がりたい 【回答】 知悉 【書籍名】 #歌われなかった海賊へ ↓ 書籍情報(Amazonスポンサーリンク) ↓ amazon.co.jp/dp/4152102756?…

こんにちは！(^^)/ #こんにちは20240906 #読書 #漢字クイズ 【問題】 付近の工事現場を『チシツ』するヴェルナーにとって、シャベルとクワをくすねることは簡単だった 【書籍名】 #歌われなかった海賊へ

#読了　 #歌われなかった海賊へ 本の舞台はドイツ 同調圧力の強い戦時中に 広まったワンダーフォーゲルの意味は 「渡り鳥」、自由への願いが込められている 「人間として言えないこともある」 友達にも言えない秘めた思いが重い😞 誰もが触れらたくない思いを抱えている #読書好きな人と繋がりたい pic.x.com/75ksyxia2a

面白かったです！ タイトルの意味は序盤に分かって、彼らがどんな結末を迎えるのは予想がつくのですが、それでも展開が気になってページをめくる手が止まりませんでした 日本でもこういう組織はあったのならどう語り継がれていたのか気になります🙂 （2024年19冊目） #歌われなかった海賊へ #逢坂冬馬 pic.x.com/rxs5sstfyc

#歌われなかった海賊へ #逢坂冬馬 第二次大戦中の1944年ドイツのある村でエーデルヴァイス海賊団を名乗る少年少女たちが、自由を求めてナチスに対抗する。 終戦間近、線路の向こうに強制収容所がある事を知った彼らはその後の運命を大きく変える事に。 やり切れない中にも最後は心にジーンときた。 pic.x.com/oz3jwm1fqd