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百度ここ愛さんの快挙の陰で、私もひっそりと #自作小説の一節 にて優秀賞を頂いております 前回に続いて二度目の受賞となり、とても嬉しく思っています! ただ、タイミングが… ここ愛さんの光が強すぎて…(笑) x.com/jikumonogatari…
最優秀賞を頂きました! ありがとうございます! こちらは第18回「1 minute CAST CHOICE」に応募して採用された超短編の中の一部ですね。 #自作小説の一節 #ワンミニ x.com/jikumonogatari…
#自作小説の一節 母親は、国で一番の錬金術師だった。 そして、馬鹿が一番嫌いだった。 では、馬鹿の定義とは何か。 『自分の目で確かめもしないうちから、無理だと決めつけるような思考の持ち主は、大抵馬鹿だ』 では、これから会いに行く王は馬鹿なのだろう。 ncode.syosetu.com/novelview/info…
『 #自作小説の一節』で入賞したのはこちらの小説の一節なのですが、7月から投稿予定の創作大賞2024応募作にも深く関わっております✨️ 短編小説 | スタートライン|青豆ノノ @aomame_nono note.com/aomame_nono/n/… #note
第12回「自作小説の一節コンテスト」最優秀作品 #自作小説の一節 #小説 #公募 x.com/neji74008976/s…
#自作小説の一節 胃がひっくり返りそうなほど吐けるだけ吐いて、手を洗うため洗面所に立つ。 鏡に向かう顔は今にも死にそうなのに笑っている。……笑っているのか? 歪んだ汚い顔だ。生きたくないけれど生きなくてはいけない世界で、祈りを捧げるように嘔吐する。 心配してくれるのは飼い猫ぐらいだ。
第12回「自作小説の一節コンテスト」最優秀作品 #自作小説の一節 #小説 #公募 x.com/Togashi_Design…
四方八方からまとわりつく暗闇を振り払いながら、大きく足音を立てて夜を踏み散らかす。粉々になった夜は、きっとまた、見知らぬ誰かの体にしがみつくだろう。 でも、誰も気付かない。本当は自分が夜にしがみついていることを。 ほら、誰かを飲み込んで、膨らんだ夜が、そこにある。 #自作小説の一節
第12回「自作小説の一節コンテスト」最優秀作品 #自作小説の一節 #小説 #公募 x.com/ichitan_i/stat…
上空から海面を見ているものがあれば、強く蒼い光が海を走るのを目撃することとなったはずである。ゴンズの船、ウィスタが沈んだ地点を中心に、背丈の数百倍に至る巨大な星が、その蒼い光によって瞬時に描かれた。星は、八つの角を有している。その輪郭を境界として、海が、落ちた。 #自作小説の一節
第12回「自作小説の一節コンテスト」最優秀作品 #自作小説の一節 #小説 #公募 x.com/eigarian2239/s…
「天使は人を食べるんだ。遠い昔、宇宙からやってきた翼のある生き物達は、人間を狩った。自分達の食糧にするために」 「そんな馬鹿な話……」 遼子が小声で言い返すと、光の加減で金色にも琥珀色にも見える綺麗な瞳が悪戯っぽく輝く。 「信じた?」 #自作小説の一節 kakuyomu.jp/works/16818093…
第12回「自作小説の一節コンテスト」最優秀作品 #自作小説の一節 #小説 #公募 x.com/siva_quarter/s…
「先輩とアタシ、相性がいいと思いません?」 「水と油ぐらいにはいいかもな」 「卵があればマヨネーズになれますね!」 「ポジティブだなぁー」 「ね、ね、今回の件終わっても一緒に組みましょうよー。二人でボニーとクライドみたいになりましょうよー」 「それだと明日がないだろ」 #自作小説の一節
第12回「自作小説の一節コンテスト」入賞作品 #自作小説の一節 #小説 #公募 x.com/Ayumu_Tosaka/s…
母の手に力がこもったのが分かった 「私みたいに舐められたら終いや。自分の方が上やと思わせたら、男は女を恐怖心でどないかしようとする」 まだ生きているであろう父を焼く炎に照らされながら、母の顔は嬉しそうに笑っていた 直感的に私は、母が父を見殺しにしたのだと理解した #自作小説の一節
第12回「自作小説の一節コンテスト」入賞作品 #自作小説の一節 #小説 #公募基金 x.com/West_CandyHous…
風鈴が冷ややかに鳴る縁側に座り、ぼんやりと蟻の行列を眺めた。 毎夜、池の中で笑い転げる私を親族や使用人ですら気味悪く思って、誰一人近寄ってこなくなった。 ねえ、私、蟻にバラバラにされて巣へと運ばれる日を待ち焦がれているのよ。 #自作小説の一節
第12回「自作小説の一節コンテスト」入賞作品 #自作小説の一節 #小説 #公募 x.com/bachimitsubach…
「私の推理によれば、犯人はもうこの世にいません」 容疑者を集めた部屋の温度が、少しだけ下がった気がする。やはりだ。追い打ちをかけるように私は続けた。 「この場にいるんでしょう?」 誰も座っていないはずの椅子が軋んだ。 #自作小説の一節
第12回「自作小説の一節コンテスト」入賞作品 #自作小説の一節 #小説 #公募 x.com/aomame_nono/st…
私はもそもそしたジャムパンを食べながら、カーテンの隙間から外を覗いた。明るい。この町で、唯一明るいみたいに、バスの電光掲示板や、待合所が光を放っている。東京に行ったら、もっともっと明るいんだよな、そんなことを思って、わざと暗いほうに目を向けた。 #自作小説の一節
第12回「自作小説の一節コンテスト」入賞作品 #自作小説の一節 #小説 #公募 x.com/campanula0612/…
#自作小説の一節 アパートの二階から地面に投げ落とされたのは、進物用の折箱に入ったいくらの塩漬けだ。男が女のご機嫌伺いに持ってきたのだろう。ひしゃげた折箱から飛び出したいくらの粒は、大半が朱色の血飛沫をあげて無残な厨芥と化している。
第12回「自作小説の一節コンテスト」入賞作品 #自作小説の一節 #小説 #公募 x.com/usagamisousuke…
#自作小説の一節 「まずは、布団にお入りよ。これからの事をゆっくりと話そうじゃないか」 ごろりと布団にうつ伏せに寝転がり、艶然と微笑むおたえの横に、茂吉は喜び勇んで転がる。 「自分の布団に!」 ぐいと足蹴にされ、その勢いでコロコロともう片方の布団まで転がった。