#赤い夢本丸じゃない本丸の話 特なし低レア刀を「Dクラス職員」と呼んでいた本丸と、研究していたらしき術式の成れの果てと、世に放たれてしまったそれらを頑張って始末する羽目になった政府職員達の話

#赤い夢本丸じゃない本丸の話 「右腕の代理としてご指名ですよ」 宗三左文字からの言付けに、「なんたる光栄」「しかし俺を差し置いて主の右腕になっているのはどこのどいつだ」などとグルグル考えながら審神者の元に駆けつけた長谷部と、うっかり脚立から落ちて右腕を骨折した審神者のいる本丸の話

#赤い夢本丸じゃない本丸の話 浄化力の高い刀剣男士の集まった本丸と、極めたにっかり青江の話。 修行後本丸に足を踏み入れた瞬間に背後の幽霊は消失したし、手入れをしても3分と持たない。一応体の一部扱いらしく、おかげで常に中傷である。 「いつでもやれるね…真剣必殺のことだよ」とは本人の談。

#赤い夢本丸じゃない本丸の話 風もないのに風鈴が涼やかな音を立てた。 「風流で誤魔化そうとしても無駄だよ。ずいぶん目移りしていたようだね？」 懐かしい気配に、歌仙は顔を上げずに告げる。 「ちゃんと最後は歌仙のところに戻ってきただろ？褒めてくれよな」と、審神者の声が聞こえた気がした。 pic.x.com/zbqkgrx6bs

#赤い夢本丸じゃない本丸の話 「転送ゲートから敵に侵入される例が後を立ちません」という注意喚起に怯え、何をとち狂ったか出入りしづらい入り口ということで転送ゲートを井戸型に改装してしまった本丸の話。 当然ながら長物は通れないし、重症者がいる時の帰還が無茶苦茶大変なので既に後悔している

#赤い夢本丸じゃない本丸の話 ひんやり冷たい金属製ラックにもたれて本を読んでいた乱藤四郎のいる本丸 急な出陣命令で勢いよく立ち上がったところ、ネジに引っかかった髪が引きちぎれて声にならない叫びをあげた。 同時出陣で軽傷を負った日向と厚は、鬼気迫る乱の姿に手入れ順を迷わず譲ったという。

#赤い夢本丸じゃない本丸の話 主がなんやかんやで怪異に狙われた本丸の話。 「いいか、太陽が昇るまではこの部屋から絶対に出るな。何を見ても聞いても絶対に襖を開けるな、返事もするな」 そう言われ、審神者は近侍の肥前忠広と共に結界の張られた部屋にこもった。

#赤い夢本丸じゃない本丸の話 放棄された世界の令和巴里への経路が一時的に開かれ、そこで聖火ランナーを務めさせられる山姥切国広の話

#赤い夢本丸じゃない本丸の話 何の気なしにつけたトイストーリーのせいで、啜り泣きと号泣の中身動きが取れなくなってしまった審神者のいる本丸。 収集をつけるために臨時で全振りと5分間の面談を行うことになったので、今夜は当面眠れない