江戸学の祖三田村鳶魚によれば「亭主が未明から棒手振りで金を稼いでいる間、女房達は寄せ集まって亭主を甲斐性なしと罵り合い、仕事から帰った亭主にあれせよこれせよと頤使し、まるで女房が主人で亭主は下男のように扱われている」と書いている。どこかで見た風景。

江戸学の祖三田村鳶魚によれば「亭主が未明から棒手振りで金を稼いでいる間、女房達は寄せ集まって亭主を甲斐性なしと罵り合い、仕事から帰っ亭主にあれせよこれせよと頤使し、まるで女房が主人で亭主は下男のように扱われている」と書いている。どこかで見た風景。

wikiの記事では、子母澤寛は「1928年（昭和3年）『新選組始末記』を万里閣書房から処女出版した。その後、1929年（昭和4年）に『新選組遺聞』、1931年（昭和6年）に『新選組物語』をそれぞれ発表」とあるから、三田村鳶魚の記事はここらの動きに対する反発だろう。 bing.com/ck/a?!&&p=9f1f…

近藤勇disの最たるもの…という感がある、かつて時代考証の大家である、三田村鳶魚の書いたエッセイ？これはよく取り上げるけど、昭和五年とあるから、さっきRPした近藤disりの話では大正14年だっけか…この頃は子母澤寛が色々書いてたaozora.gr.jp/cards/001133/c…

学部生私（江戸時代の年号覚えられない…これだ！） 三田村鳶魚全集の年代表（江戸時代）を拡大コピーして携帯 ↓（他の時代も要るなぁ） 「歴史手帳」（吉川弘文館） ↓（中国も要るなぁ） 「東方年表」（平楽寺書店） という感じで行きついたので、入手困難なの驚きです。 x.com/banshu_an/stat… pic.twitter.com/oEtqyWuzbZ

三田村鳶魚翁も浪人は武士ではないと書いていたと記憶。「侍≒武士」として、侍は「侍ふ者」すなわち主持ちであることが定義であれば、主家を離れた浪人は武士ではないわな。

中里介山｢大菩薩峠｣中、千人同心の妻のことを｢奥様｣と記しているのを三田村鳶魚が｢同心の妻を奥様と呼ぶのはおかしい｣と。 江戸検定中級テキストでも｢御目見以下の役職の人の妻は奥様とは言わない｣旨が書いてあった。へぇ～😮

雑司が谷霊園に十三代将軍家定の正室「天璋院」に仕えた「大岡ませ子」の墓がある。 「中臈ませ」は老女滝山の姪で、三田村鳶魚は彼女からの聞き書きを基に「御殿女中」を執筆した。 明治に入り徳川慶喜の小姓村山鎮と結婚し、村山ませ子と名乗り、大正九年に亡くなる。 pic.twitter.com/TAps8Ai7IL

三田村鳶魚 1870-1952 江戸文化・風俗の研究家 その多岐に渡る研究の業績から「江戸学」の祖とも呼ばれる ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89…

勘違いしていた。この逸話が載っていたのはこちらの方。舞台は剣客との試合ではなくて家臣団内の稽古。野口一成の名は出てこない。独自の情報としては戦場で使っていたのは反りのほとんどない長大な太刀ということ。三田村鳶魚翁と同じく名和先生も一般書では出典を明かしてくれないのが悩ましい。 pic.twitter.com/O2x7Qxfmtx

なお、脚本には加藤泰の名があるが、笠原の｢新撰組＝暴走族｣論と対立して、実質的降りたとか。 三田村鳶魚も｢新撰組＝御用暴力団｣という認識なので、笠原の認識は正しい😅 新撰組ファンが観たら怒りそうな作品である😆

高野辰之が三田村鳶魚にこてんぱんにされたお話。

返信先:@PO1tClkrnTlznsi他1人ありがとうございます！ そうなのですね。 三田村鳶魚の著作などに出てきそう言語ですな。

「御陣女郎」という戦場慰安婦のはしりみたいな女性たちもいた。これは余談的な記述だが、江戸時代に男色が廃れ始めると、「柳腰の女性（華奢な身体つきの娘）」が尊ばれるようになったと三田村鳶魚の考証を引いている。少年っぽい性的魅力を文字通りの少年ではなく、女性に求めるようになったのだ。

返信先:@SagamiNoriaki三田村鳶魚が『大衆文藝評判記』で「丹石流といふ流儀は聞いたことがない」と書いてしまって剣術流派の知識の無さを示してしまったあの鳴門秘帖の丹石流ですね。

どうも三田村鳶魚が近藤の剣術は下手だってみたいな話や、渡辺が試衛館に助っ人いってた話などから、転じて近藤は竹刀で弱かった、実戦では強かった、みたいな風に解釈されて新選組小説の定番になったように思う。他にも証言はあったそうだけど、養子となって流派を嗣いだ人間が下手ってこともなかろう

そういえば、三田村鳶魚先生、話に聞いた近藤勇として、近藤が剣術の先生なんてとんでもない、してたとしてもヘボいやつだったろうぜ、なんせうちの大叔父でも三本に一本とれたくらいだ…みたいなこと書いてるけど、今から思えば、単に近藤勇、素人相手に花をもたせただけではないだろうか。

三田村鳶魚先生、古い時代の考証家なので、割と適当なこと断言してしまい、その後の時代小説、歴史小説を左右して世間を大分混乱させてしまった感がある。