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兵卒へのイジメも本来は育てるべき若者である。田中は、そうした弱い者、守るべき者に対する暴力の原因を、古河市兵衛の賄賂による堕落に求める。 さらに、それを含むもっと大きな構造として、古河市兵衛が上方の人間であることをあげる。
古河市兵衛が足尾銅山を政府から払い下げたことから始まった古河財閥。 鉱毒事件などの社会問題を起こしたが今日の日本の非鉄金属産業、化学産業の礎となった。 pic.twitter.com/RqC9xYO0A5
まず山林払い下げの問題である。先の日記にも徳川は涵養に努めたとあった足尾の御林のことであろう。これを新政府は、内戦に勝利したことで「勝てば官軍」というか、ただで占有した。そして、それを安く払い下げた。8000町の何百万円もの価値がある山林がたった1万円で古河市兵衛に払い下げられた。
・「谷中村の排水器」というメモ。 ・市兵衛の犬は無罪の良民を食い殺す、被害地の小児を取って食う、という文がある。犬が食い殺すというのはたとえだが少し脱線する。 鉱山関係者は鬼伝説と結びつけられてきた。『鬼滅の刃』の作者には、古河市兵衛を鬼に仕立てたスピンアウト作品を書いてほしい。
偽りの答弁と、無根の答弁は今回はやめる方がよかろう、と田中は言う。人間が死んでおり、土地が悪化しているという、大きな証拠があるのだから。 これまでは、どうしたら古河市兵衛に良い顔ができるかにばかり政府は頭を使ってきた。これからは、どうしたら人を殺さないかに頭を使うべきだという。
参考文献。面白い。 武田 晴人, 古河市兵衛の日光発電所建設計画, 経済学論集, 1992, 58 巻, 3 号, p. 52-71, 公開日 2024/04/30, Online ISSN 2434-4192, Print ISSN 0022-9768, doi.org/10.32173/jeut.…, jstage.jst.go.jp/article/jeut/5…
古河市兵衛という男を「補助線」にして、賛否両論入り混じる日本の近代化の一側面を書きました。1832年と言えば江戸時代。「天保の大飢饉」が起こった年。天保の改革、大塩平八郎の乱の頃。古河市兵衛はこの年に京都で生まれました↓ note.com/hisutojio/n/n6…
日本史の教科書に出てくる人たち。陸奥宗光、渋沢栄一、原敬、田中正造、志賀直哉! この一見ばらばらな五人の運命に関わった人がいる。でも何をした人かはあまり知られていない。古河市兵衛(ふるかわいちべえ)です。
戦前12大財閥 三菱財閥(岩崎弥太郎) 住友財閥(住友政友) 三井財閥(三井高利) 鮎川財閥(鮎川義介) 浅野財閥(浅野総一郎) 古河財閥(古河市兵衛) 安田財閥(安田善次郎) 大倉財閥(大倉喜八郎) 中島財閥(中島知久平) 野村財閥(野村徳七) 渋沢財閥(渋沢栄一) 神戸川崎財閥(川崎正蔵)