保元抄０：保元物語（種本＝新編日本古典文学全集４１将門記・陸奥話記・保元物語〔上中下：信太周ｼﾀﾞｲﾀﾙ，犬井善壽ｲﾇｲﾖｼﾋｻ校注〕・平治物語，小学館2002）から，興味ある部分を抄出します。本筋に拘わらず，年中行事，故事来歴，有職故実，武者の家系や主従関係の類が多くなるでしょう。

「コロンブスの卵」故事来歴を改めて確認。コロンブスが「世界で初めて」卵を「立てた」とは？つまり欺瞞の先駆者、詐欺師の始祖、厚顔無恥の礼賛、もしや最古の広告なのだろうなと。広告・音楽業界による「自己否定」「虚無」の表現、稚拙過ぎて痛々しい。世界の常識と同調してコロンブスは捨てなよ。

私が住む地域にも数箇所に祠が据えられている道祖神。 子供の頃は意味もわからず道祖神祭に参加し、未だに故事来歴を詳しくは知らなかったのでメタバース民俗学者 マヨイガさんの解説を聴きたかったんですよね～ あのラブラブな二人、実は兄妹だったとは･･･😳 #妖かし玖遠 #朗読 #VR妖精郷 pic.twitter.com/D5Ta72Q2Fs

『蘭亭序之謎』読了。 訳を複数人で分担しているので、訳文のスタイルの違いが目立つが、原作も今どきの中国時代劇ドラマの作劇法に則って書いているようなので、細かい事は気にせずに、さらっと読めば結構楽しめる。国宝の故事来歴を再現ドラマ等で紹介するCCTV「国家宝蔵」の影響もあるかなと思う。

この第2楽章について作曲者自身が「幼い頃の悪夢の思い出」という具体的な背景を明言しているのは気になるところ。本来自作に音楽外の故事来歴を盛り込む事を避け続けていた矢代の〝変化〟でもあり、この作品以降の創作において何かが〝変わる〟兆しであったのかもしれない…などと思ったりもする。

【故事来歴(こじらいれき)】 伝えられてきた、物事の由来や歴史のこと。 そのようになった理由やいわれ。

【気になる本】『豆腐百珍 現代語訳』何必醇 江戸・天明期に、豆腐料理を紹介した第一級史料「豆腐百珍」「豆腐百珍続編」「豆腐百珍余録」を現代語訳。料理法を並べるだけでなく、登場する素材の故事来歴をはじめ、中国・日本の文人による豆腐への讃辞と逸話も収録する。 pic.twitter.com/crPeELOROb