久々に観た。こうして見返すと出来のいい映画ではないけど、この監督にそんなことは求めていない。登場人物の誰もが狂っていて誰もが破滅する。エキセントリックでありながら哀しい形而上学的バイオレンス 狂気の愛 #cahierbleu

冒頭に挿入されてる映画はヴァレンチノの「血と砂」で合ってる？闘牛士とカルメンの何たら、ってやつだが、そういう時代・性質の映画、って目配せ？公開頃の言葉で形容するなら官能・刹那・狂気の愛…みたいなコピーが浮かぶ。とまあタンゴに纏わる退廃的なロマンスだが1920年代のノスタルジーたっぷり pic.twitter.com/oIvf2Ge5gJ

『狂気の愛/L'amour fou』(1969) ネガ焼失のため現存プリントからの4Kレストア。役者を介した演劇⇄映画の相互干渉、TVクルーのリハーサル撮影による16ミリ⇄35ミリ本編、ラジオ/楽器/効果音⇄劇伴、フィクション⇄ドキュメンタリーがインタラクティブにリアルタイム生成されるリヴェット節炸裂な傑作 pic.twitter.com/TS2JgKVlJ3

大鬼才映画監督アンジェイ・ズラウスキーの「狂気の愛(1985)」、みんな見てくれよな！！ pic.twitter.com/fdcyQ6DAQ0

今日は久々に映画を6本観た。ジャンルを変えていけば意外に飽きずに楽しめる。 クストリッツァ「黒猫・白猫(1998)」 ホドロフスキー「ホーリー・マウンテン(1973)」 ズラウスキー「狂気の愛(1985)」 アントニオーニ「欲望(1966)」 アニエス・ヴェルダ「冬の旅(1985)」 佐藤純彌「新幹線大爆破(1975)」

スコセッシ『キング・オブ・コメディ』ではサンドラ・バーンハードもすごかった。妄想に取りつかれた変人デ・ニーロとともに著名コメディアン役のジェリー・ルイスを拉致監禁。彼に狂気の愛を語りかける場面。可笑しさと怖さが同居して哀れみと共感の情が合流するスコセッシならではのニューヨーク映画

キング・ヴィダー『摩天楼』(1949)、ヤバい映画だったよ。やはりアイン・ランドは読んでおいた方がよいのかね。文学的価値は別として。『嵐が丘』みたいな狂気の愛の映画でもある。 pic.twitter.com/bSMC3VQTdM