研究の専門化・実証化の傾向からはむしろ必然 田口富久治は、ベントレーについての助手論文を史的唯物論の公式一本で書いたと言っていたが、1950年代ならではだし 鯵坂真の1980年ごろの論文についても道断 とわかりにくい事例を引く僕はどうかしている

田口富久治「第九回原水禁世界大会論」（初出1963、『日本政治の動向と展望』未来社、1964）で口直し 再読してすごく政治学者らしい分析で、同時代評論ならではの臨場感もある 後年の勝手な印象でつくられていくものとは違う 立場がはっきりしていることと客観性を両立させようとしている

返信先:@8clh8ZKxEZ50499びっくりする印象操作記事です 共産党と原水協の側の人物を1人も語らせず、共産党を原水禁運動の分裂の元凶と一方的に語る 分裂当時の広島県原水協は後の原水禁の中心組織の一つ 両論併記すらしないとは驚き 故・田口富久治の1963年当時の広島ルポを読めば景色がまったく違うはず

びっくりする印象操作記事 共産党と原水協の側の人物を1人も語らせず、共産党を原水禁運動の分裂の元凶と一方的に語る 分裂当時の広島県原水協は後の原水禁の中心組織の一つ 両論併記すらしないとは驚き 故・田口富久治の1963年当時の広島ルポを読めば景色がまったく違うはずだ

返信先:@rokuKUROSAKAマルクス経済学は、「マルクスの基本定理」くらいで、他にあまり目ぼしい成果を私は知りません。田口富久治氏も「マルクス主義政治学の確立」に挫折しています。共産党の「理論」も無謬主義で、同調者周辺の人にしか通用しない理屈が多かったように思います。引き続き先生のご活躍を期待いたします。

僕は田口富久治の業績を収集して読もうとしたことがあるが、1963年の原水禁大会ルポ（初出は「朝日ジャーナル」掲載）は、原水協活動家たちの息遣いまで感じられるかのような名ルポだ 一緒にやろうと説得したが、それでも彼らは去っていった

明治大学というと、名古屋にいたころ、ローカルタレント出身の愛知選出参院議員の学歴詐称問題が持ち上がっていた。ときの村山富市首相も明治大卒 水田洋さんが呼びかけて辞任を求める運動をしていたが田口富久治先生も重きをなしていた 田口さんは明大関係者だから、とは名大教員の解説

『名古屋というのは、共産党の「民主集中」のあり方などをめぐって、不破さんと論争した田口富久治先生がおられたところです。メールのやりとりで「私も、オサムも、虎の尻尾を踏まないように注意しています」と言われました』。 saikamituo.exblog.jp/29573693/

田口富久治 『近代の今日的位相 これからの世界史１２』平凡社,1994 「簡単にいえば、それはなおモダンかそれともポストモダンかという問い」(118)をテーマに、ハイモダニティは超えられるかを問題意識に、肯定的に捉えているギデンズ（研究にもなっている）に依拠しながら模索したもの。→