#私の推し作家の作品ベスト3 高橋たか子 誘惑者 空の果てまで 人形愛 順不同です。 誘惑者の悪魔主義に凝っている学者のモデルは澁澤龍彦。実家の京都の他に、よく鎌倉の風景が出てきます。 pic.x.com/s3balxhl8m

真鍋呉夫とか草野唯雄とか高橋たか子とか三枝和子とか怪奇幻想的な作書いてる昭和作家ってもう少し再評価されてほしいところ この辺で一番再評価欲しいのは秋津伶と立木鷹志と山下武だけど 『日時計』と『虚霊』と『異象の夜に』、講談社文芸文庫で拾わねえかなあ

「人とは、何と謎ではないか！　昼にさえ、人は夢をみていて、一人一人いわば夢を満載した車のようだ。場所を動いていくと、夢ごと動いてきて、とはいっても移動につれて細部は変っていく。」（高橋たか子『亡命者』講談社文芸文庫、P304） amzn.to/3YJFCs1

「一人の人間のなかの、他人と通じあえる部分は、わざわざ書くに値しない。決して通じあえぬ、他人が知りようもない部分を、あらゆる人間がかかえているという、この孤独こそ、人間存在のキイ・ポイントだと思うから。」（高橋たか子『亡命者』講談社文芸文庫、P326） pic.x.com/5swjlxahuj

高橋たか子や三島由紀夫が、わざわざ澁澤龍彦をモデルとしたとわかるようにして露悪的人物を自作に登場させたのって、当時まだ澁澤は小説家・エッセイストというよりは、大衆の関心をひく「異端文学」の奇矯な紹介者としてのキャラクターと見られていたのだなと感慨深い。

周知のことだが高橋たか子の『誘惑者』には澁澤龍彦がモデルと思われる松澤龍介という人物が登場する。三島由紀夫の『暁の寺』後半にも澁澤がモデルと作者が公言する人物が出るがこれは全然澁澤らしくない。悪魔学や変態性欲に詳しいとかの当時の俗流澁澤イメージの再生産だったと記憶する。

1970年代に特徴的な仕事をした作家の一人に高橋たか子がいる。短篇集『骨の城』長篇『誘惑者』を読んでこれは尖ってると思って気に入った。1980年渡仏して以後カトリック的修道的生活を送ったそうだがその後の作品を読んでいない。 あれだけの修羅は宗教によっていくらかたわめられたのかどうか

返信先:@yurarosa高橋たか子さんと云えば「亡命者」が大好きです。私の推しである石沢麻依さんの愛読書でもあるようで、縁を感じます✨ pic.x.com/suvtjbcscx

🉐2024年8月15日の新着セール本🉐 人形愛 秘儀 甦りの家 （講談社文芸文庫） 高橋たか子 (講談社) セール価格:¥1,170 #高橋たか子 #講談社 hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/g00reb4b.k…

本を親が選ぶ…親の本棚の本を濫読したことはあっても、んな事されたらキレるな。しかし自分、中学で「著者の名前が素敵」とジャン・ジュネの文庫や福永武彦、倉橋由美子、高橋たか子を選んでいたから、それはそれで問題あり。 pic.x.com/7y9wlhmgch

#至高の短編小説 リュミリア/高橋たか子 廃墟で開催された自死を求める人々のパーティーに顔をだした主人公がマネキン人形のような人工的かつ不穏な雰囲気の美女に出会い幻惑される 幻想的かつ退廃的な雰囲気が妙に心に残り好き 画像の短編集に収録 pic.x.com/rsmvi0ugqx

返信先:@yumenokurage03お懐かしい高橋たか子さんのお名前が❗️どんなお話なのか気になりますにゃん😸

Wikipediaによると三原山の火口はかつて自殺の名所だったんですね。 高橋たか子著『誘惑者』を読む。 噴煙上がる三原山に二人の女子大生が登り、降りてきたのは一人。しかも先月に続いて二度目の出来事。自殺幇助者の葛藤。実在の事件をモデルにした話。 「火口の中は、ぱあっと明るい」 pic.x.com/wqopyefvkc

1.高橋たか子『誘惑者』（講談社文芸文庫） 観念と堂々巡りをしているのか、それとも感性にずぶずぶとはまらずにはいられないのか、そういう在り方もありえる。しかしなんとも時代状況が戦災のすぐ後、という感じでそこに少々、違和感ありか。でも京都に住んでいるひとたちにとっては戦災なんてほとん pic.x.com/hilekhx2mg

エリート男性たちのきらめく虚無を覗き込んでも虚無しかないということを1972年の時点で既に書いてくれている点で、高橋たか子『骨の城』って非常に厳しい

返信先:@tarotMio_mioゴリラになる前（洗礼前）の 高橋たか子は ブラックな物語をたくさん書いてました！！！

返信先:@tarotMio_mio高橋たか子という小説家がおしまして。 よく「原始の女」という言い回しで、女の呪いの集合体のことを書いてました。 （その、高橋でさえも足腰鍛えてメスゴリラになってからは、それと接続しなくなり、晩年はパワー系哲学になってしまったのですが！！！！）

今日も炎天下の木陰を15000歩。大岡川「旭橋」付近。障害者のカフェ「ギッフェリ」で入手直後の古書を読む。水と油みたいな2冊ながら、自分の中では繋がっている。八木義徳の「網走刑務所」昭和24年の短編、淡々たる刑務所訪問記だから、凄みは余計に。高橋たか子本。装画「聖ベルナルドの幻視」に魅惑 pic.twitter.com/7FcoE7eHgW

＜私ね、死にたいわ。＞―高橋たか子『誘惑者』

返信先:@mgmg_mgmg_kAg1梶井基次郎の「Kの昇天」、宮沢賢治「マリヴロンと少女」、高橋たか子「誘惑者」、京極夏彦「姑獲鳥の夏」かな。全部面白いからぜひ読んでみてね。