漆原教授 「この #カシオミニ を賭けてもいい」 #動物のお医者さん pic.twitter.com/rzwidNfyt8

#カシオミニ (つづき)個人的には①と②が逆の方が分かりやすいが、基板での①と②の接続と①に繋がっているアレイ抵抗の素子数を見ると、①の入出力は共に6本のように見えるのだ。 今なら↓こういうデコーダ&ドライバを使うだろう(勝手な意見)。 (秋月電子通商▶︎ akizukidenshi.com/catalog/g/g115… より) pic.twitter.com/NSww64K94L

#カシオミニ 前記の画像はこのサイト(metatechnisches-kabinett.de/rechner/casio/…)からを拾ったが、そこにはさらに下図のような記載もあったので間違いないだろう。 この1チップだけで7セグx6桁のFL管を制御しておらず、日立のチップとマトリクスを組んでいるようだ。 ① μPD129C→桁 ② HD32154P→セグメント pic.twitter.com/63IPvqDBkM

#カシオミニ あるサイトに2CPUのような表記があったため、uPD129C をCPUと書いたが、更に深掘りしてみるとFL管のドライバーICのようだ。 画像はカシオミニ3代目CM-602の基板の表裏の配置を合わせるために、裏面の方を反転加工したものだが、パターンを追うとuPD129Cはドライバーっぽいのだ。 pic.twitter.com/0Nw0rSgb6m

#カシオミニ のCPUも気になる。 Wikipediaのリンクを辿って電卓博物館のページ(dentaku-museum.com/calc/calc/2-ca…)をみると日立のHD32127Pのようだ(日立のロゴが眩しい)。実はカシオミニにはもう一つCPUが搭載されている。NECのuPD129Cだ。 これらのCPUチップに関する具体的な情報は今のところ探せていない。 pic.twitter.com/9ClRrBZdXz

#カシオミニ の表示部品について、見た目はグリーンの7セグLEDかと思ったがFL管のようだ。しかも6桁一体ではなくニキシー管のように単品部品となっている。 そのFL管にはDPが付いているように見える。なのに実際の製品にはその表示が割愛されていて、全て“ベタ表示”だ。 ちょっと残念ではある。 pic.twitter.com/tULghiB3Ku

#カシオミニ の「諸元」をWikipediaで確認してみる。 ▶︎マイナス符号：マイナスランプつき ▶︎使用素子：LSI (ワンチップ) ▶︎表示管：小型低電力発光表示管6本 なかなか興味深いスペックだ。特に表示系の仕様には苦労した跡が見られる。テクニカル&コストとの戦いのようだ。 pic.twitter.com/GCgfwv5G1M

#カシオミニ の取説以外にも目を向けてみる。Wikipediaでは下記の部分が興味深い内容だ。 “個人で100万円以上のお金を計算することはそうそうない” 昭和40年代当時でない今でも6桁で十分だ。政治家の裏金計算は無理だけどね。 あとリードスイッチからの惜別もこの機種が最初のようだ。 pic.twitter.com/KTJAlxjiM1

#カシオミニ の重箱の隅を突っついているが素晴らしい製品だったのは確か。でもやっぱりハード的な制約事項は各所に表れている。 ▶︎「C」キーはオールクリア 置数だけのクリア機能がないのは致し方ないのかも知れない。キーの数に制限がある場合は、例えば「C・CE」という形で対応可能なのだが。 pic.twitter.com/O0iwEkUdb2

#カシオミニ の取説でその後のカシオの電卓の取説の“インチキ表現”のルーツを発見した。演算子の優先順位をカッコで変えているような表現が、この時に使われているのだ。 取説の計算式の実例に意味がない点が苦しい。一般庶民が電卓を使用して計算するシチュエーションを想定して例を書いて欲しい。 pic.twitter.com/bCf4nJFuDY

#カシオミニ における使用方法での最大のハードルは実数の割り算のようだ。 “少数点以下の桁数をみて、そのうち数の大きいほうに合わせて、すべての数を10のn乗倍して整数に直して計算します” もう何を言っているのかすぐには分からない説明となっている。要は“小数点の位置を合わせろ”という話だ。 pic.twitter.com/xGyx6Af7Od

#カシオミニ の取説(使用説明書)の全てを今回、拾えなかったのでその部分の直接的な説明が確認できなかったが、そう言えば少数点のキーがないことに気付いた。 “少数点を考えずにそのまま計算できます” って完全に機能的な制約事項だ。仮想小数点ならぬ“架空小数点”だ。かなり苦しい。 pic.twitter.com/KyToaMSDV0

#カシオミニ の“倍長計算”の結果表示も微妙で、上位6桁を表示した後に残りの桁を表示させるのだが下位桁は左詰表示なのだ。慣れればOKだがこの辺りも設計に苦労したかも。計算結果を文字列として扱っている雰囲気だ。(表示ルーチンは共通化されていないわけか) そうそう、ゼロの“フォント”も独特だ。 pic.twitter.com/swDMllKILw

#カシオミニ で気になるのが掛け算。 “6桁を越えるかけ算の仕方(倍長計算)” 個人的には“超える”の方がいいように思うが、それよりも“倍長計算”という表現も一般的ではないので苦しい。“12桁計算”でいいような。 そしてこの掛け算こそカシオミニの真骨頂だ。「▶︎」キーがそのシンボルである。 pic.twitter.com/NERiYf3O9y

#カシオミニ は個人向けの最初の商品で当時としては“超低価格”だったので開発時にも苦労したとは思う。 表示処理もゼロサプレスの共通仕様としメモリ消費を抑えたのかも知れない。 “オーバーフローといい……警告装置です” 言葉の選択も苦労してそう。オーバーフローは“桁あふれ” でいいと思うが。 pic.twitter.com/g5ppNXYdM6

#カシオミニ は今回の電卓と同じ6桁表示なので、その辺りの処理をどうしているのか、取説の内容を見てみたい。 まずは加算処理。 ▶︎たし算の場合は6桁を超えた段階で計算ストップ この場合、7桁目は1なので答えは推測できるが、1004560や1000000の場合は004560や000000としたほうがいいと思うが。 pic.twitter.com/kWI7LVdbpk

実はこの辺りで「答え一発カシオミニ」の話を盛り込もうとしていたのだが、すっかり忘れて先に進んでしまった。1973年に発売された“事実上最初の個人用電卓”は衝撃的で、TVで流されたCM内のフレーズは今でも“脳内再生”出来る。(YouTube▶︎ youtu.be/2u7wI6KyowQ?si…) #カシオミニ pic.twitter.com/YHvEzNRDGr

サンヨーのサコムミニと、カシオのカシオミニ(プリンター)と、ほっぽちゃんw( #カシオミニ pic.twitter.com/5AJx8onU4M

単三電池を入れると、まだ使えるのが凄いw(*´ω`*)　#カシオミニ ゼロの表示が小さいのも、独特の味w pic.twitter.com/VYIghZ9qGs