＜#古代ギリシア語の文法用語＞ #中動態(#中動相)について 『印欧語の動詞には 能動(active)と中間(middle)との 2つの #態(voice)があった. 中間態では その主語がとくに動作の結果と結びつけられる. この中間態の意味の発展が態の分化を促進した.』 ロックウッド「比較言語学入門」より

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続 論文「中動態と他動性」(2009) lib1.kyokyo-u.ac.jp/kiyou/kiyoupdf… 中動態の主語は，動作の ・始点 ・終点 の両方の意味をもつ. この両者の 区別が不可能か，必要ない場合に 他動詞の "他動性" が弱まって 「自動詞化」するのが中動態.

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続 ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD… #サンスクリット では中動態を広く使う. #古代ギリシャ語 にも中動態がよく残っている. 能動態λούω(洗う)→中動態λούομαι(自分を洗う) #ラテン語 で #能動態 を持たない動詞(deponentia)は中動態的

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続き 異態動詞 全般的な意味 Deponent verb en.wikipedia.org/wiki/Deponent_… active in meaning but takes its form from a different voice, most commonly the middle or passive 中動態や受動態の活用形により #能動態 の意味を表す

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続き 中動態のみの動詞 ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4… #古代ギリシャ語 には #能動態 を持たない動詞(中動態のみの動詞)もあり 「異態動詞」(deponent verb)と呼ばれる. 例: γίγνομαι (～になる) δέχομαι (受け取る)

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続き ・現代のヨーロッパの諸言語には 中動態はほぼ残っていないが 「再帰動詞」が中動態に似た機能を担う. ・ #セム語 には中動態とよく似た意味をもつ派生動詞がある - #ヘブライ語 のヒトパエル形 - #アラビア語 の第八派生形

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相)続き 印欧語はどんな場合に中動態を使うか ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD… ・自分に対する動作(従う/座る/着る/体を洗う) ・動作の結果が自分の利害に関連 ・知覚,感覚,感情を表す動作(見る/知る/怒る) ・相互に行う動作(会話する/戦う)

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) 中動態(#中動相) 続き ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD… #印欧祖語 の動詞には 1)#能動態: 動作が主語から外に向けて行われる 2)#中動態: 動作が主語へ向けて行われる の2種の態があった. 2)は #受動態 の意を含み 中動受動態(medio-passive)とも呼ばれる

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続き #古代ギリシャ語 の「中動態」。 珍しい存在に思えるが… 実は #印欧祖語 には #受動態 ではなくかわりに中動態があり 受動態の役目も兼ねていた. インド・ヨーロッパ祖語 ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4… 能動態と中動態を持つ。

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続き ◎全般的な意味 中動態(中間態) ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD… ・中動態がよく残っている言語は #サンスクリット 語 #古代ギリシャ語 #アナトリア語派(#ヒッタイト語 など) ・サンスクリット文法では反射態(reflexive)と呼ぶ

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) middle voice #能動態 と #受動態 の中間がある. 古代ギリシア語の文法 / 中動態 ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4… ・自分自身に対し行う行為 ・自分の利益のために行う行為 ・(動詞によっては)複数の人/物が相互に行為を及ぼし合う意味

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶「#態」 続き ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%8B かつて古典語の文法では voiceを「#相」と訳すものが多かった. (#能動相/#受動相/#中動相) …が，現代では voiceの訳としては「態」をあて 「相」は #アスペクト にあてるのが一般的. (#能動態/#受動態/#中動態)

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ #中動態(#中動相)について 『印欧語の動詞には 能動(active)と中間(middle)との 2つの #態(voice)があった. 中間態では その主語がとくに動作の結果と結びつけられる. この中間態の意味の発展が態の分化を促進した.』 ロックウッド「比較言語学入門」より

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続 論文「中動態と他動性」(2009) lib1.kyokyo-u.ac.jp/kiyou/kiyoupdf… 中動態の主語は，動作の ・始点 ・終点 の両方の意味をもつ. この両者の 区別が不可能か，必要ない場合に 他動詞の "他動性" が弱まって 「自動詞化」するのが中動態.

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続 ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD… #サンスクリット では中動態を広く使う. #古代ギリシャ語 にも中動態がよく残っている. 能動態λούω(洗う)→中動態λούομαι(自分を洗う) #ラテン語 で #能動態 を持たない動詞(deponentia)は中動態的

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続き 異態動詞 全般的な意味 Deponent verb en.wikipedia.org/wiki/Deponent_… active in meaning but takes its form from a different voice, most commonly the middle or passive 中動態や受動態の活用形により #能動態 の意味を表す

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続き 中動態のみの動詞 ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4… #古代ギリシャ語 には #能動態 を持たない動詞(中動態のみの動詞)もあり 「異態動詞」(deponent verb)と呼ばれる. 例: γίγνομαι (～になる) δέχομαι (受け取る)

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続き ・現代のヨーロッパの諸言語には 中動態はほぼ残っていないが 「再帰動詞」が中動態に似た機能を担う. ・ #セム語 には中動態とよく似た意味をもつ派生動詞がある - #ヘブライ語 のヒトパエル形 - #アラビア語 の第八派生形

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相)続き 印欧語はどんな場合に中動態を使うか ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD… ・自分に対する動作(従う/座る/着る/体を洗う) ・動作の結果が自分の利害に関連 ・知覚,感覚,感情を表す動作(見る/知る/怒る) ・相互に行う動作(会話する/戦う)

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) 中動態(#中動相) 続き ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD… #印欧祖語 の動詞には 1)#能動態: 動作が主語から外に向けて行われる 2)#中動態: 動作が主語へ向けて行われる の2種の態があった. 2)は #受動態 の意を含み 中動受動態(medio-passive)とも呼ばれる

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続き #古代ギリシャ語 の「中動態」。 珍しい存在に思えるが… 実は #印欧祖語 には #受動態 ではなくかわりに中動態があり 受動態の役目も兼ねていた. インド・ヨーロッパ祖語 ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4… 能動態と中動態を持つ。

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) 続き ◎全般的な意味 中動態(中間態) ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD… ・中動態がよく残っている言語は #サンスクリット 語 #古代ギリシャ語 #アナトリア語派(#ヒッタイト語 など) ・サンスクリット文法では反射態(reflexive)と呼ぶ

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶#態(2) #中動態(#中動相) middle voice #能動態 と #受動態 の中間がある. 古代ギリシア語の文法 / 中動態 ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4… ・自分自身に対し行う行為 ・自分の利益のために行う行為 ・(動詞によっては)複数の人/物が相互に行為を及ぼし合う意味

＜#古代ギリシア語の文法用語＞ ▶「#態」 続き ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%8B かつて古典語の文法では voiceを「#相」と訳すものが多かった. (#能動相/#受動相/#中動相) …が，現代では voiceの訳としては「態」をあて 「相」は #アスペクト にあてるのが一般的. (#能動態/#受動態/#中動態)