【なかったことをやりだすって、とんでもないことなんだ。…というようなことを、とてもちっちゃい規模で、ぼくらも考えたり手足を動かしたりしているわけです。たとえ「砂上の楼閣」でも、つくるの大変、こわすの簡単。】糸井重里・今日のダーリン4月18日 1101.com/home.html

【近々、夏井いつきさんにお会いするので、下ごしらえのような「べんきょう」をしている。「俳句を学ぶということについて、学ぶ対談」というつもりだが、その予習がすでに「学ぶ」である。】糸井重里・今日のダーリン4月17日 1101.com/home.html

【複数の知り合いの人たちが、ぼくのことを「すっごくよく食う人」と噂していることを知った。「年甲斐もなくよく食う男」というニュアンスもある。言われている本人としては、大食漢だとは思えないし、なんなんだよと思うばかりだ。】糸井重里・今日のダーリン4月16日 1101.com/home.html

【さかんに釣りをやっていたころ、思わず学んでいたことがたくさんあったなぁ。たとえば、「魚はストラクチャーに付く」ということ。大人でもこどもでも、水と魚の絵を描いてもらうと、なんとなく漠然とあちこちに魚を散らして描く。】糸井重里・今日のダーリン4月15日 1101.com/home.html

【娘の娘が、乳児のころ通っていた保育園のともだちと会う。もちろん、それぞれ保護者つきなのだけれど、いっしょに買い物をして、そのあと公園で遊ぶという。これに、ぼくと家の上司が参加することになっていた。】糸井重里・今日のダーリン4月14日 1101.com/home.html

【ぼくはコーヒーに砂糖を入れて飲む。最近は、みんながすっかり「ブラック」になってしまって、どこかで何人かでコーヒーを飲むときに、とうぜんのように砂糖が付いてこないこともある。なんだか、みんながいつのまにかブラックだ。】糸井重里・今日のダーリン4月13日 1101.com/home.html

【学ぶこそが、たのしみ「遊ぶ」そのものじゃないですか。もう学ぶには「あそぶ」と、遊ぶには「まなぶ」とフリガナをふってやりたいくらいです。】糸井重里・今日のダーリン4月12日 1101.com/home.html

【目を閉じて、まぶたの裏に大好きな景色を映し出し、それを「入口」にして眠りに入る。想像の景色を眺めて眠りに入るのは、とてもいい気分です。大好きな景色を、もっと大好きで具体的なものにしたい。そういう欲がでてきているんです。】糸井重里・今日のダーリン4月11日 1101.com/home.html

【キャンピングカーを持っていて、それに乗って、ご夫婦であちこち旅をしていた友人がいてね。いまって、ネットというものがあるから、仕事も、それを使って海を見ながらでも、山の緑のなかからでもできちゃうんだという。】糸井重里・今日のダーリン4月10日 1101.com/home.html

【孔子は「進めるだけ進んでそこでやめる」ことを、だめじゃないか無責任だというのではまったくなく、始めず進めないことのほうを叱っている。これ、いろんな読み方があるかもしれないが、ぼくには、とても新鮮で本質的な考えに思えた。】糸井重里・今日のダーリン4月8日 1101.com/home.html

【だれも、火星人の悪口を言わない。ま、いるかいないかわからないし、たぶんいないだろうと思うから言わないのだろうけれど。火星人にかぎらず、宇宙のどこかにいるらしいあらゆる「異星人」の悪口を言う人もいないようだ。】糸井重里・今日のダーリン4月7日 1101.com/home.html

【鎌倉に行ってきました。とても小さな展覧会をのぞきに行ったのです。タイトルは『糸井重里と仲畑貴志のコピー展』です。ぼくと仲畑貴志の書いたコピーが印刷されて、壁面にいっぱい貼ってある、それを読む展覧会です。】糸井重里・今日のダーリン4月6日 1101.com/home.html

【食べものの歴史を考えるなら、「ウニを最初に食べた人間」について考えることよりも、「ウニを食べるのってキモチわるいと感じた人間」が、いつごろから登場したかのほうが問題だと思うのです。】糸井重里・今日のダーリン4月5日 1101.com/home.html

【スポーツである領域まで上達した人は、「なにをすればいいのか」について、それを探しては、修練を積んでいるように感じる。いちばん苦しいのは、「なにをすればいいのか？」が、わからなくなっている状態ではないだろうか。】糸井重里・今日のダーリン4月4日 1101.com/home.html

【本気で知りたいこと、身につけたいことは、情報を仕入れる程度じゃなく学んで習わなきゃだめです。そういうことを考え合わせると、つまり、いま、「情報入力３割削減宣言」になるんじゃないか、とね。】糸井重里・今日のダーリン4月3日 1101.com/home.html

【】糸井重里・今日のダーリン4月3日 1101.com/home.html

【冗談めかして言ってることなのだけれど、赤ん坊から子どもへの成長を見ていると、なんだか人類史を観察しているような気になります。娘の娘のことになるともっと観察に向いた距離になるのか、なにかといろいろ興味がつきません。】糸井重里・今日のダーリン4月2日 1101.com/home.html

【じぶんのことで、前々から思っていたことがありました。プロ野球のひいきのチームが調子よく勝っているときより、負けが続いていて悔しい試合が続いているときのほうが、熱心に真剣に試合を見ている、ということ。】糸井重里・今日のダーリン4月1日 1101.com/home.html

【A:自戒をこめてという言い回しがありますよね。 B:言いにくいことをあえて言いたいときに、つけますよね。 A:読んでる人を怒らせないように、これはあなたがたに言ってるようですが、じぶん自身への戒めとして言ってるんですよ、とね。】糸井重里・今日のダーリン3月31日 1101.com/home.html

【既製品を仕入れてそれを組み合わせてもラーメンはできる。それだって、けっこうおいしいと思いますよ。だけど、じぶんのラーメンでお客を呼びたいという人は、原価が高くても、手間がかかっても、やりたいんだろうな。】糸井重里・今日のダーリン3月30日 1101.com/home.html

【感じる、思う、考える、する。そういうことを人はしている。すべて品詞としては動詞である。ま、「be」も「在る、居る」という動詞だから、この世にひとたび生まれてからは、人はずっと動詞の連続である。】糸井重里・今日のダーリン3月29日 1101.com/home.html

【漢字で女を書いて、又を書いて、その下に心を書くと「怒」になる。これは見慣れた漢字だが、この又の部分を口にすると、「恕」という文字である。ふだん、あんまり使われているのを見ない。】糸井重里・今日のダーリン3月28日 1101.com/home.html

【大きな怪我とか、大病をしたスポーツ選手が、治療や療養、苦しいリハビリに耐えて復活するけど、このことのすごさって、なかなかわかられないだろうな。もちろん、ぼくもわかってないけど、「さぞかし」ということだけは思ってるんだ。】糸井重里・今日のダーリン3月27日 1101.com/home.html

【思えば「当たり前」のことって、「いいこと」なのだ。なにか言って、「そんなの当たり前」って思われたら、それはあまりにも同意されているということで、言わなくてもわかっているよ、ということではないか。】糸井重里・今日のダーリン3月25日 1101.com/home.html

【「なんとなく」とか「なんだか」は、あんまり短兵急にことばにしようとしないで、ゆっくりと眠らせて大事に育てていって、やがて、「ああ、こういうことか」とわかるのがいいですね。】糸井重里・今日のダーリン3月24日 1101.com/home.html

【そういうことばかり言ってる人の人生は、そういうことばっかり言ってる人生だ。その人が話題にしていることって、当然ながら、その人の人生そのものである。じぶんがいつもなにについて話しているか、チェックしてみたらどうだろうか。】糸井重里・今日のダーリン3月23日 1101.com/home.html

【「いい人たちに共通していることってなんだろう？」ということは、よく考えるし、人とも話すのだけれど、最近は、とりあえずこういうことを言っている「得ばっかりしようとしている人は、いやだね」。】糸井重里・今日のダーリン3月21日 1101.com/home.html

【本以外の商品なども、本と同じような気分で買う。「甘噛みハムハム（銀魂）」と「小松こんぶ」と、「かなり大きな化石」が最近の印象的な買い物だ。こういうものは、本よりも「野生のカン」が買わせる。】糸井重里・今日のダーリン3月20日 1101.com/home.html