人以て悲歎不は莫しと云々。 ［吾妻鏡］ #元久二年 稲毛入道が時政殿と示し合わせて呼び出したというなら、何故、稲毛の一族は殺されて、首謀者とされる時政が夫婦は伊豆に蟄居で済むのか。混乱に乗じた武蔵国の秩父党排除のコマにされた稲毛親子が不憫でもある……

今度の合戦之起りは偏に重成法師之謀曲に在り。所謂、右衛門權佐朝雅、畠山次郎於遺恨有る之間、彼の一族反逆を巧む之由、頻に牧御方于讒し申すに依て、遠州潜に此の事於稲毛と示し合被る之間、稲毛親族之好を変じ、鎌倉中に兵起有る之由、消息に就テ、重忠途中に於て不意之横死に逢う。 #元久二年

酉の刻。鎌倉中又騒動す。是、三浦平六兵衛尉義村、重ねて思慮を廻らし、經師谷口に於て、榛谷四郎重朝、同じき嫡男太郎重季、次郎季重等を討つ也。 稲毛入道は、大河戸三郎の爲に誅被る。子息小澤次郎重政者、宇佐美与一之を誅す。 #元久二年

之を見て年来 合眼之眤を不忘。悲涙禁じ難しと云々。遠州仰せ被る之旨無しと云々。 ［吾妻鏡］ #元久二年 時政が私の首桶を見なかった話のところであるな。

遠州戦場の事を尋ね申被る。相州申被て云はく。重忠が弟、親類以て他所に在り。戦場于相従う之者、僅に百余輩也。然者、謀叛を企つ事、已に虚誕為。若し讒訴に依て、誅戮に逢う。太だ以て不便。首を斬り陣頭于持来る。 #元久二年

元久二年六月小廿三日己酉。晴。未尅。相州 已下鎌倉于帰参被る。 #元久二年 昨日の話ではあるが、吾妻鏡記載のその後の記事である。

菅谷館から川本へ 畠山重忠公史跡公園へ 重忠の武勇を祀る五輪塔 嵐山史跡の博物館の重忠ガチャで馬担ぎ像のが出てきたので一緒に📸 満福寺の重忠廟には新しい塔婆 #畠山重忠 公の終焉の地から生誕地を巡った一日 本日出会った皆様に感謝♡ 今年の二俣川合戦は畠山勢が圧勝だぜ💪 #武士の鑑 #元久二年 pic.twitter.com/3KW4aFdPs7 x.com/nekorapper/sta…

二俣川合戦より819年 畠山重忠公慰霊祭@薬王寺 受付でいただいた袋の中に慰霊祭の手拭い入っていた! 五三の桐紋‼️ ありがとうございます🐎 #畠山重忠 #武士の鑑 #元久二年 pic.twitter.com/x3hjxkoFjk x.com/nekorapper/sta…

父上、兄上……六郎は初陣をともに、戦い果てたかった。 #元久二年 pic.twitter.com/GDDcO3Mxne

-今日未の刻、相州室（伊賀の守朝光女）男子平産（左京兆これなり）す。［吾妻鏡］ #元久二年

凡そ弓箭の戦い、刀劔の諍い、刻を移すと雖もその勝負無きの処、申の斜めに及び、愛甲の三郎季隆が発つ所の箭、重忠（年四十二）の身に中たる。 季隆即ち彼の首を取り相州の陣に献る。その後、小次郎重秀（年二十三母は右衛門の尉遠元女）並びに郎従等自殺するの間、縡無為に属くと。 #元久二年

わが心が正しければ、この矢に枝葉を生じ繁茂させよ！ #元久二年

鎌倉、か。謀反人、か。 畠山が、我らが進む道はこれしかない。皆もわかっているはずだ、義のなき戦をいくら重ねても我らと鎌倉殿の造ろうとした坂東の姿には遠く届かぬと。 ……重忠が134騎、命をもってしてこの国の姿を示すのみである！ #元久二年

重忠これを見て、この金吾は弓馬放遊の旧友なり。万人を抜き一陣に赴く。何ぞこれを感ぜざらんや。 重秀彼に対し、命を軽んずべきの由下知を加う。仍って挑戦数反に及ぶ。加治の次郎宗季已下、多く以て重忠が為に誅せらる。 #元久二年

爰に襲来の軍兵等、各々意を先陣に懸け、誉れを後代に貽さんと欲す。その中、安達籐九郎右衛門の尉景盛、野田の與一・加治の次郎・飽間の太郎・鶴見の平次・玉村の太郎・與籐次等を引率しをはんぬ。主従七騎、先登に進み弓を取り鏑を挟む。 #元久二年

去る正治の比、景時一宮の館を辞し、途中に於いて伏誅す。暫時の命を惜しむに似たり。且つまた兼ねて陰謀の企て有るに似たり。賢察を恥ずべきか。尤も後車の誡めを存ずべしと。 #元久二年

近常・成清等云く、聞く如きは、討手幾千万騎を知らず。吾衆更に件の威勢に敵し難し。早く本所に退き帰り、討手を相待ち合戦を遂ぐべしと。重忠云く、その儀然るべからず。家を忘れ親を忘るは、将軍の本意なり。随って重保誅せらるの後、本所を顧みること能わず。 #元久二年

- 折節舎弟長野の三郎重清信濃の国に在り。同弟六郎重宗奥州に在り。 然る間相従うの輩、二男小次郎重秀・郎従本田の次郎近常・榛澤の六郎成清已下百三十四騎、鶴峰の麓に陣す。 而るに重保今朝誅を蒙るの上、軍兵また襲来するの由、この所に於いてこれを聞く。［吾妻鏡］ #元久二年

- 午の刻に各々武蔵の国二俣河に於いて重忠に相逢う。重忠去る十九日小衾郡菅谷の館を出て、今この駅に着くなり。［吾妻鏡］ #元久二年

鎌倉に向かって、進発！ #元久二年

よく晴れたな、このまま行けば昼には戸塚、夕前には鎌倉に入れるだろう。 #元久二年 pic.twitter.com/eJtcH7DYSB

今年もこの日が🤲 地元で語り継がれてきた重忠様像が 大河ドラマ以降、我が推しになった幸せ✨ 今日は重忠まんじゅうを頂いて想いを馳せよう😌 #畠山重忠エア献花祭 #武士の鑑 #畠山重忠 #元久二年 pic.twitter.com/tyZ8wHiiUZ x.com/haiku_nohi/sta…

下河邊庄司行平・園田の七郎、並びに大井・品河・春日部・潮田・鹿嶋・小栗・行方の輩、児玉・横山・金子・村山党の者共皆鞭を揚ぐ。関戸の大将軍は式部の丞時房・和田左衛門の尉義盛なり。前後の軍兵雲霞の如くして、山に列なり野に満つ。 #元久二年

筑後左衛門の尉知重・安達藤九郎右衛門の尉景盛・中條籐右衛門の尉家長・同苅田平右衛門の尉義季・狩野の介入道・宇佐美右衛門の尉祐茂・波多野の小次郎忠綱・松田の次郎有経・土屋の彌三郎宗光・河越の次郎重時・同三郎重員・江戸の太郎忠重・渋河武者所・小野寺の太郎秀通、 #元久二年

大手の大将軍は相州なり。先陣は葛西兵衛の尉清重、後陣は堺平次兵衛の尉常秀・大須賀の四郎胤信・国分の五郎胤通・相馬の五郎義胤・東の平太重胤なり。その外足利の三郎義氏・小山左衛門の尉朝政・三浦兵衛の尉義村・同九郎胤義・長沼の五郎宗政・結城の七郎朝光・宇都宮の彌三郎頼綱 #元久二年

数日の行程を隔つと雖も、洛陽に於いて猶固関の如きの構え有り。上東・上西両門（元土門なり）始めて扉を建てらる。矧や重忠すでに近所に莅み来たるか。蓋し用意を廻せんやと。これに依って遠州御前に候じ給い、四百人の壮士を召し上げ御所の四面を固めらる。次いで軍兵等進発す。 #元久二年

また畠山の次郎重忠参上の由風聞するの間、路次に於いて誅すべきの由その沙汰有り。相州已下進発せらる。軍兵悉く以てこれに従う。仍って御所中に祇候するの輩少し。時に問注所入道善信、廣元朝臣に相談して云く、朱雀院の御時、将門東国より起る。 #元久二年

-寅の刻に鎌倉中驚遽す。軍兵由比の浜の辺に競走す。謀叛の輩を誅せらるべしと。これに依って畠山の六郎重保、郎従三人を具しその所に向かうの間、三浦平六兵衛の尉義村仰せを奉り佐久間の太郎等を以て重保を相囲むの処、雌雄を争うと雖も、多勢を破ること能わず。主従共誅せらると。 #元久二年

-寅の刻に鎌倉中驚遽す。軍兵由比の浜の辺に競走す。謀叛の輩を誅せらるべしと。これに依って畠山の六郎重保、郎従三人を具しその所に向かうの間、三浦平六兵衛の尉義村仰せを奉り佐久間の太郎等を以て重保を相囲むの処、雌雄を争うと雖も、多勢を破ること能わず。主従共誅せらると。 #元久二年

何と三浦が軍勢を出していると？やはり、鎌倉に事起こるということか。駆けつけ加勢し、父上にも報告を！ 誰そこの騒ぎの企てか、見定めに参らん。 #元久二年

父上の鎌倉入りは昼過ぎのはず、昨夜から僕は父の早馬での言に従い、もしもと甲冑に袖を通したまま身を休めてはいる。 今日は僕の初陣だろうか、いや、さすがに。この鎌倉の中で、そんな義のない挙兵はないはず。 #元久二年

→是、継母の阿党を存じ、吾於讒者に処されん為かと云々。相州、此の上者賢慮を在る可き之由、之を申被ると云々。 ［吾妻鏡］ #元久二年

→遠州 重ねて詞を不出、座を起た被。相州、又退出し給ふ。備前守時親、牧御方之使と為し、相州の御亭へ追て参り、申して云はく。重忠が謀叛の事已に発覚す。仍て君の世の為、事の由於遠州に漏し申す之処、今、貴殿が申被る之趣、偏に重忠に相代り、彼の奸曲を宥め被んと欲す。→ #元久二年

→是、併ら御父子の礼を重ずる之故也。而るに今、何を以て憤り叛逆を企てる可き哉。若し度々の勳功を弃て被、楚忽に誅戮を加へ被れ者、定めて後悔に及ぶ可し。犯否之真偽を糺す之後、其の沙汰有るも、停滞する不可と云々。→ #元久二年

→ 両客 申被て云はく。重忠、治承四年以来、専ら忠直の間、右大将軍其の志を鑑み給ふに依て、後胤を護り奉る可き之旨、慇懃の御詞を遣は被る者也。就中に金吾将軍の御方于候うと雖も、能員と合戰之時、御方に參り其の忠を抽んず。→ #元久二年

元久二年六月小廿一日丁未。晴。牧御方、朝雅之讒訴を請け鬱陶被る之間、重忠父子を誅す可き之由、内々に計議有り。先ず遠州此の事於相州并びに式部丞時房主等に仰せ被る。→ #元久二年

そして、昨夕に重保は鎌倉入りをしている。父が着到するまで動かず待てと伝えてはあるが。舅殿であろうと、姻戚の家であろうと、今は畠山の家の者以外に委ねられぬと思えと……我らいま134騎の精鋭で鎌倉を目指す。 #元久二年 x.com/shigeyasu6_bot…

ぼっちゃま😭久々のTLご帰還が #元久二年

元久二年六月小廿日丙午。晴。同宮の臨時祭例の如し。 夕に及び、畠山六郎重保、武蔵国自り参着す。是、稲毛三郎重成入道、之を招き寄せると云々。 #元久二年