誰もいない夕暮れの道 私しか知らない路地 私だけが気付いた花 『私だけ』と思い込んでいる自分 #詩 #創作 #四行詩

流し見している動画の音が聞こえる中 炊飯器からはお米が炊ける香り カーテンが翻る影 出かける支度をしようと　立ち上がる自分 #詩 #創作 #四行詩

｢雨｣ 小道は木立を抜けていく 瞳を潤ませる石畳の道　立ち並ぶ木々 風吹くたびに瞬く道　涙の木の葉 私は過ぎる　私の足の裏で湿っている小道 ※改作版　#詩　#四行詩

#ふるさと狭山四行詩散歩　20 こんにちは #狭山ふるさと博士　のナベです。 5月になり、入曽の　#メモリーけやき　も新緑となりました。 今日は生憎の雨ですが、心だけは新たな季節へと。 空に向かって若葉を広げる「けやき」に愛をこめて。 #狭山市　#入曽 #ふるさと狭山 #四行詩 #メモリーツリー pic.twitter.com/SfHAUR5tJo

四月 さよーなら また来年 もっと良き　四月まで #詩 #創作 #四行詩

透明なガラスの容器に 綺麗な花をたくさん敷き詰めて 君にぶん投げる まぁ　割れるんだけどね #詩 #創作 #四行詩

外にいると暑い 部屋の中にいても暑い 冷蔵庫が温く感じる 夏の足音は　カラッとジメジメ #詩 #創作 #四行詩

避らずたちたる金鎖 たぎりぬればかへらぬ錆 こころ記号と成り果てて 皐月の蝶かなしき日々 #四行詩　キングサリ／相聞

定期的に バラバラに散らばった自分の欠片を集めて 再結晶してる まだ大丈夫だと　勇気付けるために #詩 #創作 #四行詩

洗濯機が回っている音 水道から垂れる水の音 外を走る車の音 四角い部屋の中で　私が深く息を吸う音 #詩 #創作 #四行詩

幸か不幸か 怒る国民は 多く少なく 生きること 精一杯週間 黄金週間は 出かけるか はたらくか 弱きは常に 投げ出され #五行 #サンデーモーニング #ヤヌー #四行詩

降っていないはずなのに カーテンの向こうから雨が降る音が聴こえる 愛が重めの男性主人公が出てくる漫画を読みながら 私のところにも現れてくれないかなとか　独りごちている #詩 #創作 #四行詩

宝石を散りばめた夢の中で 明日への期待も不安も無しに ゆっくり揺蕩う 明日も歩き出すために #詩 #創作 #四行詩

晴れた青空とカラフルなお花の景色も好きだけど どんよりとした灰色の空と全ての色がモノクロになった世界も好き 傘をタップする雨音を聴きながら 足元はそろそろと　水溜りを避けた #詩 #創作 #四行詩

甘い物を食す 刹那的な満足度を得る それなのにまた　満足度を上げようとする だから　肥えるのだ #詩 #創作 #四行詩

雨音が聞こえる夜は 布団の中で過去の自分が顔を出す 若さ故とはいえ　しでかした失敗たち 明日起きたら今日この瞬間の身悶えも　黒歴史になるのだろうか #詩 #創作 #四行詩

土の地面が濡れた匂いがする 多分　もうすぐ雨 灰色の空が　晴天よりも明るくて白い とにかく白が眩しいので　私はそっと日傘を開いた #詩 #創作 #四行詩

ふるさと狭山四行詩散歩19 こんばんは 狭山ふるさと博士のナベです。 プラタナスは何も言いません。 誰もこの事を伝える人はいません。 人知れず命を終えたプラタナス。 せめての供養です。 #狭山市 　#ふるさと狭山 #四行詩　#四行詩散歩 #狭山ふるさと博士 pic.twitter.com/LOw8Qe4QBA

普段何気なく歩いている時　一瞬ぐわんと地面が波打つような感覚がある そんな時は あー、私また並行世界に移動しちゃったのね　なんて思う 日常の中の　私だけの物語 #詩 #創作 #四行詩

どこかにトキメキないかなー そう思いながら　今日も私は散歩をしている 薄暗い路地裏　可愛い外装のお店　よく分からない花が咲く場所 今日も　何処かに #詩 #創作 #四行詩

「廊下」 ふたりひとりと過ぎる 廊下はどこまでも伸びる　伸びてゆく もうすれ違う人もおらず　気配すらなく 廊下はいつか私を呑み込もうと　呑み尽くそうと #詩　#四行詩　#即興詩

｢横断歩道｣ 投げられた網よ 取れる獲物とてない 青い道は谷を越え山を抜け いつか大海原に吞まれるのだが #詩 #四行詩 #即興詩

｢記憶｣ 雨は揺らし続けて静謐 風は黙しかねて見開く目 孤独は遥か黎明に目覚め 人となりてこの世の一隅を濡らす #詩 #四行詩

～無題～ 生きていることを 感じたい 後ろ向きでは無く 前向きに #キミとボクの境界線 #四行詩 pic.twitter.com/qHgDAvhBa4

｢夜道｣ 電信柱に電灯ひとつ 暗い夜道を細々照らす 電信柱に電灯ひとつ 暗い心のよすがとなって #詩 #四行詩