【煉󠄁氏】 初統期中期 煉󠄁氏は嘉縁の血脈を継ぎ 啓示の火を円環に編み直した 祈りを縛り、裂け目を閉じ 信仰は血を繋ぎ、血は権を束ねだす やがて円環は誓いを超え 啓示は声なく政治を支えた 祈りを喰らい続け 嘉縁はなお火の奥で眠る #塵常界 #塵常界記録 #煉󠄁氏 #初統期 #塵常界歴史 #嘉縁 pic.x.com/4nCy9pbA59

【月花の舞姫】 これは塵常界に生じる夙罹の一つ 苔庭は夜だけ花園の夢を咲かせる 舞姫は供物を喰い、花弁は嘆きを刻む 一歩踏めば魂ごと苔に還る祝祭だ お前の咳に花粉の味がするなら── すでに花は 脳底のさらに奥で咲いている #霄穹界 #霄穹界断章 #夙罹 #月花の舞姫 #塵常界 #苔庭 #花園 pic.x.com/s1Gh9d4Nxy

【霊会】 再霊期 塵常界の混乱を越え 霊術は再び呼吸する 地下に潜む術者らは結社を築き 「霊会」として術の断片を伝え 霊術体系を教え進め 秩序間に霊的均衡を芽吹かせた 再霊とは復活か 否、失われた均質の代わりに 多様な狂気を抱えた再起のことだ #霄穹界 #霄穹界記録 #塵常界 #霊会 #再霊期 pic.x.com/4F0jj35VPD

【遶華 ─ 背紋の門守】 背に裂け目を抱え、冥幽を引き摺り出す辻の影。 誰かを渡し、誰かを呼び戻す。 名を視れば声は失せ、夢を喰われる。 ──夜渡りの廃道にて、 背紋に滲む冥幽の座標は今も開いている。 #霄穹界 #霄穹界断章 #塵常界 #背紋の門守 #遶華 #遥喪路辻 pic.x.com/tPMVeshfq5

【燠朝官僚 起源】 燠朝の始まり、 霊会正統派と嘉印補佐官僚が 霊印審議局と契約整理院を築いた。 霊術と契約、祈祷と制度。 人は霊を束ね、理を刻み、 嘉印と共鳴して秩序を編んだ。 中央庁舎の階段には、 まだ祈りと法が一つだった刻印が残る。 #霄穹界 #霄穹界記録 #塵常界 #燠朝 pic.x.com/cVBnIVw2jt

【燠帝宗】 歴代燠朝の帝の呼称 初代は霊術の火を宿した特異者 人々はその血を「開祖」と呼ぶ 二代、三代と血脈は裂け 選ばれし者だけが 火の素を繋ぐ 血統は形に過ぎず 霊は証として脈打つ 燠帝宗── 儀礼と血の狭間で続く 微かな火の名残 #霄穹界 #霄穹界記録 #燠編期 #燠朝 #燠帝宗 #塵常界 pic.x.com/kJRB1232lK

【瘤果】 嘉樹の瘤が肥大し 穢れは瘤果となって地に落つ 拾う者は祈りを刻み、呪を孕み 異形の血を継ぐ 瘤果は霊核の癌、狂果にして力の核 封じるは断絶、祀るは背徳 だが瘤果の歪みこそ 裂けた風を繋ぐ霊の種 #霄穹界 #霄穹界記録 #風裂期 #瘤果 #塵常界 #呪蠢胎 pic.x.com/57r1Ns70Vz

【縵籟門】 霄穹より塵常へ降る唯一の正門。 花の文様が揺れ、 装束は変容し、 光の階が現れる。 門を守るは、言葉少なき鋳金の巨躯──遶守。 その扉は、ただ祈りの果てにだけ開く。 #霄穹界 #霄穹界記録 #塵常界 #縵籟門 #異界への道 pic.x.com/1Ptgt2PoaN

【遙喪路辻】 それはどこにもあって、どこにもない 峠の裏、廃道の奥、夜明け前の脇道 音は反響せず、鳥は鳴かず、花の匂いが逆さに漂う 名を呼ばれ、名を失い、名を返す 辻を通れば二度と同じ形では戻れぬ ──冥幽の風が吹くところ #霄穹界 #霄穹界記録 #遙喪路辻 #塵常界 #冥幽界 #異界への道 pic.x.com/rTf5HgZ0BP

【塵常界：鉄権期】 戦王乱立、群雄割拠。 鉄と武が覇を競う時代。 地下に潜む霊術は禁術となり、 兵に宿りて刃を光らす。 理は撹れ、誓約は裏返り、生死は滲む。 漏れた禁紋則が因果を歪め、 軍神を戴き、異象を背負う。 剣と血の群雄、覇を奪う。 #霄穹界 #霄穹界記録 #塵常界 #鉄権期 #群雄割拠 pic.x.com/NKjG9Skuw8