⚫︎雪坊主(ユキボウズ) 九州地方に伝わる 雪の多い日の夜に現れ、一人で出歩いている子供を「ヒュウヒュウ」と叫びながら攫ってしまう 雪坊主とは、本来は山や木に雪が積もって坊主頭に見える様子を指す #妖怪シリーズ pic.x.com/ewkqiap3tk

⚫︎メドチ 青森県などに伝わる 河童の一種で、性質もよく似る 黒い猿や子供に似た姿の他に、細長く鰻の様な姿とも言う 木片などに擬態し、子供をおびき寄せてから沈んで溺れさせる 特に紫色の尻の子供を狙うので、紫尻の子供は川に入らせないという #妖怪シリーズ pic.x.com/uwf3legndv

⚫︎ヤザイモン蛸(-ダコ) 香川県に伝わる 八左兵門という者が岩の上で寝ている大蛸の足を一日に一本ずつ切り取ったが、最後の一本になったところで八左兵門を海に引きずり込んだ それ以来その蛸はヤザイモン蛸と呼ばれるようになった #妖怪シリーズ pic.x.com/gxpz9v8dg6

⚫︎入内雀(ニュウナイスズメ) 平安時代の歌人・藤原実方が天皇の怒りを買い陸奥国(青森県)に左遷させられた 都に帰れずその地で没した怨念が雀と化し、京都の内裏に侵入し食糧を食い尽くすようになった 故に「入内雀」と名付く #妖怪シリーズ pic.x.com/9mt4sfrysa

⚫︎くたべ 富山県に現れた怪獣 人面牛身で体の側面にも目がある 山を行く人の前に現れ「4、5年以内に原因不明の疫病が流行るので、私を見るか写しを描いて人に見せれば難を逃れられるだろう」と予言した 中国の聖獣「白沢」に近いものらしい #妖怪シリーズ pic.x.com/gqvosjfc68

⚫︎幽霊(ユウレイ) この世への未練で成仏できない霊の総称で、主に人間の霊を指す この世に留まる理由は空腹・遺言・恋慕・私怨など様々 江戸時代後期には娯楽として歌舞伎の演目や浮世絵の題材になった 足のない幽霊の先駆けは江戸中期～後期の絵師・円山応挙と言われる #妖怪シリーズ pic.x.com/bs0j3pbbbd

⚫︎コイヌマ様(-サマ) 山口県北部に伝わる 夜の川辺に現れ、必ず3体いる 姿は子供の様で顔が無く金色に発光している 人を見ると両手を出して足を動かさずに高速で追いかけ、囲まれた者は悪戯されて死んでしまうか気が触れてしまう 夜更かしすると窓から覗くこともあるらしい #妖怪シリーズ pic.x.com/guwwug4sby

⚫︎おとら狐(-ギツネ) 愛知県に伝わる狐憑きの一種 憑かれた者は左眼から目脂が溢れ左足が不自由になるが、これは左眼を長篠の戦いの流れ弾で失い、左足を長篠城主に斬られたため その他にも長篠の戦いの様子を語ったり、生魚を丸ごと食べるなどの奇行に走る おとらとは憑いた娘の名前 #妖怪シリーズ pic.x.com/24muvn6dkd