【史料を読む】氷解出来ます？ #史料を読む #公方 #屋形 pic.twitter.com/BQnKRk0mXi

【史料を読む】 4枚目文書、３条目の後ろから３行目の「能々公方儀并御屋形守護方成敗を御申成候へく候」とあるように、やはり「公方」=守護って、あり得ないよな🤔#公方 #屋形 #史料を読む pic.twitter.com/0hctAZ8Lyz

はて？「暫定的な解釈だと天文16年10月13日付書状の『屋形』と、この書状の『公方』は同じということにはなる」って、これら史料をどう解釈したら、「屋形」=「公方」と解釈できるのだろうか🤔疑義のある情報より史料をしっかりと読んだ方がよいと思うけどな🤔#公方 #屋形 x.com/yasu197508161/… pic.twitter.com/RNovCNBuiH

【史料を読む】著名な史料再掲！ 丹波国大山庄代官岡弘経書状 「屋形(守護)」は「公方」でない、って事が示唆される文書！ ホンで、先行研究で確か「屋形要脚」を"守護段銭"ととらえられていたけど、ホンマにそうなのかしら🤔ホンなら何で「屋形段銭」って記されないのかしら🤔#公方 #屋形 #史料を読む pic.twitter.com/V9z8gQeYaM

えっ！？南北朝は「公方」は将軍家で、室町期は守護も「公方」と称されるようになり、戦国期には「公方」は消滅して「御屋形様」となる😲しかも、「屋形」にも段階があって「屋形」→「御屋形」→「屋形様」「御屋形様」って😂残存史料のみで統計とっても意味ないと思いますが…#屋形 #公方 pic.twitter.com/UIJrCYz6HT

惣領家当主を唯一の「公方」として仰ぐことを誓わせた、っていっているのに、なぜ２年後の契約状では惣領家当主を「屋形」と称しているのかしら🤔#公方 #屋形 pic.twitter.com/hGWO3VYdn7

ところで注目されるのは、「御屋形」や「天澤寺(「殿」脱か)」には闕字が使われているのに、「公方奉行」には闕字が使われてない事である。先行研究では今川家も「公方」だとされるから、もしそうなら「公方奉行」にも使用されるよね🤔やっぱ「公方」≠今川家なんですよ😌#公方 #屋形 #闕字 pic.twitter.com/seMP8JpRAb

「上方(うえつがた)」は、関連史料から、大内家当主(大内持世)を示していることが確認出来る。 上掲史料記載の「公方」が島津奥州家元久というなら、このように関連史料をもって確認しないとダメですねんて！これによりはじめて「…意味することは間違いない」と言えるですねんて😌#公方 #屋形 #上方 pic.twitter.com/DHolbOrQbn

当初1枚目の冒頭の寄進分と後ろから3行目の寄進分の差異に気づかなかったが、よくよく読んでみたら、2枚目の寄進分と1枚目の後ろから3行目の寄進分の書く順が共通している事に気が付いた。1枚目冒頭の寄進分は2枚目の天文16年のものではない。#公方 #屋形 pic.twitter.com/wOcl1LOCPA

さて、①1枚目の「公方」が、②2枚目の「屋形」と解釈して、それで①の内容がすんなり理解できてきますかね🤔むしろ、①の後ろから3行目の寄進分は②の寄進分の事で、①冒頭の寄進分は天文16年より以前の物と解釈した方がすっきりしませんか🤔きっと「公方」は古河公方足利晴氏ですよ😌#公方 #屋形 pic.twitter.com/a2TCD6m9uS

天文15年、古河公方足利晴氏と敵対する。この事からなのか、鎌倉寺院宛ての北条家、鎌倉代官大道寺盛昌の寄進関連文書が、天文16年に多数出されている。↓#公方 #屋形 pic.twitter.com/tPRpwygudl

相良正任書状に、大内政弘は「当時(現在)御陣」とあるように、連歌会前日、戦場にいた。ゆえに、武内忠国連歌の後筆の「公方様御在関(赤間)之時」を"政弘が在関の時"とする見解には賛同できない。しかも、政弘は「御屋形様」と記されている。後筆も「御屋形様」とされるのが自然では🤔。#公方 #屋形 pic.twitter.com/tm4nspYWbG

先行研究では、武内忠国連歌記載の「公方様」を大内政弘と「はっきり」と呼称していると断定。ただ、その連歌に「御屋形様」と記されている事を述べていない。守護の尊称は「屋形」である。鑑みれば、2枚目の史料の端裏書のように「御屋形様」とされるのが自然であろう🤔 #公方 #屋形 pic.twitter.com/Aa3PEhDUix

正任書状に「当時御陣」とあるから、翌日の夢想連歌会の時も、大内政弘は某所に在陣中だったと思う。まあその在陣が赤間関だとしても、武内忠国連歌記載の「公方様御在関之時」という表現はひっかかる。例えば"公方様赤間関において在陣之時"なら「公方様」は"政弘"って考えなくもない🤔#公方 #屋形 pic.twitter.com/XvuLHNroJ2

3枚目の武内忠国連歌の「公方様」が大内政弘と考えにくいのは、まず連歌に「御屋形様」とあること。次に詠歌の下に名前がない事から、連歌に不参加と思われること。次に当時政弘は、「在陣」中であったこと。次に「在陣」ではなく「在関」とあり、その表現に違和感があること。等である。#公方 #屋形 pic.twitter.com/VaK4C8gyUd

この著書では、清水康英屋敷売券写の「公方銭」を"北条氏の「公方銭」"と解釈しているが、北条の「公方銭」ではない事は、「公方銭」への平出、「御屋形様」への闕字、といった差異から明らか。#公方 #屋形 #闕字 #平出 #阿部浩一 pic.twitter.com/pioFSqEBXD

この売券写も、「公方」と「屋形」が併記。先行研究の「公方」=「屋形(北条)」に不信感。しかもその原文書写では「公方銭」に※平出式(敬意の改行)が使用。※2行目のみ17文字。「御屋形様」は闕字である。平出は闕字より厚礼。これは「公方」=「屋形」でない事を示唆している。#公方 #屋形 #闕字 #平出 pic.twitter.com/OElc4tYyR6