本日の注目本 『シティポップ短篇集』（田畑書店） #片岡義男 #川西蘭 #銀色夏生 #沢野ひとし #原田宗典 #山川健一 #平中悠一　編 80年代、シティポップが輝いていたあの頃、日本の作家たちに一度だけ、都会小説の神様は微笑んだ。 pic.twitter.com/tQrGmjYYil

そして大人の皆さんに言いたい。#楠章子 @ kusskuss5 『スタート』を購入して読んで、その後、いちばん親しい小学生か中学生にプレゼントしてあげてください。それが僕らの「帰還」の第一歩になるはずだ #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024040…

#楠章子 @ kusskuss5 の『スタート』に登場する小学生達に僕は言いたい。中学生になっても高校生になっても大人になっても、人間は何度でもスタートしなきゃいけないんだよ。勇気がいるけど、でも、そいつはとても楽しいことなんだよ #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024040…

例えばこの楠章子の『スタート』のように、児童文学の世界には子ども達に向かい合おうとする良質な作品がいくつかある。そこでは文学が本来の役割を果たしている。脱帽するしかない #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024040…

そこに登場するのが猫男である。猫男はグリム童話の「ハーメルンの笛吹き男」のようでもあり、悪魔のようでもあり、同時に救済者でもある。この猫男の造形は勧善懲悪の枠組みの中にはなく、そこが絶妙である── #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024040…

子ども達の物語、子ども達の危機は今すぐそこにある。楠章子はそんな現実を掬い上げようとしたのだ 親からの虐待、虐待とまではいかないまでも父親がアルコール中毒だったり、母親の支配欲であったり、トランスジェンダーの悩みを抱える子どももいる #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024040…

この紹介文にある「今すぐそこにある、子どもたちの物語」というのが重要である 日本では貧困化が進み、約235万人の子どもたちが満足にご飯が食べられない環境にある。飢餓経験率は5.1％（20人に1人）、相対的貧困率は15.7%（7人に1人）である── #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024040…

そして最後の見開きページは、暗闇の中に佇む5匹の猫のイラストが描かれ、文字は白抜きである。凄みがある。この1冊の本には、造本にまで仕掛けがあったのだ！　あかかね書房、お見事！ #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024040…

登場人物である小学生達の感情のうねりに共鳴して思わず涙ぐみ、巧妙な伏線を拾い上げる職業作家の手さばきの正確さに唸り、連作を通じてこの物語世界の中核に隠された「秘密」が開示されるのを心待ちにした #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024040…

心配は杞憂であった。安易なハッピーエンドを巧妙に避け、物語の全体を僕ら読者への呼びかけとして成立させている。素晴らしいエンディングである 僕は楠章子作品はほぼ全作読んでいるが、この『スタート』が著者の最高傑作であることに間違いはない #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024040…

最初の「駅・シイ」を読み終えたところで、僕はこの作者の力技に唖然とした こんな展開があり得るのか？ この設定で結末まで走れるのか？ #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024040…

#楠章子 @ kusskuss5 の新刊『スタート』（あかね書房）に、僕は衝撃を受けた。この小説は児童文学の金字塔であるばかりでなく、文学というものの価値ある達成を読者である僕らに鮮やかに告知している #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024040…

#山川健一 #私物語化計画 4/5 会員の皆さんの作品を紹介する 04 楠章子の新刊『スタート』（あかね書房）は児童文学の金字塔である yamakawa.etcetc.jp/lecture2024040… ──この小説は児童文学の金字塔であるばかりでなく、文学というものの価値ある達成を読者である僕らに鮮やかに告知している

山川 健一 氏のポルシェに関する文庫本です… ポルシェは練習して乗るクルマだというのですね… ATではあり得ないところに興味が惹かれます… #山川健一 #ポルシェ #練習 #回転落ち pic.twitter.com/EvLv5c5P08

面白そうな本が出る。 #シティポップ短編集 シティポップが生まれた80年代、日本の文学は何をしていたのか… だって。あの時代を切り取るナイン・ストーリーズ、これは読んでみたい。 #片岡義男 #川西蘭 #銀色夏生 #沢野ひとし #平中悠一 #原田宗典 #山川健一 amazon.co.jp/dp/4803804303/… pic.twitter.com/sIhSZCSJur

NSはロックの世界の住人だったが、この作品で、文学の世界の住人にもなった。小説を書くことは大変だが、その努力は価値ある営みである。保証するよ！ #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024020…

ロック系新規会員の男子2人の共通のテーマは「隠された父の発見」であり、IMさんのテーマは「母性の回復」である。これは言うまでもなく、ナラトロジーの基本である #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024020…

彼らの肉体には、知らず知らずのうちにナラトロジー（物語論）が血液のように流れているのではないだろうか。そうでなければ『（作品名非公開）』も『（作品名非公開）』も生まれようがないではないか #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024020…

しかし、である。ほとんどのロック・ミュージシャンは小説なんて書かないし、読みもしない。だからロックの世界に住んでいればいいというものではない。だがやはり、ロックと小説の関係には何か秘密が隠されているような気がする。 #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024020…

絵本を2冊出しているIMさんもパンクの世界の住人である。新宿のRSでDJをやっていたこともあるのだそうだ このロック系新規会員の3人はパワーがある！ 表現のコアにロック衝動があると言っていい #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024020…

OMとNSの共通点は、ロックの世界の住人だということだ。ロックキッズなのである。だから確固とした初期ロック衝動があり、それが小説を書く際にもオートマティックに発動したのかもしれない #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024020…

今週推薦作として紹介するのは、NSさんの小説『（作品名非公開）』である これは、彼が書く初めての小説だ。先週扱ったOMの『（作品名非公開）』同様、処女作とは思えない強いインパクトと完成度の高さを併せ持っている #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024020…

そういう意味では、ロッドの楽曲の歌詞が実はいちばん文学的なのだと思う。そして、こんなに陽気で華やかなロックヴォーカリストは他にいない。 　コンサートの後仲間とビールを飲みに行った。幸せな一夜であった！ #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024020…

ミック・ジャガーはストイックで、ジョン・レノンはシリアスで、ボブ・ディランは偏屈で、ロッド・スチュワートは気が弱い。そこがいい #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024020…

10代の頃からロッドの音楽を聴いてきて、ほとんどの歌の歌詞も覚えている。すると、コンサートの間中、過去のさまざまなシーンがフラッシュバックして、ロッドと共にタイムトラベルしているみたいであった #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024020…

ロッド・スチュワートの、一夜限りの来日公演を東京・有明アリーナで観て来た。感動した。この来日公演は【One Last Time】と命名され、彼にとって13年ぶりとなる来日だ #山川健一 #私物語化計画 yamakawa.etcetc.jp/lecture2024020…

#山川健一 #私物語化計画 3/22 会員の皆さんの作品を紹介する 02 NSの処女小説「（作品名非公開）」には舌を巻いた yamakawa.etcetc.jp/lecture2024020… NSはロックの世界の住人だったが、この作品で、文学の世界の住人にもなった。小説を書くことは大変だが、その努力は価値ある営みである。保証するよ！