長さの違う 小枝の折れ口は 全てが歪 不均等に置かれ 土の蓋になっている 肥料になるにはまだ早いと 太陽が帽子被る 折れ口から伝わる切なさは わたしを現していた #拙い詩人の会

ていたらく あんなに動けてたはずなのに 今の私は動けない すぐ疲れてしまう 倦怠感がすごい なんというていたらく #拙い詩人の会

ご褒美 いつも楽しみにしてたんだ お手伝いした後のご褒美 なにかなぁ～なにかなぁ～って ウキウキしながら待ってた まだ幼かったワタシ #拙い詩人の会

豪華なモノなどいらないの 月と星と海と空 そして あなたが居る それが私を 幸せにする ご褒美だから #拙い詩人の会　『ご褒美』

わたしを表すには 最適の言葉 わたしそのものであり 抜け出せぬ 檻 #拙い詩人の会　『ていたらく』

#拙い詩人の会　今回のお題は『ていたらく』と『ご褒美』です。書きたい物を書きたい時に書いていただけたら嬉しいです。

鼈甲のかんざし 私の宝 日々の疲れを 吸い取ってくれる 故に ヒビは隠せなくなっているけど あと少し 私にくっついていてください #拙い詩人の会　『かんざし』

日付は書いてない 書き忘れたわけではないよ 自分の年齢を再確認に したくなかっただけだ #拙い詩人の会　『日記』

今そのもの 此処が僕の 最終地点 引き返す電車は あの時壊した #拙い詩人の会　『途中下車』

見飽きたタトゥーは いつも私の上で揺れていた たまに静止したかと思うと 充電完了の如く動き出して 私を夢の中へ 突き落とす #拙い詩人の会　『タトゥー』

#拙い詩人の会　今回のお題は『かんざし』と『日記』です。書きたい物を書きたい時に書いていただけたら嬉しいです。

挑戦して 上手くいかなかった人に 冷たいのは 自分が夢破れ 他の人が成功するのがいやで だろうねという思いからなら 悲しいな 諦めたのは自分 過去の自分を笑えますか？ #拙い詩人の会

途中下車の駅から 歩いて15分 小さな 寂れた遊園地 誰も来ない 午後のメリーゴーランドで 何周も何周も回った 錆びの浮いた 支柱を握りながら 何周も何周も回った 平日の 誰も来ない 閉鎖の決まった 午後のメリーゴーランドで、 #拙い詩人の会『途中下車』

正論を吐くのは間違いではありませんが 使い分けしてしまったら意味をなさないのです 好きなものを奪い 何処かへ追いやるのは ちがかろうもん？ #拙い詩人の会

#拙い詩人の会 　　　　途中下車 君との旅からちょっと 途中下車してみた 先はどうなるかは 誰にも分からない 途中下車してみたくてしてみた

#拙い詩人の会 　　　　タトゥー 君の身体に刻まれたタトゥー 君はひと言「イヤだろ」 と僕に言ったけど それも個性だと思ったから 僕はひと言「大丈夫」って

#拙い詩人の会　今回のお題は『タトゥー』と『途中下車』です。書きたい物を書きたい時に書いていただけたら嬉しいです。

ごくたまにメガネをかける同級生その時だけはわたし無口に #拙い詩人の会　『メガネ男子』

北南西から東旅をする風来坊は片道切符 #拙い詩人の会　『風来坊』

波紋かな砂埃かななんだろな風の足跡どこでわかるの #拙い詩人の会　『風の足跡』

三日月にちょこんと座り船出する月の筏で宇宙旅行 #拙い詩人の会　『月の筏』

旅人は その遺伝子に 彷徨を刻まれた ひとの隠蔽種だ ただ 根付かぬ形に生まれ ただ 放浪の先に眠る それだけの 種族だ 旅人は 歩き去ってゆく ただ それだけの 隠蔽種だ、 #拙い詩人の会『風来坊』

#拙い詩人の会　今回のお題は『メガネ男子』と『風来坊』と『月の筏』と『風の足跡』です。書きたい物を書きたい時に書いていただけたら嬉しいです。

子の涙をむげにして 己の欲求を満たす道を 選んだ人に 何を言えばいいとゆうの そういう人だから なおさないのに #拙い詩人の会

震えてる心に嘘ついて 会いにいくのが 人なのに それを選ばなかった 不貞の息子 好きにはなれませんが いつか 心の底から笑える親子に なりたいと願っていた はらぺこ少年の願いは 叶わなくなりました #拙い詩人の会