この中はどうなってるんでしょうか？ #牧野古墳 pic.twitter.com/15YXaUSZzX

牧野古墳は、昭和58年〜59年にかけて橿原考古学研究会所によって調査されたようです 出土品には玉類もみられ、藤ノ木古墳のように珠城玉鬘と呼ばれる玉冠を身につけていたかもしれません #牧野古墳　#後期古墳 pic.twitter.com/918xVRloEw

牧野古墳は、この時代では方墳に次ぐ位置付けですが、規模は直径約48〜60m、高さ13mの三段築成の巨大な古墳です。 #後期古墳　#牧野古墳 pic.twitter.com/v8GYCaoIi4

牧野古墳のGW内部公開を見てきました。奥壁は3段、左右は4段積み、玄門は1段積み、玄室内の高さは4.5M、羨道を含めた全長は17.4Mと巨大なものでした。 #後期古墳　#牧野古墳 pic.twitter.com/9RggM8Nmeo

牧野古墳は、その須恵器からは588年〜641年頃であり、さらに『延喜式』の広瀬郡の6世紀末〜7世紀初頭の古墳が成相墓しかない事、押坂彦人大兄皇子が593年以降に没した事から、牧野古墳=成相墓がほぼ確実視されます。 #編年　#牧野古墳　#後期古墳

奈良文化財研究所は、飛鳥・藤原京出土の7世紀頃の土器を飛鳥I期〜Ⅴ期に編年している。641年に造営が始まった山田寺の聖地層やその下層からは飛鳥Ⅰ期の最終段階の土器が出土する。この飛鳥Ⅰ期の須恵器はTK209後期〜その次のTK217に並行する。 #編年　#山田寺　#牧野古墳

『延喜式』に見える押坂彦人大兄皇子の成相墓は大和国広瀬郡にみえるが、6世紀末〜7世紀初頭の広瀬郡の陵墓は、この成相墓しか見えない。押坂彦人大兄皇子の没年は不明ですが、息子の舒明天皇が593年に生まれている事から7世紀の初頭と思われ、時代的には一致する。 #後期古墳　#牧野古墳

牧野古墳のTK209に先行するTK43の須恵器は藤ノ木古墳などで発見されています。このTK43型は飛鳥寺（588年造営開始／日本書紀）の創建前の包含層から出土する最も新しい土器です。これからTK43の存続年代の一点がこの頃にあった事を示しています。 #後期古墳　#牧野古墳　#藤ノ木古墳