返信先:@D40526290他1人#福永晋三 氏の「邪馬壹国こそなかった」は結論から言えば正しい。「邪馬壹国」は宋代になってから出現した表記と考えるのが至当です。下図参照。 pic.x.com/a1y2ife80y

返信先:@D40526290他1人#福永晋三 氏が『翰苑』所引『後漢書』を謝承『後漢書』であると解釈しているのは疑問です。『翰苑』成立して程なく李賢が『後漢書』に附注し、これが朝廷の書庫に収められて、以後『後漢書』といえば専ら范曄『後漢書』のことを指します。初めの方で福永氏は幾つか誤認をされています。

返信先:@D40526290他1人>翰苑です。そこには邪馬台と書いてあります。 『翰苑』には「邪馬台（臺）」とは書いてありません。その点は #福永晋三 氏も解説されてました。以下のとおりです。 【鎮馬臺以建都】(本文) 【其大倭王治邦臺】(所引『後漢書』) 【南至邪馬嘉国】(所引『廣志』)

#福永晋三　古代史講座　in　嘉麻市（有料） 公開 · 主催者: 福永晋三先生の倭歌が解き明かす「邪馬台国」倭国＝豊国説 2021年4月2日金曜日 18:30〜20:00 UTC+09 受講料　2,500円（1ヶ月） ja-jp.facebook.com/events/1374761… お金とるんですね、、、

twitterで「魏の牧魏」を検索したらほとんどヒットしませんが、「魏収」で検索したら、結構詳しそうな方々のツイートが多くヒット！#福永晋三 氏は 私も國學院大學中国文学科出身です。調べ方はちゃんと教授に教わりました。 と見得切ってますが、「魏収」が思い当たらなかったとしたら泣けます。

『通典』巻第十七 選挙五 雜議論中 【一、其史書，史記為一史，漢書為一史，後漢書并劉昭所注志為一史，三國志為一史，晉書為一史，李延壽南史為一史，北史為一史。】 #福永晋三 氏の「唐の図書館では『魏志』は正統の歴史書で『呉志』『蜀志』は雑史と扱われている」は疑問符が付きそうですが。

『翰苑』高麗に注して【後漢書曰地理志曰玄菟郡云々】とありますが、『後漢書』には「地理志」は無く「郡国志」。これは〝漢書地理志〟の誤。『漢書』地理志玄菟郡 に【西蓋馬。馬訾水西北入鹽難水，西南至西安平入海，過郡二，行二千一百里。莽曰玄菟亭。】とあり、『翰苑』注にほぼ一致。#福永晋三

例えば【卑𣃥娥惑翻叶群情臺與幼齒方諧衆望】付注の【後漢書曰】も #福永晋三 氏によれば謝承書なんでしょうが、この文中には卑弥呼の死から臺與の共立まで書かれてあります。「250年に」呉で「制定」された書にこんな記事が含まれているとは考えにくい。普通は『魏志』文の竄入という解釈ですが、、、

ん？謝承って呉の人ですよね。そして「謝承後漢書が250年に制定」された？250年といえば卑弥呼死の直後。しかも未だ三国分立時代。邪馬臺の名は後漢代から伝わってただろうからいいとして、なんか『翰苑』所引『後漢書』が謝承書だという #福永晋三 説はほじくる価値有りかも。 x.com/D40526290/stat…

『新唐書』芸文志では、正史類として、 陳壽魏國志三十卷 蜀國志十五卷 吳國志二十一卷並裴松之注。 と並べてあります。 #福永晋三

11分過ぎに、唐の図書館では『魏志』は正統の歴史書で『呉志』『蜀志』は雑史と扱われていると。前代の『隋書』経籍志では【三國志六十五卷敍錄一卷，晉太子中庶子陳壽 撰，宋太中大夫裴松之注。】三国一揃いとして扱われているようですね。#福永晋三

早い話、范曄は「眾家後漢書」によって自身の『後漢書』を編んだのですから、范書に「邪馬臺国」とあるのは「眾家後漢書」にあったから。つまり、もともと「邪馬壹国」なんてものは存在しなかったんです！この点で、#福永晋三 氏の「邪馬壹國こそなかった」は、回り道をしていますが結論は正しい！

『翰苑』高麗には「魏牧後魏書」というのも引かれていますね。これは「収」を「牧」と誤っているだけで「魏収後魏書」に近い。#福永晋三 氏はここには気が付かなかった？この部分を魏収『魏書』高句麗伝と比べてみたら、【頭著折風，其形如弁，旁插鳥羽，貴賤有差。】あたりほぼ一致します。

#福永晋三 氏曰く「調べ抜いたんですけど、どこの誰かさっぱりわからないんです」 語り口は上手いですね～ 聴衆を十分魅了するんでしょう。確かに氏の言われる吉川弘文館『翰苑』p101の訓読文には「魏の牧魏の後漢書に曰く」と書いてありますけどね～