339頁＞“のちに伝記作家シュテファン・ツヴァイクによって稀代の悪党という烙印をおされたフーシェを教祖のようにあがめていた人物が日本の近代警察をつくったことは、日本にとって幸福だったか不幸だったかはともかく、新国家成立のさまざまな神話のなかでもこれはもっとも伝奇的…”#翔ぶが如く（三）

『 #翔ぶが如く 』海外の皆様にも観てもらえたらなぁと思いますが【西郷隆盛という人と大久保利通という人がざっくりどんな人かわかっている】のが観る為の前提（日本だと前期中等教育で習う）だとも思うのですよ…その点『 #獅子の時代 』は主役お2人の実在が確認できないので気軽に観られるかも？ x.com/ulaken/status/…

327頁＞“大藩のうち、戊辰戦争に参加して新政府を樹立させることに功のあった藩は、その城下の地名をもって県名にしたのである。／　鹿児島県、山口県、高知県、佐賀県、福井県がそうである。戊辰戦争に遅ればせながらも積極的に参加した藩の旧藩地も、この待遇をうけている。”#翔ぶが如く（三）

129頁＞“開拓使の予算でアメリカへやった五人の留学女学生の近況を報告した文書を読んだとき、涙もろいこの男は灯下で落涙してしまった。女子留学生は一昨年、黒田の決断でもって渡米させたのだが、そのうちの津田梅子にいたっては数えでわずか九歳で、黒田は滞米中の彼女らの動静…”#翔ぶが如く（ニ）

124頁＞“用をたのむときには西郷の癖で、たいてい懐から小銭を出して与えた。西郷は幕末のころもそうであったが、／「人をただで働かせてはいけない」／　とよく言い、いちいち金を与えるという、あまり同時代人にはなかった個人的習慣をもっている。”#翔ぶが如く（ニ）

#あなたの原点になった大河ドラマはなに 西郷どんよりこっちが良い この2人が征韓論で議論するシーン、圧巻でした。 #翔ぶが如く pic.x.com/hiuzaksnwz

121頁＞"官を捨てなかったことについて多くの弁護が黒田の人徳論として存在したにせよ、かれがそれに甘えて現状にとどまったということは、人間として基本的な欠落をこの人物に感じさせる。明治十七年伯爵になり、同二十年農商務大臣、同二十一年首相、同二十五年逓信大臣といった…"#翔ぶが如く（二）

＞"自由民権勢力をふくむあらゆる民間の思想群が西郷の勝利にその希望を寄せたのだが結局は官が勝ち、官が独走しうる軌道が成立したばかりであった。／　その時期に、川路が検視官に棺のふたをあけさせたのである。川路は、その配下だけでなく、医者をもともなっていた。"#翔ぶが如く（二）

120頁＞"「正之進（川路）さァ、黒田の家内（うつかた）の件、よか事（こつ）、頼んみゃげもす」／　と大久保がいったとき、川路もその肚をきめた。ともかく、死亡した黒田夫人の墓を掘らねばならない。"#翔ぶが如く（二）

118頁＞"物事を誤ることのすくなかった大久保が、その生涯においておかした最大の誤断はこのことであろう。元来、大久保を尊敬することのあつい伊藤が、さらに要求して、／「せめて内務卿（大久保）の責任において調査だけはなさるほうが至当でしょう」／　といったほどである。"#翔ぶが如く（二）

＞"当時、大久保が事実上の首相であった。／　このとき、大久保の最大の欠点が露呈した。大久保という男は西郷とは異なり、世間の評判－－世論－－というものの力をおよそ評価できないたちの人間であった。"#翔ぶが如く（二）

117頁＞"その二年後にその妻せい子を斬殺したとなれば黒田がいかに酒乱とはいえのがれようがないはずであった。事件は内密にされたが、新聞が確認困難なニュースを風刺のかたちで書いた。／　確報は出なかったが、うわさのほうがひろがり政府としても捨てておけなくなり、閣議まで…"#翔ぶが如く（二）

＞"黒田はみずから砲を操作して断崖を撃ち、あやまって砲弾は祝津村の漁村に落下し、漁夫斎藤清之助方の家屋をくだき、なかにいた清之助の長女多津与を負傷させ、ほどなく絶命するという不祥事をひきおこした。これも遺族に多額の金をやって内済した。"#翔ぶが如く（二）

116頁＞"黒田の酒中の行動は、明治九年にはよほどひどくなっていたらしい。／　この年の七月三十一日の白昼、北海道ゆきの汽船玄武丸に乗っていた黒田は、船が小樽沖にさしかかったとき、目の前の断崖を大砲で撃とうとした。"#翔ぶが如く（二）

＞"…しかしながらその死は病死ということになった。／　当時、黒田は開拓長官を兼ねて参議でもある。現役の大臣が殺人罪を犯すという例は、それ以前にもそれ以降にもない。"#翔ぶが如く（二）

＞"西南戦争がおわったあとの明治十一年の三月、泥酔してもどった黒田が、ささいなことから妻を斬り、死にいたらしめたらしいのである。おどしたというようなことではないであろう。刀が二つに折れるほどの勢いで古株に刀をふりおろす男だけに、痴呆化しているかれはまともにそれ…"#翔ぶが如く（二）

115頁＞"この男が、その妻を斬殺したのである。／　黒田は二十八歳で明治維新をむかえ、その翌年に結婚した。相手は旧旗本の娘で、嫁いだ時は十四歳であり、黒田の前身からいえば夢のようであったであろう。かれの家は薩摩藩ではわずか四石の貧家であり、…"#翔ぶが如く（二）

＞"そのくせ、素面のときには謹直で謙虚で、およそ人に対してかっとなったことなどはなく、浮浪者にいたるまでかれは底ぬけに親切であった。一定量の酒精が入ると人格が一変するという点では、かれに見るほどの典型症状はすくないにちがいない。"#翔ぶが如く（二）

114頁＞"黒田清隆はかれ自身がどう制御することもできないほどの豪酒家である。／　酔えば人格も知能もいちじるしく低下するという精神病の範囲に入るところのアルコール性痴呆症であった。"#翔ぶが如く（二）

113頁＞"「聖書によらざれば人間教育の完成なるものは望めない」／　と、クラークは新設される札幌農学校にあっては宗教による徳育が中心であるべきだと主張すると、黒田は閉口した。"#翔ぶが如く（二）

新バージョン前最後の動画です。 次の新カードで島津増えたらいいなー #英傑大戦 #翔ぶが如く youtu.be/rnWwjDjzybQ?si…

あくまで大河ドラマの1作品と仮定して話します 作風としては、 「#青天を衝け」「#翔ぶが如く」に近い印象を受けます 丁寧かつ王道を行く描写は視聴者層を最大限に想定しているなと感じる #坂の上の雲

これを機会に、#翔ぶが如く も再放送をお待ちしてます。 #坂の上の雲

平成2年（1990年）放送の大河ドラマ『翔ぶが如く』で林隆三さん(当時46歳)が演じたのは「勝海舟」 #大河ドラマ #翔ぶが如く #林隆三 pic.x.com/6bc50cpql1

🛫久々の帰郷✈️ 幕末長州藩 最初の明治維新の舞台になった ⛩️金麗社のある町 来年から旧町内の小学校が🏤 全て母校に統合されるようです 私の頃は分校含めて６校 ありました🏘️ でもこの歴史の舞台は 無くしたくない #金麗社 #秋吉台 #美祢市 #翔ぶが如く #大田絵堂の戦い pic.x.com/xz8axuoq63

#翔ぶが如く（二）司馬遼太郎 #文春文庫 205頁＞“その後、大目付などが火事の場合の配慮からしばしば瓦にあらためるように勧告したが、そのつど、その代の当主が「権現さまのお目にとまったものなれば」といってきかなかった。／　そういうことは、どうでもよい。／　この物語の時期である明治六年…”

フリマ来たぞーー #英傑大戦 #翔ぶが如く youtu.be/BlUHIKL0vQo?si…

さっき上司から、｢司馬遼太郎のめっちゃ面白い本があるからぜひ読んでみてほしい!!」って勧められて、大まかなあらすじ聞いて、それは面白そうだから買おうかな？って密林検索したら、9年前に購入履歴が…💦そういえば読んだ記憶が…💦最近記憶力が…💦#読書 #翔ぶが如く

ハリー・パークス氏とアーネスト・サトウ氏、それぞれの日本の見方とか日本の海外との付き合いの様子とか色々どう思ったのか聞いてみたくなった今です #翔ぶが如く