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「鉛筆」 小学校の休み時間 僕は鉛筆を切り分けて ミニ鉛筆を作った 使ったのは小さなナイフ ミニ色鉛筆も作った 友達が それをちょうだいと言った 僕の鉛筆はどんどん小さくなったけど みんなが喜んでくれるから 僕の心は大きくなった #詩 #記憶の齣POEM (23)

「暗算」 そろばんも電卓も駄目だった 似たような形の物が並んでいると ずれてしまう僕 それでも 暗算は出来る 似たような制服が並んでいると 心の計算をミスるから 君だけはいつも 僕の基点でいて欲しい #詩 #記憶の齣POEM (22)

「温泉」 冬にはいつも その宿に泊まった タクシーに乗っている間にも 街には鹿威しの音が響き 空気の密度が濃くなっていく 露天風呂に立ち込めた湯気は 日常を洗い流し 浴衣姿でそぞろ歩く両親の 下駄の音が 枯れない思い出 響かせている #詩 #記憶の齣POEM (21)

「空」 都会では 高いビルばかりが並んでいた 見上げると 僅かばかりの空が見えた でもね 晴れているのに薄い靄に包まれて 青くないんだ 地上のビルが反射してるのかな? だとしたら 夜の星は 地上に蠢く無数の命の反射かもしれないね #詩 #記憶の齣POEM (20)

「怪獣」 ドレスの人形じゃなくて 怪獣が欲しかった バレリーナじゃなくて 怪獣が欲しかった ピンクの首飾りじゃなくて 怪獣が欲しかった ぬいぐるみじゃ戦えない 冷たい悪口を吐き散らす連中に 絶対負けない 強い心の怪獣が欲しかった #詩 #記憶の齣POEM (19)

「皮膜」 遠回りして来た 誰にも訊けなかった この手が求めていたもの 世界は皮膜に包まれている 僕はまだ 抜け出せない 僕は知らなかった この世界ではまだ 僕は産声さえ上げていないという事 #詩 #記憶の齣POEM (18)

「天井」 赤ん坊は目を閉じている 僕はその赤ん坊を上から見てる 知らない女の人と 母が話している 人形に囲まれた部屋 心は遊離している 天井の染みと 母が巻いてたネッカチーフの柄は 今も鮮明に覚えている #詩 #記憶の齣POEM (17)

「黄色」 小学校では 何もかも黄色い色にされた レモンだったら好きだけど 黄色の傘と長靴は嫌い タンポポの花は好きだけど 黄色の帽子とカバーは嫌い 黄色く塗られるのが嫌だった 同じになるのが嫌だった だから僕は 白い綿毛になって飛ぶ #詩 #記憶の齣POEM (16)

「橋」 橋を渡ると そこは あべこべの世界だった 右にあった建物は左に 左にあった物は右に変わった いつもの通学路で 僕は迷子になった まるで鏡の世界だ もう一度橋を渡ったけど 今 僕はどっちの世界にいるのだろう? #詩 #記憶の齣POEM (15)

「落ちた三日月」 カーペットの上に 細い三日月が落ちていた 間接照明の脇にも一つ 棚の上にも一つ 窓の向こうには削られた三日月 猫は長い髭を靡かせ 部屋の隅で毛繕い 「これは 君の仕業だね?」 僕は3つの三日月を扇のように翳した #詩 #記憶の齣POEM (14)

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