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#超算数 まったくその通りで、算数教育界的な式の取り扱い方はきちんと全否定しておかないとまずいです。 「わり算の問題ならわり算を使わなければいけない」とか、「問題文にない数値を無断で使ってはいけない」に非常識なほど厳密に従おうとするとか、全部否定して行く必要がある。
個人的に最近はその「修正」については「逆でもOK」とか「一般的には逆もある」とか「どちらも正しい」等では不十分で「「式は場面を表す」とか「式には意味が」というのは間違いである」等とより根本的な部分を修正する必要があるのではないかと考え始めています。
#超算数 ここらへんは普通に批判の声をあげたい。 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 算数編 【小学校段階では,数学として抽象的で論理的に構成された内容になっていない。】 【以上のことから,小学校では教科名を「算数」とし,中学校以上の「数学」と教科名を分けている。】 pic.twitter.com/j6v93JdFIk
面積も同様である。 以下の長方形の面積は、全て掛け順は関係なくどちらの式でも正しい。 4cm × 3cm = 12cm² 3cm × 4cm = 12cm² 「面積 = 底辺 × 高さ」 の順序に拘る必要は全くない。 #超算数 pic.twitter.com/wAqjFyTyD3
返信先:@OokuboTact#超算数 数式を示してからわざわざ言葉で表現し直す例: Munn, David. _Mensuration of Lines, Surfaces and Volumes_. London & Edinburgh: W.&R. Chambers. 1873. books.google.co.uk/books?id=-zqXV… 【公式を解釈すると…】(41)と説き起こす。余弦は隣辺の斜辺に対する比みたいなものか。言葉の式とも関連か? pic.twitter.com/7fx7L6K8Yc
返信先:@OokuboTact#超算数 数式を用いない流儀もあった。 Dodds, William. _ Mensuration for Beginners: Plain and Solid_. London: Thomas Murby. <1883. books.google.co.uk/books?id=ZTYDA… 菊池が学んだイギリスはこっちが主流? pic.twitter.com/ixAffgxZEh
返信先:@genkuroki他3人#超算数 1989年の指導書(文部省)レベルで式に関しておおっぴらにした内容は、注目に値すると思っています。 今の「場面を式で表す」に繋がり、「答えを求める為に式を考える」を批判しているように感じます。 twitter.com/takusansu/stat…
#超算数 「算数の言葉」変遷 小学校指導書 算数編 平成元年(1989年) 文部省 【まず、式で表すことである。とかく、式というと答えを出すためのもの、計算を示すものとだけ考えがちであるが、式は基本的には数量の関係を簡潔に示す「算数の言葉」であり、そうした考えに立った指導が大切である。】
返信先:@OokuboTact#超算数 幾何学で数式を用いない方針の起源がどこかは不明。菊池大麓が西欧の習慣を取り入れようとしたのだと思ったが、そうでもないかも。 Fish, W. Daniel. _Fish's Arithmetic: Oral and Written, upon the Inductive Method_. vol. 2. New York: American Book. 1883. books.google.co.uk/books?id=Dwm0X… pic.twitter.com/nSpakUIYET
返信先:@OokuboTact#超算数 菊池大麓の分科主義は高木貞治にも背かれているんですね。m×m=m2が工業数学であるという偉ぶった態度は30年代の算術教育にも受け継がれるのではありますがtwitter.com/temmusu_n/stat…。
#超算数 滑徳市『数学形象の原理に立つ生活統制の算術教育』東京、三幸堂書店、1934年。dl.ndl.go.jp/pid/1128911/1/… 495ページでは6年生に面積の応用問題を指導。模範解答【 (32+38.4)m*56m/2 = 1971.2m² 】としたのを、【名数に名数を掛けることは、工業数学として、この場合のみ許してゐる。】と弁明。
返信先:@OokuboTact#超算数 一例として、ここですねdl.ndl.go.jp/pid/9543461/1/…。 【ことさらに正方形と長方形との求積の仕方を区別して考えなくともすむわけである。これをあたかも別のもののように考えるのは、数え方の指導が不十分であるからとも言えるであろうし…】(87) 184ページには児童が別のものと認識しがちと。
#超算数 村川猛彦さんが掛順に否定的な論考を批判していた takexikom.hatenadiary.jp/entry/2022/07/…。 藤谷哲、上野裕斗「小学校算数「数と計算」「数量関係」領域における乗法の立式順序に関する認識の実態」『日本学校教育学会第30回研究大会論文集』2015年。researchmap.jp/read0059145/pr…
返信先:@takusansu他3人#超算数 10年前には自分ちの子はまだ小学生になってなかったので、そのように「体系化」された算数教育を受けることになることに大変な恐怖を感じました。 旧ツイッターで教えて頂いた情報は非常に役に立ちました。何度でもありがとうと言いたいです。
返信先:@takusansu他3人#超算数 かけ算順序指導を批判するためには、 * 「場面を式に表しましょう」型の式の導入 * 「しき こたえ 」型の解答欄 * 「立式」の重視 * 計算では交換法則を自由に使ってよいと教えること などによって「体系化」された算数教育界のやり方を丸ごと全部否定する必要があります。
返信先:@OokuboTact#超算数 下手な記述だと評価することはできましょう。しかし、時代の制約もあり、現代からみれば行き届かないところがあるのは甘受せねば。下手な記述をとんでも主張に変化させた責任は、変化させた論者に問うべき。
返信先:@takusansu他3人#超算数 算数教育界的な「立式」の定義は「しき こたえ 」型の解答欄の「しき」の項目に書き込む式を作ること。 * 「場面を式に表しましょう」型の式の導入 * 「しき こたえ 」型の解答欄 * 「立式」の重視 * 計算では交換法則を自由に使ってよいと教えること は全部関係しています。
返信先:@takusansu他3人#超算数 算数教育界的な交換法則は 【乗法の計算結果を求める場合には~被乗数と乗数を逆にして計算してもよい】 のように説明され、 計算するときには自由に交換法則を使ってよい という意味になります(これも酷い)。「場面を式に表しましょう」と「計算しましょう」は別扱いだとしているわけ。
#超算数 算数教育界のスタンダードでは、【乗法の計算結果を求める場合には~被乗数と乗数を逆にして計算してもよい】は 計算するときには自由に交換法則を使ってよい という意味であるに過ぎません。問題文で示された場面を式で表現する場合を含んでいないのです。
返信先:@OokuboTact#超算数 藤沢利喜太郎の記述も、より正確・簡潔に書くことができますが(構文解析、演算子の優先順位の概念が当時なかったか未熟であることがいえそう)、括弧は計算の順序を制御することを先に述べてい、一つの数*だから*括弧や乗除を先に計算する(片桐重男)とは違います。伝言ゲームの開始点付近。
返信先:@hgn_no_otakutwitter.com/tencho2021/sta… 言われてみれば確かに。 もしかして、2桁のかけ算をやってないから、とか? だとしたらこれも #超算数
返信先:@OokuboTact#超算数 一つの数*だから*括弧や乗除を先に計算する(片桐重男)とか5×28+4×28と(5+4)×28は場面が違う(アイディア例)とはちがうので、区別が必要です。 36 - 48 ÷ ◻︎ = 12 で◻︎の数を求めるとき、まず36 - 何か = 12のように 48 ÷ ◻︎を1つのまとまりと考えるのは普通のことでしょう。 pic.twitter.com/wwSBJbKf4N
返信先:@takusansu他3人#超算数 「しき こたえ 」型解答欄の「しき」の項目に書いて正解になる式は「場面を式に表しましょう」の意味での式であり、それ以外の場所では交換法則などを使って計算しても良い、というスタイルで教えることによって、交換法則などを否定せずに済んでいると思っているわけです。
返信先:@takusansu他3人#超算数 「しき こたえ 」型の解答欄の「しき」に書くべき式は「場面を式に表しましょう」の意味での「式」であることが問題で、かけ算順序が逆ならバツになったりすることはその結果。 「しき こたえ 」型の解答欄の「しき」以外の場所では交換法則は使い放題だと教えています。
返信先:@takusansu他3人#超算数 教科書的には 1さらに5こずつの4さら分で20こ と言いながら 5×4=20 と式を書き、 場面を式に書きましょう のスタイルでかけ算の式を導入します。 そして、この意味での「式」を「しき こたえ 」型の解答欄の「しき」の項目に書き込むことを教えるわけです。 これが酷い。
#超算数 上の次のページには 【②は5×4,③は4×5の場面】 とはっきり書いてあります。 かけ算順序固定強制指導の正体は ❌交換法則の否定 ではなくて、 ⭕️5×4のような式は場面を表すという非常識な考え方の押し付け なのです。この点についても「にわか」の批判者達が酷く誤解しています。
#超算数 デタラメは非常に多いので、それらも全部否定する必要があります。 正三角形は二等辺三角形の特別な場合だと言っておく必要があるし、「0は偶数だが、2の倍数からは0を除く」と算数の教科書に書いてあるので、「0はすべての数の倍数」だと訂正しておく必要がある。 他にもいっぱいある。
個人的に最近はその「修正」については「逆でもOK」とか「一般的には逆もある」とか「どちらも正しい」等では不十分で「「式は場面を表す」とか「式には意味が」というのは間違いである」等とより根本的な部分を修正する必要があるのではないかと考え始めています。