夜を裂け　急げ少年　地平線 #川柳 #俳句 #jhaiku #jsenryu

618 　初見世はたんこぶ迄をうたがはれ #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1915　雨まで誉て戻る仲人　　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

617 　れんこんはこゝらを折れと生れ付 #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1914　鳴子引よその宝を守りつめ　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

616 　松が岡ちつとはじくが納所分 #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1913　鰐口の惣名代にお乳の人　おち　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

615 　御詠歌に預りものゝ娘あり #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1912　よそ目から案じて貰ふ懸リ舟　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

614 　猿田彦いつぱし神の気であるき #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1911　一つ穴からわび言が出る　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

613 　さいそくも質屋のするはゆるがしい #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1910　稲妻這入窓に念佛　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

612 　仕事師の飯は小言を菜にして #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1909　気の付ぬ林の煙をむら時雨　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

611 　なぎの葉を芝居の留守に掃出され #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1908　有たけの姿を作る願ほどき　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

610 　佐野の馬かんろのやうな豆を喰ひ #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1907　旅衣工夫を頼む同い年　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

609 　旅戻り子をさし上げて隣まで #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1906　大門で車一輛しかられる　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

608 　火もらひのふきふき人に突当り #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1905　宝引縄の表奉公 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

607 　すゝはきの顔を洗へば知つた人 #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

606 　見に行つてしめつぽく出る払蔵 #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1904　仲人が来れば娘は針を取 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

605 　懐中の杓子を出していたゞかせ #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1903　打れる瀧をにらむ剛力　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

604 　欠落もきようにすればをしがられ #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1902　瘭疽を病んで起請こはがる　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

603 　姑のつむじは尼になつて知れ #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1901　振袖に稲妻よけてやり過し　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

602 　品川は木綿の外は箱へ入れ #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1900　中間一人たよりない恋　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

601 　舞留を常にくゆらす草履取 #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1899　仲人を二階の上ではつて居る　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

600　地紙売り母に逢ふのも垣根ごし　 #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留

1898　遠くへ知恵を廻す餞別　 #jsenryu #川柳 #俳諧 武玉川

599　切落とし気の毒さうな乳を飲ませ　 #jsenryu #川柳 #俳諧 柳多留