#サイン 贔屓評者が高評価ゆえ当時以来の再見。伏線回収と回想という定番の副菜の扱いを変えてみるという果敢な挑戦は成功しかけていた。しかし肝心のオチの納得感の猛烈な低さが全てを台無しに。そんなシャマ監督を可愛いと愛でるか否か？次第だ。メルギブの泣きっ面は良し。もう観ないかな。 #kj映画 pic.twitter.com/Lqy8ZyYykQ

#極私的・映画なんでもベスト10 タランティーノ ①パルプ・フィクション ②レザボア・ドッグス ③ デス・プルーフ in グラインドハウス ④ジャッキー・ブラウン ⑤以下該当無し。 #kj映画

#哀しみの街かど お薬は駄目らしいが、彼らを終い迄は責め込まない撮り手の緩やかな視座が好きだ。だから秀作。ここから狼たち〜まではツルツル悩める初々しさが売りだったアルパチーノ、どの作品を境に今のようなアルギン男になってしまったのか。エレンバーキンとのあれからか。 #kj映画 pic.twitter.com/m2pt2NO75j

#十二人の怒れる男 再見。乗れず。反対派が理不尽にギャーギヤー五月蝿いから、直ぐ引いた。巨匠ルメットは本作からしっとりと伸びた人と見よう。これを過剰に褒めて若い映画ファンを逃さぬよう。なので、まあよく出来たらしい有名な凡作、と言おう。57年か。 #kj映画 pic.twitter.com/bk3ZUzvxxq

#羊たちの沈黙 何度観たか。エッジの効くシャープな構成。冒頭ガラス牢の対話の濃密さ、中盤の転調アクションの面白さ。惹かれ合い焦がれるかの二人の哀切極まる幕引き、そして不穏な余韻を醸す冷んやり蒸し暑いエンドロール。主演女優ピークの美しさが今も映る映画的悦楽。また何度も観る。 #kj映画 pic.twitter.com/LHkBj626Uw

#パージ 楽しんだ。そうはならないだろう未来、シミュレーション映画。同種だがギャーギャーただ五月蝿いバトルロワイヤルよりこっち。ビビリ演の名手イーサンホを愉しんだ。評判の本連作、全て観るか。 #kj映画 pic.twitter.com/QUzWCawkg4

#貴公子 及第点。物語始動するまでが遅い、中盤の捻りでモタつくが。貴公子なるキャラ造形は既視感あるが、まあ面白い。黒塗り車列などアウトレイジ感は心地好い。脚本を練り直して余計な要素（例えば不二子系の女）を切れていたら佳作だったろう。惜しい。 #kj映画 pic.twitter.com/c4fQStPJ2p

#食人族 DVD初見。なるほど秀作。このテーマを語るに最善の作劇。巧い、のだ。1983年、中3、渋谷、大々的にETと本作のポスターが並ぶトラウマ的記憶。今やエロとグロは街角から消え失せた。外は大人は怖くて汚いぐらいが教育上良くね？高橋ヨシキ氏推薦作。必見、と言おう。 #kj映画 pic.twitter.com/7vlt2er7fB

#Saltburn 当代第一怪演役者の丸出し善戦（バスタブ残り湯！）も消し飛ぶ、火サスな謎解きベタ過剰説明。これで一気に萎えて幕。同監督前作プロミシングヤ〜もだったと合点がいった。火サスなベタと映画的芳醇の合致への果敢なトライは応援するが、無理筋かもよ？結果、非支持。 #kj映画 pic.twitter.com/pBMopavOVF

#変な家 及第点。ホラーではない本筋を無理にホラーに仕立てて混濁した。シナリオを再々整理し3割の余分要素を削れば秀作だったろう。妹川栄の地味顔と母斉藤の派手顔の対置は成功。要所配役でも犬神八つ墓を祀る洒落っ気は買う。大入りの中学生達、大人しく観られて偉かったね。私は中3でET。 #kj映画 pic.twitter.com/PDcKsySWgv

#アメリカンジゴロ 今更DVD初見。ジャケパンキメて変に尻を上げて歩く美男Rギア。見ているこっちが気恥ずかしい。代表作か。濡れ場然り、そのナウさ故に時代を越えられなかった平均作。タクドラ脚本のPシュレイダー監督作、修行の為に観る類い。 #kj映画 pic.twitter.com/FNl9Zofnpl

#オットーという男 想定内のベタ。散漫、凡庸。新境地らしいトム・ハンクスの演技でも褒めておくかな、というレベル。非支持。 #kj映画 pic.twitter.com/XFJriLCQ8b

#何かないと一生観ない可能性がある映画 字数の限り #裁かるゝジャンヌ #大いなる幻影 #自転車泥棒 #戦艦ポチョムキン #ベンハー #風と共に去りぬ #アラビアのロレンス #人情紙風船 #天井桟敷の人々 #灰とダイヤモンド #大人は判ってくれない #カサブランカ #サウンドオブミュージック #kj映画

#パストライブス 私的年テン上位当確。最適量の物語と最効率の台詞で生れる余白を観客に委ねた。観客は映画内に静かに同席し、主役三人の心情を何とか汲まんとする心地好い緊張感。この余白の緊張感が遂に幕切れ迄途切れない。映画が撮るべき機微心情は未だあると知らされたのが何より嬉しい。 #kj映画 pic.twitter.com/IIFz3OJWuI

#パストライブス 私的年テン上位当確。最適量の物語と最効率の台詞で生れる余白を観客に委ねた。観客は映画内に静かに同席し、主役三人の心情を何とか汲まんとする心地好い緊張感。この余白の緊張感が遂に幕切れ迄途切れない。映画が撮るべき機微心情は未だあると知らされたのが何より嬉しい。 #kj映画 pic.twitter.com/kgicdhtqAD

#映画デデデデ 前章 劇場再見。私的年テン上位当確、再支持。既に雲の上に不気味な殲滅知能兵器の構築を始めたかの現実の今。遠いか近いかの差こそあれ実感出来る人類終了の予感を湛える暗雲の下で日常を只やり過ごす現実の少年少女。今のこの世を後章は肯定出来るのか？期待して待つ。必見。 #kj映画 pic.twitter.com/xPbXx8DZ1f