映画『いんちき商売』 いんちきにも程があるし、商売してたかどうかも分からないが、最高の映画だった

(今特集の上映作品)『いんちき商売』 ニューヨークへ向かう大西洋航路の客船に乗り込んだ四人の密航者。彼らはギャング同士の抗争に巻き込まれ…。マルクス兄弟のハリウッド進出作であり、全米の映画興行成績を塗り替えた傑作コメディ。※本日最終上映 pic.twitter.com/hf3bbtvCph

「いんちき商売」78分の上映時間の内1時間は豪華客船の船員と密航者の追っかけギャグで息つく間無し。ラスト20分で密航者が巻き込まれたギャングの抗争劇の顛末。チコのピアノもハーポの竪琴も幕間の小休止。舞台の構成要素を如何に映画の流れに落としこむか周到に計算しているkinenote.com/main/public/ci…

シネマヴェーラ渋谷で「いんちき商売」鑑賞。密航がすぐにバレてからのひたすら豪華客船内で追っかけっこするのが馬鹿馬鹿しくて最高。それに比べると合衆国についてからのギャングの抗争はいまいち。 原題がモンキー・ビジネスだった（ハワード・ホークスの映画と一緒）。

映画「いんちき商売」 もはや密航者っていう設定のみでストーリーとか関係なくギャグの積み重ねで映画一本成立してしまうマルクス兄弟さすが。

『いんちき商売』。マルクス4兄弟のおふざけを眺める映画。樽の中に隠れて密航するが、ばれて船内を逃げ回る。相変わらずおしゃべりで皆を煙に巻くグルーチョ。ピアノを独特の奏法で弾くチコ。ハーポは悪ふざけ担当でしっかりハープを弾く見せ場もある。ゼッポは色男で美女といい仲に。

シネマヴェーラ渋谷『いんちき商売』。 マルクスブラザースの映画は、笑いすぎて話がどうでもよくなってしまうのだが、それでいいんだよね。人形劇ギャグが最高。それになんとハーポが歌う⁇ 次回、4月17日の、19:45 からが、特集最終上映。

シネマヴェーラ米国コメディ特集「御冗談でショ」は6年前にも同館で観た映画。「いんちき商売」と「我輩はカモである」に挟まれた1932年のパラマウント製作。グルーチョが大学の学長に就任し、その大学で12年生だという息子ゼッポからアメフト部の強化を勧められたグルーチョが、有力選手がいるとい→

シネマヴェーラ米国コメディ特集「いんちき商売」はマルクス兄弟の第3作で、舞台の映画化だった前2作とは違い映画オリジナルの題材に取り組んだ最初の作品。大西洋をNYに向かう客船に密航者として乗り込み船倉の樽に隠れている4人。チーフ・パーサーが密航者の存在を船長に告げ、船長以下船員たちが→