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佐藤春夫「この三つのもの」読了。一人の女を巡り言葉にならない思いを胸に赤木(春夫)は北村(谷崎)と話を進める。時に相手の出方を探るような物言いがスリリングだ。妻八重子は不憫極まりないが北村の嫌いようは徹底的。八重子への思いを自覚しつつ友情も貫く赤木。残り二編でその後が明らかとなるか。 pic.twitter.com/wew8OkIhOt
佐藤春夫「この三つのもの」半分読了。料亭で今後の八重子のことを話し合う赤木と北村。しかし当の北村はどこか不真面目。もう赤木に妻を譲らんばかりの口ぶりだ。八重子に惚れた赤木はその分弱気で北村にどんどん押し込められる。心理戦の様相を呈した二人の昼飯場面は中々の迫力あり。 pic.twitter.com/h9WmgAEKF3
佐藤春夫の「この三つのもの」四割読了。赤木は北村に冷遇される八重子が不憫で次第に気持ちを傾けるが、八重子は娘のことを考え北村との関係に一縷の望みを繋ぐ。双方から頼りにされる赤木の複雑な心境に対し北村は大いに食べ、妻のなど意に介さず赤木に任せるそぶりさえ見せる。いかにも谷崎的。 pic.twitter.com/4Bo6b9T3QM
佐藤春夫「この三つのもの」四分の一読了。東海道辺の北村(谷崎)宅を訪れた赤木(春夫)は妻八重に会い心潤う。共に近くの大野(白秋)宅を訪れると家を空ける北村を諭すよう大野に忠告される。北村が家を空ける理由は‥。赤木も大野も共に家庭不和を抱えていた。未完作とありどこまで書いてるか気になる。 pic.twitter.com/XBQOt5JQtB
<観念>(イデア、私捨)の受容は自己の内に奇跡の生まれるスペースを開き、<原理>の実践はそのスペースを聖なるマナスで満たし、<信仰>への帰命はそのマナスを以て現実の奇跡の訪れに変える。観念、原理、信仰、この三つのものは、ミカエル、ガブリエル、ラファエルによって人に結び付けられる。