もしかして普通は 「（文学作品）みたいだね、素敵だね！」 って言われても嬉しくならないか 言われたくないですか、 「生い立ちの歌」みたいですね…とか…… 『ガドルフの百合』みたいな雰囲気があるね…とか

「ガドルフの百合(宮沢賢治)」、小学生の頃に読んだんだけど抽象的すぎて訳がわからず、今になって哲学履修してないと読めない話だったんだな、と思う

夢の中の文法がそのまま小説や詩に乗ってるような感じが私が宮沢賢治に一番感動するところ。小岩井農場、チュウリップの幻術、ガドルフの百合とか一回しか読んでないけど印象に残ってる。。調べたら全部青空文庫にある。

「ガドルフの百合」自分がカッコいいなと思ったのは例えばこんな一節です、 "美しい百合の憤り(いかり)は頂点に達し、灼熱の花弁は雪よりも厳めしく、ガドルフはその凛と張る音さえ聴いたと思いました。"

今日は柏のハックルベリーブックスさんで、宮沢賢治の読書会でした。 取り上げた作品は「ガドルフの百合」 賢治独特の言い回し、情景描写がはじめから終わりまで密度高いまま続いて行くような作品ですが、読んで考えた疑問を共有し、色々な感想を聞いて作品への理解も深まり、面白かったです😊 pic.twitter.com/ZXZ6YnYIR5