ダントン(1983年の映画ね)はやっぱりベルトラン・ブリエが監督したほうが良かったな

今更なんだけどダントン・アビーの映画の第３弾発表を知って嬉しい。割と綺麗に第２弾が終わったからあの後を描くの大変じゃん？　って思ったけど寝て起きたら何も第２弾の直後から描く必要はないんだし、やりようはいくらでもあるなとワクワクしてきた。

LRFのガブリエルもすごく良かったのに批評だと無視されるかせいぜい「LRFはダントンを妻と愛し合う男らしいヘテロとして美化してる」批判の証拠としてしか扱われないのはちょっと立腹 ガブリエルはただの「妻」じゃなくて一つの役ですけど 映画の方も出番もっと増やせよという不満はあるが笑

映画La Révolution Française (LRF) で好きなシーンの1つ: 8月10日事件でパリ市長を銃で脅迫する(フリをする)ダントンと前方彼氏面のカミーユ pic.twitter.com/JyEhsSldsI

アンジェイ・ワイダ監督の「ダントン」とかもそうか？　あれはフランス革命の、ロベスピエールとダントンを中心にした映画だけど

別に俳優としてのドパルデューは嫌いでもないから（バルスーズやカミーユ・クローデルは良かったと思うし、この映画でも見るべきところはあるとは思うし）この映画のダントンが嫌いなのは他に理由があると思うんだが

唯一良かったのが処刑をベルトコンベアのような流れ作業として写し、感傷やダントンの英雄性を一切排したところ あとドパルデューの「カミーユ」の発音が聞ける この映画のデムーランもなかなかのクソガキだが

ワイダ『ダントン』のタイトルロールが嫌いすぎて死んだときに快哉を叫んだくらいだが（どんな悪人でも他の創作物でこんな気持ちになったことはない）ネット中探しても他にそんな感想は見つからない もしかして私だけ違う映画を見た？