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法と道徳の関係については、法実証主義と自然法主義の関係を整理するだけで大事なのに、最近の米国法学界ではハンス・ケルゼンの純粋法学(法純粋主義)の再評価が盛んで、これにも触れる必要があります。ただその抽象性と難解さは異様で、存在する虚構だが人間の手を離れていないというトンデモです。
これは学部レベルの問いですが、「法と道徳(倫理)の関係」を説明するだけでも実はものすごく骨が折れるのです。ステレオタイプなテストのお答えはまぁあります(2000字位)が、きちんと答えるためには、自然法主義と法実証主義の対立とその止揚にまで至らなければ、満足いく解答にはならないのです。
2024.04 購入本 今月も本を買いました。ご査収ください。 岩波文庫 赤『魔の山 (下)』トーマス・マン 岩波文庫 青『最新世界周航記 (下)』ダンピア 岩波文庫 緑『猫町 他一七篇』萩原朔太郎 岩波文庫 白『民主主義の本質と価値 他一篇』ハンス・ケルゼン 河出文庫『宇治拾遺物語』町田康 pic.twitter.com/LvP3ta10oK
そんな「ハンス・ケルゼン」の評伝を中公新書さんから是非・・・!
1973年4月19日、法実証主義の巨人であるハンス・ケルゼンが世を去りました。山本圭『現代民主主義』の第1章「指導者と民主主義」では、彼の思想をマックス・ウェーバーやロベルト・ミヘルス、カール・シュミットなどとともに解説。蔭山宏『カール・シュミット』と併読するのもおすすめです。
1973年4月19日、法実証主義の巨人であるハンス・ケルゼンが世を去りました。山本圭『現代民主主義』の第1章「指導者と民主主義」では、彼の思想をマックス・ウェーバーやロベルト・ミヘルス、カール・シュミットなどとともに解説。蔭山宏『カール・シュミット』と併読するのもおすすめです。 pic.twitter.com/ddh9Ob2CyD
■Andrei Marmor, "The Pure Theory of Law" plato.stanford.edu/entries/lawphi… オーストリアの法学者、哲学者だったハンス・ケルゼンが、政治的イデオロギーや道徳主義、自然科学や社会科学に法を還元しようとする試みに対抗して提唱した法学
返信先:@Cannot_Kaba別に極右だろうと粛清も虐殺もするし結局のところ排他的かそうじゃないかで決めるべきって思うけどなぁ 共産主義にしたってハンス・ケルゼンみたいなのも大分あるし
ドイツ連邦共和国基本法に忠実なのがドイツ人だとするなら、日本のばあい日本国憲法(1947年製)に忠実なのが日本人だ。 日本国憲法は国民主義である。当時の流行(ハンス・ケルゼン流)で書かれてあり価値相対主義的である。これは宗教独裁国家だと睨まれていたからだ。価値多元主義の要素はない。
「国民」のアイデンティティとは何か? について、朝日新聞のインタビューを受けました。 アイデンティティとナショナリズムを混同しない、また混同への誘導を見抜く知性こそ重要と言えるでしょう。 digital.asahi.com/articles/ASS48… 4月11日 10:23までの有料記事開放です。どうぞよろしくお願いいたします!
今年の学部ゼミ。硬派に攻めてみた。 ①ハンス・ケルゼン『法と国家』(UP選書) ②カール・シュミット『政治的なものの概念』(岩波文庫) ③E.H.カー『危機の二十年』(岩波文庫) ④篠原初枝『戦争の法から平和の法へ』(東大出版会)