ただ、違う理由によって引き起こされることもあります。 この前バックウォーター現象を解説しましたが、それと同じように雨水の流れ込む先の水量が非常に多い状態だと、雨水が排水できず、溜まってしまい冠水を引き起こすこともあります。

今回お話しするのは例えば平成３０年西日本豪雨において岡山県にて発生した「バックウォーター現象」です。河川氾濫の１形態となります。 例えば支流が本流に合流するような場所で、本流側の河川の流量が多くなっている場合、支流側の水がなかなか本流に合流できなくなり、せき止められます。

返信先:@ftv_tenki当時の福島テレビの映像にあると思いますが、2019年の台風19号。 大雨の後、少し静かになったんです。それが、深夜に、阿武隈川の堤防決壊と、バックウォーター現象で安達太良川の水が越水して一気に… 何かある前に、早めの避難が大切だと学びました…。 pic.twitter.com/k6tvnC8yFQ

大河川の堤防かさ上げ等が進む一方、それに注ぐ小河川は管轄が小さな自治体に移ることも多く、 本流が水位が上がると支流の排水が困難、最悪本流の水が支流へと流れ込む「バックウォーター現象」を起こして溢れることもあり、課題となっています。 2018年の真備町水害が有名ですね。

汚いバックウォーター現象か

これから水害の時期だけど、こういう場所では太い河川の水流に細い河川の水流が押し戻されて、合流点に水がプールしていくバックウォーター現象ってのが起こる。 水害時は必ずと言っていいほど災害激甚地になるから、こういう場所が家の近くにある人は避難指示が出たら必ず避難しようね… pic.twitter.com/jCmVhi46nh