返信先:@7Hmugnちゃんとやるんだったら文学研究者の方がいいです！中公新書から出てる廣野由美子先生の『批評理論入門』がいいと思います。関心に近いところで言ったら講談社学術文庫から出てるポール・ド・マン『読むことのアレゴリー――ルソー、ニーチェ、リルケ、プルーストにおける比喩的言語』とかも。

柄谷ヲタ（元）だからポール・ド・マンが亡くなったときの愛憎こもごもの追悼文を思い出すけど、奥さんが「かれは先祖代々の無神論者で」と語るのになにか呪われたもののような趣を感じたというのが印象に残っている。そんな思想や選択に血や遺伝が関係あるわけないだろという凡庸な読者ツッコミと、

返信先:@ekodayuki多民族国家ベルギーの市民的統合を主張したポール・ド・マンがナチと言われて死後キャンセルされたことを思い浮かべました。

ポール・ド・マンの文章をここところ読んでいて、めちゃくちゃムズいのはそうなんだけど、第三者のポール・ド・マンに関する解説文より本人の文章の方がずっとわかりやすく論旨が明瞭である気がする。

先日急ぎ読了したメニングハウスに続き、刊行時にご恵投いただいていたポール・ド・マン『ロマン主義と現代批評』をようやく本格的に繙く。反省、二重化、自己超出...といった『無限の二重化』の主要争点がすでに60年代後半に論じられており、膝を打ちながら読み進める。 sairyusha.co.jp/book/b10015449…

買取成約事例(詳細版)更新しました。 books-match.com/blog/3811/ 今回は海外小説など15冊をまとめて一括査定 ⇒買取成約した事例をご紹介！ 『本当の話』ソフィ・カル 『読むことのアレゴリー』ポール・ド・マン 『パリ日記 』エルンスト・ユンガー など。新訳版が出る前に売るのがコツです。A pic.twitter.com/YTAQVc3QG8

戦後日本60年代の学生運動にはオトポール的な資金が出ていたのでしょう。柄谷行人は全共闘の副議長だった。 イェール学派のポール・ド・マンやデリダとの出会には仕掛人がいると思う。 しかし、ド・マンは親ナチス新聞 Le Soirに「現代文学におけるユダヤ人」を発表している courrier.jp/news/archives/…

ペンを片手にポール・ド・マンと金子タカシの本を読んでいたら１日が終わっていた

鶴岡真弓『渦巻/死と再生の芸術人類学——ケルトから縄文まで（仮）』 中村明『記憶に残る日本語——文豪一二四人の名言・名文』 seidosha.co.jp/book/index.php… 宮﨑裕助『読むことのエチカ——ジャック・デリダとポール・ド・マン』 seidosha.co.jp/book/index.php…

ポール・ド・マンって半分以上ルマンドなことに今気づいた

たすけてポール・ド・マン

『メモワール　ポール・ド・マンのために』 （水声社） デリダの中でも読みやすい書籍でした。 死と記憶という普遍的なテーマなので実感を持って読めます プルートというアニメの併読書とすると良いと思います。 pic.twitter.com/OzJeL4BWDB

作品は有機的統一体（生気が宿った個体)である、って発想の批判だと、ドゥルーズ+ガタリとポール・ド・マンのことも、それぞれに思い出されます。それぞれに、というのは、前者は生きるって固まり過ぎず解け過ぎずいい塩梅で流れを取り込みつつ自立してやっていくことだ、と説いて、後者はひとが地から

返信先:@gaitifuji「右翼の内的左翼性」というのもあり、ナチスに協力したことで戦後批判される作家たち、コラボラトゥールと呼ばれるだったり、ブランショやポール・ド・マンの戦前のジャーナリズムだったり、のうちにそれをどう読み取るか、がハイデガーのナチス協力が問題となるなかで起きる。

拙著新刊告知が出ました。ジャック・デリダとポール・ド・マン、「読むことの出来事」をめぐる書物です。既発表の論考をもとに、長めの書き下ろし序論、いくつかの未発表原稿を含みます。修士論文以来、25年間にわたって書き継がれた、現時点での思考集成となります。どうぞよろしくお願いします！

生きている。ジャック・デリダとポール・ド・マンのテクストに真摯に向き合いながら織りなす、わたしたちの生と切っても切り離せない、「読むこと」の省察と実践。 定価 3,960円（本体3,600円）　 発売日 2024年5月27日　 ISBN 978-4-7917-7645-0 seidosha.co.jp/book/index.php…

【5/27近刊】宮﨑裕助『読むことのエチカ──ジャック・デリダとポール・ド・マン』青土社刊 テクストという他者との遭遇 読むこと、見ること、書くこと、話すこと、聞くこと、判断すること。読み解くことの不可能性を前にしながら、わたしたちは日々テクストに向き合い、コミュニケーションをとり、

「テクストという他者との遭遇 読むこと、見ること、書くこと、話すこと、聞くこと、判断すること。読み解くことの不可能性を前にしながら、わたしたちは日々テクストに向き合い、…」 ⇒宮﨑裕助 『読むことのエチカ　-ジャック・デリダとポール・ド・マン-』 青土社 seidosha.co.jp/book/index.php…

A.K.I. のブログより抜粋。 Buchla Music Easel を手に入れてからさらに（A.K.I.PRODUCTIONSのいくつかの曲でも歌っている通り）、視えない時に一番視えて、視えてる時に視えてない、と。 　柄谷行人さんが、ポール・ド・マンから引いて、「盲目と明察」というフレ twitter.com/RINRIBBOY1/sta…

ポール・ド・マンはクライストの「マリオネット芝居について」を論じた「美的形式化」の中でニジンスキーに言及していた。「人形たちは《重力に逆らう》ものであるということ、重力などというものがあたかも存在しないかのように、ニジンスキーのように飛んだり跳ねたりできるということがいえる」