原案と大まかな全体図、どうやらバビロン捕囚時に一人で書き上げて雲隠れした人が潜んでいる、モーセという人も、キリストという人も、間を繋いだヨハネ、ヤコブとい人も確かに実在して一人一人がバイブル完成までの役割をはたしてきているのもまた事実、人の世界の面白さ、黒幕はだいたい隠れるものと

崇神天皇の考察 実在論は語りません。そもそも歴史書は勝者の物語です。文字を開発した文化系統が駆逐した口承文学の属する文化の中にこそ崇神天皇の像が現れます。 その点から考えると、崇神天皇は山神であり神への純粋な信仰を説く意味で伝道者的側面を持ち、キリスト教で言えばモーセに近い。

改めて英語で調べてみても、歴史家の意見ではモーセが実在した可能性はかなり低いと見做しているようだ。それでもなお、聖書における彼の「存在」が、歴史的に大きな影響を与えたことには変わりがないと私は考えている。

モーセは旧約聖書に登場する人物であって、それは歴史上実在したことを意味しない。