まあ石原慎太郎や三島由紀夫だって政治思想は相当にアレだけど作品は良い 李琴峰の『彼岸花が咲く島』も文學界掲載当時にとても面白く読んだ

三島由紀夫から澁澤龍彦への「あの事件」の前の葉書「そのうち皆があっという事をしますので乞御期待」 別にふざけてたんじゃないと思うけど、政治思想の他にそういう気持ちもあったと誰かに分かってほしかったような気がする。澁澤にはその後に「思想が、憲法が」と書いてほしくなかったというか

昨日見た、三島由紀夫vs東大全共闘、お互い持ってる知で闘うドキュメンタリー面白かったな、ユーモアと敬意が混じって論破がない時代というか、とにかくかっこいい…（政治思想やからかっこいいでは片付けてはいけないけど） まあ賢すぎてついていけませんでした

ちなみに丸山は日本の古典を実証的に検証して政治思想から日本と言う国を規定してる。だから三島由紀夫なんかは相手にしてない

昔、大学の授業で「三島由紀夫の政治思想に共感できないと彼の作品を深くは理解できない」って教授が言ったときから学者という職業の人を疑うようになった。 読書は想像の翼を広げるためのものだろ🪽なんで逆に作家の思想に縛られるんだよ。 誰が読んでも三島の小説は面白いじゃん。 文学は自由だろ。