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ダーウィン『人間の由来』によれば、美は「性選択」から生じました。男女とも自分がパートナーとして選ばれやすいように肉体が進化し、そのベクトルの先端に美や文化がある。文化はすべて「モテたい」という「社交的欲望」を基礎にしている(バーク『美と崇高の観念』、九鬼周造『「いき」の構造』)。
千葉雅也『センスの哲学』読んだ流れで、九鬼周造『いきの構造』読んでたんだけど、なんか 'いき' の実用例に入ったあたり(四、五)で辛気臭くなってきちゃって、気分転換で久々に澁澤龍彦『快楽主義の哲学』読み直しはじめたら「僕は圧倒的にこっち!」となった。'いき' とか柄じゃないんだな。
うわっ。色味(いろみ)が綺麗。日本の紋様。淡いグラデーションが綺麗。九鬼周造さん。「いき」の構造で、紋様に対する考察がありましたよね。なんか想起してしまった。
伸びた草履の前つぼを職人さんに詰めてもらう。過去に自分でも詰めてみたもののしっくりこず、綱渡りをするような不安定な履き心地がしんどくて仕舞い込んでいたのでした。おかげで3足増えた気分、うしし🐄 少々鬱気味のこの頃ですが、灰色の世界に赤インクを垂らしたような華やぎを感じました🌸
講談社現代新書で初めて読んだのはなぜか小学生の頃。たぶん父上が持ってた織田正吉の「ジョークとトリック」だった。これと岩波文庫の九鬼周造「『いき』の構造」、そして新潮文庫の井上ひさし「ブンとフン」。これらが自分の基礎の部分を作っ(てしまっ)た。 bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0…
【お知らせ】 九鬼周造の読書会を企画しています! 扱う本の候補としては、 ①『「いき」の構造』 ②「情緒の系図」 ③「風流に関する一考察」 あたりを現状考えています 形式としては基本オンラインで、日時等は参加者が決まり次第、話し合って適当な時間を設定するつもりです
「いき」の構造 って、九鬼周造の有名な本で「粋とは異性に対するコケティッシュである」と書いてたの未だに釈然としない。 だから、論文とかでよく『「いき」の構造』が引用されてるのを見て、これ、いいのか?と思う
イキとはなんぞや?🤔学生時代に九鬼周造「「いき」の構造」、多田道太郎&安田武「『「いき」の構造」』を読む」てのに手を出した。後年、山本夏彦のエッセイを読んで、イキってのを論考の俎上に載せちまうこと自体のヤボというのを知った。上記の問いを立てて本に解を求めること自体がすでにヤボの所業 pic.twitter.com/X1X0eMnBLp
読書備忘録「偶然性の問題」(九鬼周造)。 「いきの構造」が楽しかったし、今回のテーマも興味を惹かれましたが、自分には内容的に難易度が高かったせいか、行を進めていくうちに次々と忘れてしまいましたが、最後の解説に救われました。 pic.twitter.com/0Cp2bw0jlF
九鬼周造の『「いき」の構造』によれば「いき」の三徴表のうちの一つが「あきらめ」である。 「いき」は垢抜けていることだという。 「あっさり、すっきり、瀟酒たる心持ち」であり「運命に対する知見に基づいて執着を離脱した無関心」である。 くよくよせず、潔く運命(さだめ)を受け入れればよい。
やっぱりこういうことがあるから全集読みたくなるンよ。九鬼周造も、『いきの構造』は全くの駄法螺だとしか思えなかったが、今じゃ全集でしか読めない『近世西洋哲学史稿』読んだ時は「おお~っ」となった😅
そういえばわたしも卒論書いてるときから「わたしの先生と言ったらハイデッガー先生のことだ」といつも言っていた。やっぱりハイデッガー先生の講義録はすごいのよ。全集版でしか読めない巻が多くてもったいないと思う。國分先生のおかげで有名になった『形而上学の根本諸概念』とか。
「センスは、アンチセンスという陰影を帯びてこそ、真にセンスとなるのではないか。」この否定によってさらに肯定を強化するパラドキシカルな構造。九鬼周造の「いきの構造」も感じつつ。まあ、ファッションでもなんでも、決まりすぎるとダサいので、抜けや崩しを入れることに近いか。
【新入荷】昨日入荷いたしました千葉雅也さん『センスの哲学』(文藝春秋)、B1F文学・芸能話題書売り場の一角でも展開しております。九鬼周造『「いき」の構造』を挟んで落語、漫才、ぜひあわせてお手に取ってみてください。 pic.twitter.com/pago3TU0QD
4月に読んでいたもの 2023 野火・ハムレット日記 大岡昇平 2022 冗談 ミラン・クンデラ 2021 王の没落 イェンセン 2020 「いき」の構造 九鬼周造 pic.twitter.com/0fLJVtO7hC
今日は一日中 雨もよう そこで 予定していたスケジュールを全てキャンセルして読書に耽った 久しぶりに九鬼周造の「いきの構造」を読む サラッと読める内容ではないが難解ながらも読み応えがあって良書だと再確認した。 次は中根千枝の「タテ社会」を予定。 pic.twitter.com/UEAOei3XHe
「いき」の構造について書きました。ただし、九鬼周造ではなく、アガンベンの〈聖なるもの〉概念について批判的に検討した論文です。 佐々木雄大「「閾」の構造:アガンベンにおける両義性の概念について」『日本女子大学紀要 人間社会学部』第30号。 リンク先からDL可 id.nii.ac.jp/1133/00003181/