政治的にも経済的にも様々なものが開放され、社会の構造がどんどん変わっていく時代を背景にあえて他人への思いやりや共感に注目したのがいいなと。この映画、引退を発表した侯孝賢最後のプロデュース作品で……90年代を前にした少年が主人公の映画で幕を引くというのもなんだか感慨深いものが。

だから、スクリーンに映った見知らぬ台湾の風景を目にして自分の中に眠った郷愁を不意に呼び覚ますというのは映画ならではの無意識的体験だし、侯孝賢映画の偉大さというほかない。彼は引退しちゃったけど、映画は残っているのでぜひ見て欲しいです。

返信先:@kikumarus侯孝賢監督の引退ニュースはショックでした💦繁花、早くきてほしいです〜🙏

Amazonのサイトで不意に侯孝賢作品の商品画像が現われるたびにアルツハイマー病で引退したという侯孝賢、お元気かなぁと思ってしまう（会ったことはない）。“記憶”を作るのが映画作家の仕事だと思うので、その作家自身から“記憶の力”が奪われてしまうのは皮肉だし、あまりに哀しい。

返信先:@maayuu065831173今年の私のメインは王童です😁 侯孝賢監督の引退の報があったばかりで其方も気になりますが、今月来月と観たい作品の雪崩が起きてるので吟味しないと💦 観たい作品呟いていきましょ🎵 『繁花』は動いていると信じてますが、なる早でくるようにも🙏✨