内田魯庵が『文學者となる法』で、どんな作品にも「君ィ、⚪︎⚪︎の新作は俗だネ。あれで小説とは甚だ俗だ」と、とにかく“俗”と連呼しておけば、いっぱしの人物として格好がつく、作品を読む必要もない、と（もちろん皮肉で）書いたのは、今も通用するのかもしれないね>Rp

笑殺【しょうさつ】(スル名)(1)大いに笑わせること。また、あざわらうこと。「この一夜の歓楽が満都を羨殺し笑殺し苦殺した数日の後/四十年前(内田魯庵)」(2)笑うだけで全く問題にしないこと。一笑に付すこと。「提案は簡単に笑殺された」

=世界の戯曲から= 「人間には神から与えられた舌がござります。」 『革命婦人』 オスカー・ワイルド（内田魯庵訳）

漢字書き取りの練習 勿論《ガカン》錦袍駟馬に御して路人に倣るやうな所爲は生得嫌ひだったが、大丈夫道に志す將に天下を率ゆる木鐸たるべしといふやうな考を起して、或時は斯の如く廢頽したる名教を奮ひ起こす責任が....＜内田魯庵：社会百面相＞ ⇒　峩冠 ＊峩い「たか-い」

おはようございます☀️ お題をありがとうございます 作者名を書き忘れる大失態💦 タグにて失礼します🙇‍♂️ #朝活書写 内田魯庵 #HASE硝子工房 #TonoandLims #GlassStudioTooS 山丹花擬 #飾り原稿用紙 〇筆箋 pic.x.com/mj2WEoufsd

漢字書き取りの練習 …他の沾々たる《トウケン・ガケイ》の徒輩が冷嘲熱罵の如きは深く意に介さなかった。＜内田魯庵：くれの廿八日＞ ⇒　陶犬瓦鶏 　（外見はりっぱだが、実際には役に立たない）

返信先:@hideto328森鴎外はショートスリーパーだったので、何か参考にできないか後で調べようと思ったのではないでしょうか。 > 鴎外は睡眠時間の極めて少ない人で、五十年来の親友の賀古翁の咄(はなし)でも四時間以上寝た事はないそうだ。 『鴎外博士の追憶』（内田魯庵） aozora.gr.jp/cards/000165/f…

漢字書き取りの練習｛１級｝ 初めはメイル新聞の廣告に應じて漫遊外國人の譯官となり、不思議に其信用を得て其紹介で或る外國商館の傭となったが、《ガチュウ》を取って錙銖を爭ふは自分の長處でないから間もなく止めて了った。＜内田魯庵：社会百面相＞ ⇒　牙籌 　（そろばん）

ちなみに、科学的研究は今生えたりもする😇 むしゃのプロデュースは内田魯庵がやっていた件とかは最近きちんと出てきたし、むしろわたしが持っていた

漢字書き取りの練習 汝のやうな腰抜けには我々燕趙《ヒカ》の士の心事が解りおるまい。＜内田魯庵：社会百面相＞ ⇒　悲歌 ＊燕趙（戦国時代の燕と趙の二国。悲憤慷慨の士が多かったといわれる）

戦前、斎藤昌三がらみで戸田が出てきたら大半は戸田門時雨。門時雨は本名。東京府庁、三菱地所の土木主任を歴任。 山口昌男が『内田魯庵山脈』で趣味塚を設計しただけと書いてたけど調べると色々やっている。文を投稿していないので趣味関連の業績が評価されていない人の一人

哀傷【あいしょう】(スル名)(1)心に深く感じて物思いに沈むこと。「歓楽極まって哀傷生ず/四十年前(内田魯庵)」(2)人の死を悲しみ嘆くこと。

『アウト・オブ・民藝』が久しぶりに再入荷！5年前、本書で知った天江富弥に衝撃を受けた。その後に山口昌男『内田魯庵山脈』を手に取り、明治維新後の社会における魅力的なネットワークを知った。声高な意思表明はなくとも、読み手の好奇心を刺激し、反骨心も呼び起こす好著。bit.ly/37YKhyj pic.x.com/f41izXjDTH

鼓吹【こすい】(スル名)(1)元気づけ、励ますこと。鼓舞。「士気を鼓吹する」(2)意見や思想を盛んに唱えて、広く賛成を得ようとすること。「すこぶる放胆な自由恋愛説が官学の中から鼓吹され/四十年前(内田魯庵)」《鼓(つづみ)を打ち、笛を吹く意から》

旧套【きゅうとう】古くからの形式や慣習。ありきたりの方法。「旧套を脱する」「戯文や駄洒落の才を頼んで京伝三馬の旧套を追う/四十年前(内田魯庵)」

掻い暮れ/搔い暮れ【かいくれ】(副)（あとに打消しの語を伴って）全く。いっこう。「行先を捜した男もあるが掻い暮れ解らなかった/社会百面相(内田魯庵)」《動詞『掻き暮れる』の連用形から》

漢字書き取りの練習 何十年来シベリヤの空を睨んで悶々鬱勃した磊塊を小説に托して洩らそうとはしないで、《カジョウ・サハン》的の平凡な人情の紛糾に人生の一臠を探して描き出そうとしている。＜内田魯庵：二葉亭追録＞ ⇒　家常茶飯

漢字書き取りの練習 白痴め、賣色の淫婦に鼻毛を抜かれて《カサン》を蕩盡しても。猶だ眼が醒めきれないで癡言を吐かしおる。＜内田魯庵：社会百面相＞ ⇒　家産 ＊産（暮らしのもとで。身代）

瘠土【せきど】地味のやせた土地。やせち。「汎濫した欧化の洪水が文化的に不毛の瘠土に注いで肥饒の美田となり/四十年前(内田魯庵)」

返信先:@tsubame_suihei握ってるだけで原稿用紙にインクがボタ落ちするようでは物書きも捗らなかったんでしょう…内田魯庵から贈られたオノトは絶賛してますね

肥饒【ひじょう】(名/形動)地味が肥えて豊かなこと。また、そのさま。肥沃(ひよく)。「汎濫した欧化の洪水が文化的に不毛の瘠土に注いで肥饒の美田となり/四十年前(内田魯庵)」

いわれてみれば、激賞者として記憶されてるの内田魯庵氏だし、まだユニオンの編集達が沢山存命だと、そういうイメージになるのかもしれないです

ムさんが内田魯庵に推されてたから、本のタイトル類とかもちょっと類似があったりなんだりで、なるほど当時の読者の脳内的には師弟関係みたいに見られてたんだな……　ということ的にも、この間の書簡が周辺の史料的に貴重物だし😙

『月映』そんなに人気なかったんだな……魯庵氏がちょっと手に取ってみよ……ってなって、番号見てそんなに重ねてるのに全然自分の耳にはいらないなんて、よほど面白くないらしいってなってやめるというエピソードがあるくらいなんだから…… （内田魯庵はムさんのP様なので）

今、むしゃキネさんの新収蔵品の目玉の、文壇の先輩・内田魯庵宛のおハガキと並べて展示されてる雑誌は、こちらかな？(当然何故か持っている😊) x.com/mikemekimi/sta…

罪と罰の最初の日本語訳は内田魯庵先生のもので英訳からの重訳だったわけですが、それがちょうど明治の文学青年の間で流行っていて、島崎藤村の作品の中でも青木(透谷をモデルにしたキャラ)がラスコーリニコフの台詞を会話のなかで持ち出しています。

内田魯庵は、自警団の蛮行を擁護しようとする風潮があることや軍憲警察の非道を糾弾し、「外国人と云へば兎角に疎隔し或は軽侮して何かにつけては毛唐呼ばはりする排他的鎖国精神を愛国と心得る日本人の偏狭なる島国根性を顧みて自ら恥かしく無いだろう乎」（「太陽」1923年11月号）と書いている。

内田魯庵先生が英語版から重訳した『罪と罰』…！　北村透谷も気に入っていてネタにしていることが島崎藤村の小説でも分かる『罪と罰』……私の人生の転換期(中学三年生の頃)に突然の出会いをはたした『罪と罰』……！