『稲生物怪録』『勝五郎再生記聞』『仙境異聞』辺りが面白いから親しまれてて絵巻物がよく展示される 平田篤胤神社って代々木にもあるなぁ… 神田明神にお貸しした資料が却って来ないと嘆いてた💧

平田篤胤著　仙境異聞・勝五郎再生記聞や 上田秋成著　雨月物語を 読み直したくなる心持ちになる 雨の日 いとおかし pic.twitter.com/PLWXCmyMSq

返信先:@gishigaku『勝五郎再生記聞』からとったのですね さすが丹波先生　戸田城聖から平田篤胤まで こなす役柄の広さ

ちなみに、うちの次女は幼児期に「生まれてくる前にいた場所」の話をしてくれましてね。いわく、赤ちゃんの国があり、そこには世話係のじいさんがいて、順番がくるとじいさんが声をかけてくるのだそうで。 興味深いのが、類似した話が勝五郎再生記聞にも出てくるわけですよ。

東京日野の高幡不動尊高幡山明王院金剛寺にある「ほどくぼ小僧 小谷田勝五郎の前世 須崎藤蔵の墓」は多摩郡中野村の勝五郎が自分の前世だと語る程久保村の藤蔵を埋葬した墓。勝五郎の前世譚は平田篤胤の『勝五郎再生記聞』に記録され、小泉八雲の『仏の畠の落穂』で欧米にも知られた江戸時代の実話。 pic.twitter.com/OeFurlwnb7

「勝五郎再生記聞」の小谷田勝五郎は1815（文化12）年生まれ。「桑名日記・柏崎日記」の渡部鐐之助は1836（天保7）年生まれ。どちらも江戸時代後期の男児の記録だが、同時代人というには少々離れているか？

昔の「神隠し」なんてモノも異世界転生に含まれるかも？ 江戸時代の平田篤胤の『仙境異聞』や『勝五郎再生記聞』あたりはそういった人のことをまとめた書物ですし。

『仙境異聞・勝五郎再生記聞』いつかブックガイドで薦められてたのを読了。訳はついてないので難しめでしたが、天狗の世界を体験したと語る寅吉に細かいこと気にするタイプの大人が細かすぎる質問（例：その料理で使ってる油は何、等）を大量に畳みかける巻二が激熱でよかった。寅吉ただ者じゃないわ。