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奈良県高市郡明日香村岡にある岡寺の龍蓋池に関する伝承も、高邦らが記す岡寺の池の伝承とは異なります。宣長が訪れた時、岡寺の二王門には龍蓋寺と額にあったのだから、わずか 26 年の間に言い伝えが変わってしまったのです。吉野郡大淀町比曽にある現在の世尊寺は、岡寺と同経度の経線上にあります。
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奈良県高市郡明日香村川原にあったとされる川原寺と、同県吉野郡吉野町吉野山の如意輪寺については、私見では上述のとおり、本居宣長が訪れた安永元年には存在しなかったと考えます。一方、吉野山の世尊寺跡は、その属性および所蔵物が、吉野郡大淀町比曽にある現在の世尊寺のものであると考えます。
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奈良県吉野郡吉野町吉野山の「三郎鐘(世尊寺跡)」と、吉野郡大淀町比曽の世尊寺を結ぶ線は、奈良県高市郡高取町役場と近鉄壺阪山駅の間へ至ります。これに対し、 高市郡明日香村川原の「川原寺跡」と、吉野郡黒滝村役場を結ぶ線は、大淀町比曽の世尊寺に隣接する法輪寺を含みます。