共産党政権の中国では２回のベビーブームがあった。１回目は１９６２～７５年に年間２５６０万人の新生児が生まれ、出生率が６％を超えた。１４年間で合計３．５億人にのぼり、人口ビラミットでは大きな塊が出来ている。日本の作家堺屋太一氏の表現を借りれば、中国の「団塊の世代」という。

返信先:@Rito_Tsuribakaわくわく 司馬遼太郎さん　竜馬がゆく 少し勉強 堺屋太一さん　油断　団塊の世代

そういえば、堺屋太一の「団塊の世代」の1エピソードで、日本にコンビニの導入に奔走した商社マンが、退職金代わりにフランチャイズのコンビニ1店もらう、というビターな話があったなー(,,ﾟДﾟ)…

この本は初出が2006から2007年ですが、典型的な「生活は豊かになったが心は貧しい」系統の内容です。堺屋太一氏は経済評論家的には決して楽観的なタイプではなかったはずですが、それでも団塊の世代がアートに興味を持てる程度の経済的余裕を維持できると予想していたということなんですよね…。