ラピュタ阿佐ヶ谷にて『夜の歌謡シリーズ 命かれても』(1968)鑑賞 東高円寺UFO Clubみたいなサイケバーで半裸の男女が踊っているシーン、主演のジゴロ梅宮辰夫は無駄に浮いている。タイアップ森進一熱唱シーン誰も歌を聴いていない。ピンク映画へ歩み寄りも露骨。これぞプログラムピクチャー。 ★★☆

『夜の歌謡シリーズ 命かれても』(1968) 城野ゆき＆伊丹十三の赤坂見附→新宿淀橋長距離散歩シーンでやっと以前観ていたことに気づく(前回はたぶん寝てた)こんなに面白い映画だったとは！ 成澤脚本のおかげ？ いえいえ鷹森監督も珍しく良い仕事。あっさり700万小切手燃やす伊丹と怒り狂う梅宮に爆笑🤣 pic.twitter.com/PQmXx47XkH

個人的に日本映画マイベストテンレベルの傑作『夜の歌謡シリーズ 命かれても』(1968)を久々スクリーンで。(ラピュタ阿佐ヶ谷にて)　 成沢昌茂の脚本は、いつもどおり本音(心の声)と建て前をぺらぺらと、言葉のやり取りが心地よく、少し意識が飛んだ。 梅宮、伴淳の下世話な人間賛歌にも見えてくる傑作 pic.twitter.com/ZjTYU40ZCU

『夜の歌謡シリーズ　命かれても』キザなボンボンに伊丹十三。この68年は二本の東映戦争映画に若松孝二『金瓶梅』、恩地日出夫『昭和元禄　TOKYO196X年』など最多の6本に出演。役者に本腰を入れた年だったのか。相手役の松岡きっことは本作の次に出た『新宿の肌』でも共演。