【文学賞受賞作品を読んでみよう！】 第59回　芥川龍之介賞受賞作　 「三匹の蟹(さんびきのかに)」　 (著)大庭みな子 literary-award-db.com/bookdetail/55

川端康成 新潮日本文学アルバム１６／保昌正夫(編者),大庭みな子(その他) #ad amazon.co.jp/dp/B0CSYX22V7?…

大庭みな子『寂兮寥兮』、題名に惹かれて読み始めたものの、あまりに退屈で挫折してしまった。老子の思想に感化された作者が辿り着いたのは、ヤマなし意味なしオチなし、実感の乏しい散漫としたイメージの寄せ集めだった。

大庭みな子がエッセイで、加藤秀俊と佐藤忠男を褒めて(というか書評？)いて、少し驚く。学校教育について。

芥川賞(第59回)大庭みな子「三匹の蟹」を読んだのだ。アメリカを舞台に夫と娘のいる日本人女がアメリカ男と不倫するというだけの小説なのだ。当時(昭和40年代)はそれなりにセンセーショナルだったのか、随分と絶賛されたようだけど、今の時代にはしょうもない話でしかないのだ。

第11回（1968年度） 大庭みな子「三匹の蟹」 第12回（1969年度） 李恢成「またふたたびの道」 第18回（1975年度） 林京子「祭りの場」 第21回（1978年度） 中沢けい「海を感じる時」 第24回（1981年度） 笙野頼子「極楽」 第34回（1991年度） 多和田葉子「かかとを失くして」

なお終曲「あけがたに」の詩を書いた大庭みな子は、今回指揮を振る谷郁 @tani_chor の実の祖母でもあります。 時間を越えた共演としてもぜひお楽しみください😌 teket.jp/4479/31478 pic.twitter.com/qh7oBLOZpX

真鍋尚之: 3つの詩/死 1. Im Abendrot (J. Eichendorff)←今回新曲 2. Schlußstück (R. M. Rilke) 3. あけがたに (大庭みな子) 「死」にまつわるドイツ語と日本語の詩をテクストにした作品です。

帰り道に天牛書店天神橋店。 今日は結局ここで一番買えた。 カシワイ『ひとりの夜にあなたと話したい10のこと』 大庭みな子『幽霊達の復活祭』 田村義也装幀 岡松和夫『志賀島』 以前たにまちに著者の作品が二百円くらいでたくさん並んでた時があったが一冊も買わなかった。ちょっと後悔している。 pic.twitter.com/WndLVLtTqg

もっと分かりやすいのでいえば、もちろん「大庭」で思い当たる作家は「大庭みな子」さん。河野多恵子さんや瀬戸内寂聴さんの同世代。その関係性については、ヒジョ〜に興味深い。その大庭みな子さんは「津田梅子」という評伝を物している。ここにも「梅子」。夏には皆様、お顔を拝する。😜

当時は源氏物語以上に、枕草子（大庭みな子訳）が愛読書で、清少納言のまねばかりしていた。結局気が合うのかもしれない。

たかだか人間の構築力なるものを過信した作品よりは、深い森の奥から流れ出る水の音を聞くような｢ものがたり」に魅かれる人も多い。　(大庭みな子)

幸福な結婚というのは、いつでも離婚できる状態でありながら、離婚したくない状態である。大庭みな子さんの名言らしいけど、まじでその通りすぎる。。本来結婚ってそういうものだよな。

大庭氏が渡米する時に携える日本の本は、源氏物語と奥の細道だそうだ。特に源氏は外国で読むと、時空を超えて人間というものの普遍的な姿が書かれていて、古典というより前衛を感じるという。大庭氏の大らかで透徹した眼差しが好きだ。 『初めもなく終わりもなく』 大庭みな子 pic.twitter.com/2Pgmdkg4tm

20.大庭みな子「#三匹の蟹」 ぇえ〜それって逆にどんな？と驚きの比喩がずっと続く。 想像しながら読んでいたら難しくて読み終わるのに時間がかかった。 どの話も世界観が濃い…。 「火草」生きている生き物の生命力と肉肉しさ、鮮やかさが印象的だった。 pic.twitter.com/uKnSpqYVw9

平岩紙ちゃんの役名「大庭梅子」、脚本家がこれを考えている時、絶対目の前に大庭みな子著『津田梅子』があったと思う。 #虎に翼

「結婚と離婚と再婚が、大変簡単にできる世の中でも一人の男と、あるいは女とずっと結婚していたいと思うような夫婦が幸せなのである。」（『女の男性論』中公文庫、P9） 関連書:大庭みな子『現代語訳 枕草子』（岩波書店）↓ amzn.to/4cOC2l8

「幸福な結婚とはいつでも離婚できる状態でありながら、離婚したくない状態である。夫にすがりつく以外に生きられない女は夫を束縛してうるさがられるか、女に憐れまれるかどちらかである。妻に去られることを怖れているような男はたいていは魅力がない。」（大庭みな子『女の男性論』中公文庫、P9） pic.twitter.com/FvIyVoeLWw

越境者になっているからか、本当に大庭みな子好き😊 あとあれかな、大先輩に勧めてもらった川上未映子さんの小説も好き。なんか、人間の心理をそんなに繊細に表現してくれて、ありがとうございます川上先生！ 彼女らの文字を見ると、あまりの真実味でゾックしたりするけど、これこそ人間の現実だって。

大庭みな子が好き。 一年前、まだ大庭みな子の筆の力不足していると残念だったが、やっとのことで、ってか、自分も彼女が造形した人物に近い立場に置かれたので、いよいよ彼女が好きになってきた。 『#がらくら博物館　』の疎外者・漂泊者の物語読んでいるところ。

『kotoba』で酒井順子さんの「清少納言の随筆気質」を読み再読したくなっていた『枕草子』が光文社古典新訳文庫になりました。大庭みな子さんの現代語訳版以上にOLさんのブログみたいで面白く読めます。宮廷で愛された猫の段も有名ですね。「光る君へ」をご覧の方は背景も分かってより楽しめるはず。… pic.twitter.com/tEr1UgHfil

【note批評の座標】第23回は長濵よし野さんによる竹村和子論。英米文学者でありバトラーの紹介者・訳者として知られる竹村のフェミニズムを、大庭みな子を研究する長濵よし野さんが論じます。 「批評の座標」の連載は本日で最終回を迎えます。一年間ありがとうございました。 note.com/jimbunshoin/n/…

文春文庫の精選女性随筆集全12巻。どれも欲しい。写真は、川上弘美選の武田百合子。川上は他に石井桃子、高峰秀子、有吉佐和子、岡本かの子、石井好子、沢村貞子、須賀敦子、幸田文。小池真理子選は向田邦子、倉橋由美子、中里恒子、野上彌生子、白洲正子、宇野千代、大庭みな子、森茉莉、吉屋信子。 pic.twitter.com/FNz7XiWPeO

【気になる本】『釣りの名著50冊』世良康 honto.jp/netstore/pd-bo… 幸田露伴「幻談」、ヘミングウェイ「老人と海」、大庭みな子「魚の泪」、伊集院静「チヌの月」、夢枕獏「大江戸釣客伝」―。古今東西の釣りの名著50冊を読み解く。『月刊つり人』の連載「釣本耽読」より抜… #おうち時間を本で楽しもう pic.twitter.com/9RJ0f26a20