家永三郎といえば教科書裁判が有名で、かつて日本史の教科書検定をめぐって国と争った。私が高校３年の時、日本史の担任だった若い先生は敢えてその教科書を使い、最初の授業で教科書を広げながら国の検定によってどこが削られたかを私たち生徒に熱心に語った。ちなみに、その先生は女性だった。

返信先:@TsuzuriKinugasaおお〜！　懐かしい家永三郎。高校の日本史の教科書では国の検定をめぐって裁判までやりましたが、私の日本史の先生はあえてその教科書を使っていました。大学受験は日本史を選択しましたから、擦り切れるまで読みましたね。深紅の表紙が忘れ難い。ちなみに、その先生は女性です。こんばんは。

『季節 通巻第十二号 特集 古田古代史学の諸相』藤田友治｢古田・親鸞論と家永・教科書裁判 史料批判と論証―古田史学の方法論｣p215 ー 今、教科書においてようやく古田史学の成果が採り入れられ始めた。良心的な家永三郎氏の『高校日本史』では、邪馬壹国説、親鸞において。⇨