- すべて
- 画像・動画
並べ替え:新着順
「渋沢が明治最大の文化産業とも言うべき出版企業の雄、博文館に有形無形の援助をしていたことは意外に知られていない。主として個人的レベルにおいてのことであるが、渋沢は企業人な文化活動にかなり深入りしていた。その例が、博文館の大橋新太郎との関係である」(山口昌男『「敗者」の精神史』)
「学問の春」山口昌男を読んだ。晩年の概論的講義録。これタイトルが抽象的すぎる。山口昌男の文化人類学入門とか、比較文化研究入門とかにした方が良かったんじゃないか?内容は抜群に面白かった。個人的にはデュルケム、モース、バタイユ等の系譜を整理できたのが非常に良かった。 pic.twitter.com/qyOfSQ62Au
札幌大学で経済界1位は北洋銀行副頭取の増田仁志 政界1位は兵庫県議会(議長)の小西隆紀 スポーツ1位は澤谷夏花(大谷翔平夫人と同じユニバーシ アード銀) 芸能1位は半崎美子(作った歌を天童よしみ が紅白で歌う) 放送1位は久保田茂(札大で唯一のNHK局アナ) 学者1位は山口昌男(文化功労者)
大塚英志『殺生と戦争の民俗学』。あーおもしれー。柳田国男&千葉徳爾の民俗学がどっから来てそんでそれで何をヤろうとしてたかって話。大塚英志が筑波大の学生時代、非常勤の山口昌男に延々相撲の四股を見せられて宇宙猫状態になった思い出とか、小ネタもバッチリだぜ! amazon.co.jp/%E6%AE%BA%E7%9…
古本 本日の買取より 山口瞳 「温泉へ行こう」新潮社 「山口昌男山脈」No.2 めいけい出版 鶴崎いづみ 「私のアルバイト放浪記」観察と編集 ユリイカ 2019年6月増刊 総特集 書店の未来 pic.twitter.com/Rx3Kz52jjG
高橋康雄は旧満洲に生まれ、引き揚げ後早稲田大学に進学するまで両親の故郷である山形で育ち、卒業後は山形新聞社の記者に就き、その後再度上京し編集者として山口昌男・中井英夫・種村季弘らと親交し、山口が札幌大学の文化学部長就任の年に文化学部教授に就き、山口が学長になると学部長に就任。→
「敗者の身の処し方は勝者と異なって、自然・人間・文化に対して、もうひとつの視点を形づくっていくというところにあるはずであった。旧幕府の或る部分には、そうしたオルタナティヴを追求する動きがあった。静岡移住の旧幕臣の知的部分の層は(略)厚いものであった」(山口昌男「「敗者」の精神史」)
「静岡にいるあいだ、露八は静岡に定住した旧幕臣たちと交流している。静岡にには旧幕臣たちが大勢いた(略)明治元年、徳川家が封じられた静岡藩七十万石には、家臣である旗本、御家人たち約一万三千人とその家族が移住してきたが、かつてのおおよそ十分の一に屋台骨の小さくなった徳川家には、」→
網野善彦「古文書返却の旅 戦後史学史の一齣」(中公新書)読了。山口昌男と網野善彦は私が若い頃に、歴史研究のニューウェーブみたいな感じだったんだが、本書を読むと、網野善彦もすげぇ地味で、地道な活動する歴史家だったんだなと思う。終戦直後に学者が月島に集められたのは漁業にまつわる→
「はみ出し」の条件であるが…歴史的世界は、その意味作用の根底的秩序を確保するために「はたもの」を欠いては成り立たない…シェークスピアがフォルスタッフに認めたのもこういった論理であったはずである。 山口昌男著「祝祭的世界━ジル・ド・レの武勲詩━」『歴史・祝祭・神話』中公文庫
返信先:@lingualandjp上野千鶴子は蓮實重彦、山口昌男、柄谷行人、栗本慎一郎、中村雄二郎、浅田彰、中沢新一、吉本隆明、ミッシェル・フーコーらに距離を置かれて、ニューアカデミズムの塊の後を歩んでいた。…
上野俊哉さん本「四つのエコロジー」決定版なるものがコトニ社から今年2024年3月に出版されてたのを今知った、、。 コトニ社の“コトニ”は札幌の琴似(コトニ)から。 コトニ社は札大の山口昌男、今福龍太界隈や多木浩二の影響圏にあると思っていたので、、ガタリやテクノ愛好家上野俊哉本は驚きだなあ
3月末発売、上野俊哉先生の『[決定版]四つのエコロジー』の装丁ラフが届きました。まだラフですけれど、おおむねこのような感じになります。今回デザインしてくださったのは美柑和俊さん。生態系をイメージした墨絵に4色を塗り込んで作ってくれました。 詳しくはこちら→hanmoto.com/bd/isbn/978491…
文化人類学を学ぶ最初の最初で、師・山口昌男先生から教わったのは 「単語が似ているからと言って安易に結びつけるな」 この真意はおそらく日ユ同祖論あたりにあるんだと思うんだけど、 引用記事の場合は「明らかに繋がりがあったオランダ」があるわけで… こういうのがややこきくさせる(´・ω・`)
「オランダに「OTEMBA」というラーメン屋さんがあったので「『お転婆』からとったんだな」と思ったが『お転婆』の語源を..」togetter.com/li/2364143 をお気に入りにしました。
網野善彦「宮本常一『忘れられた日本人』を読む」(岩波現代文庫)読了。山口昌男と本著者は私が学生の頃に歴史やその理論が好きな人文学生のヒーローだった。古典であった柳田・折口とそのヒーローを繋ぐ民俗学者こそ宮本常一だ。だから宮本常一が次代を先駆けたものが判り、面白い。→
「総特集 折口信夫 生誕100年記念」(現代思想 15-4 1987年3月 臨時増刊号)。 上野千鶴子さんと小松和彦さんの対談「権力のディスコースと<外部性>の民俗学」、すごく若くてうれしくなる。初期上野先生は折口信夫を参照してた。 マレビト、異人論と、山口昌男のトリックスター、天皇制について。 pic.twitter.com/BTUV1U9W8N
『中上健次全集』の付録の文章に書いてあった、四谷かどっかのバーで三浦雅士が唐十郎の演技にダメ出しして、怒った唐が三浦を押さえつけてタコ殴りにかかり、全部に嫌気が出した山口昌男が「こんなん付き合ってられるか!!」と絶叫してその場を去ったってエピソードが大好きだ。
産休に入ったTBSの皆川玲奈さんは青学大卒。札幌大学 の元学長(山口昌男)は青学大中退です。BS11で79年の 機動戦士ガンダムをやっていますが、アムロの声の古谷 徹さんは明治学院大卒で、私は91年に札大と明学大の入 試に落ちました。
一昨日の古書市で出会った本の1冊。タイトルに惹かれて購入したんだけど、失礼ながら著者は存じ上げなかった(しかも読めない)。調べたら小苅米晛(こがりまい・けん)という1980年に急逝した演劇評論家。博覧強記で民俗学的な造詣も深かったらしい。冒頭に山口昌男氏が追悼文を載せている。 pic.twitter.com/m71dtV8NZS
【筑摩書房 近刊情報4/17発売】大塚信一/堀切和雅『岩波書店の時代から ―近代思想の終着点で』(筑摩選書) ポストモダンへの転換期の岩波書店は何を発信したか。河合隼雄・中村雄二郎・大江健三郎・山口昌男・宇沢弘文・木田元・磯崎新…その出版活動と思想的背景を当時の編集者が語りつくす。 pic.twitter.com/Ko7ZVXDMqK
もしわたしがいま大学生で、フランス語を習得しながら研究するならアフリカ思想に最初から取り組みます。日本では山口昌男以降途絶えているような関心の持ち方ですが、関係の思想としてのアフリカ系文化は今後の知の枠組を西欧の内部から変えていく予感がします。これからの世界デザインに必要な知恵。 pic.twitter.com/4zDUWcRbPB
山口昌男の『敗者の精神史(下)』(岩波現代文庫)」をパラ読み。14章(幕臣の静岡-明治初頭の知的陰影-)に甲府の中沢徳兵衛という節あり。中沢厚は山中共古の「甲斐の落葉」という民俗随筆の解説を書いてる。
網野善彦の甥が中沢新一。父親の中沢厚も学者。「山梨県には、自然石の大小の丸石を祀る道祖神や屋敷神などがたいへん多く、他県の比ではありません。(略)石信仰に興味をいだいて長年調査にたずさわってきた私にとって、山梨県の村々の丸石神というものは、当面、最大の関心事です」